G-log 日々思うこと

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漫画の1巻を読んで感想!※2018.1.1更新

随時更新中です。

0.目次(※読んだら追加していきます)

 

 

 

1. 異世界居酒屋のぶ蝉川夏哉・原作)

舞台は城壁の古都アイテーリア。

高い壁に囲まれた街は、食材に恵まれておらず、

住民たちは安酒や粗末な食事で過ごしていた。

そんな街に、一風変わった店があることが立っていた。

その名は「居酒屋のぶ」。

タイショー(大将)と店員しのぶの2人で切り盛りする店は、

住民たちの今までの価値観を一変させるような料理ばかりだった。

 

というようなお話。

 

今も流行っているか知りませんが、

巷では異世界もの」が流行っていると聞いたことがあります。

そして「飯もの」も流行っているとも。 

その二つを合わせたもので、「異世界食堂」じゃない方として

名前は見たことがありました。

 

実際の料理自体は、肉じゃが、唐揚げ、ナポリタンなど。

登場人物達は、一つ一つの料理に物凄く感銘を受けています。

それは異世界という設定があるからであって、

あまり現実世界の私にはピンとこないかな…

美味しそうではあるんですが、異世界要素要らなくね?という、

もはや本末転倒な話になってしまうので、

私は普通の「飯もの」から入った方が良さそうです。

 

 ※Kindleには無料版があるようです。(2017年11月現在)

が、なぜか私は312円払うことになってた…

 

2.宙のまにまに柏原麻実

読書を愛する少年・大八木朔(さく)は、

高校入学とともに小学校の頃に暮らしていた町へと帰ってきた。 

小学校のころは、一つ上の幼馴染、明野美星に振り回され、トラウマ化していた。

美星は、天体観測をこよなく愛し、星のことばかり考えていた。

 

朔の初登校の日、屋上からスピーカーで叫ぶ女子高生がいた。

「星は好きですかー!?」

それは高校二年生になった美星であり、朔は望まない再会を果たす。

その後、紆余曲折あって天文部に入部し、星に目覚めていく朔。

 

というようなお話。

 

天体観測天文学の勉強になる!とネットに書いてあったので、

それを期待して読んでみることにしました。

アニメ化もされているようですね。

 

少女マンガ?と思ったら違うようですね。

何というか、ノリが私のイメージする少女マンガチックなので、

なかなかそこに慣れるまでがきついかなーという印象。

 

しかし、真面目な天体観測の部分は結構良かったです。

星に関する知識やロマンを感じられました。

昔々、満天の星を見たときの気持ちを思い出しましたよ。

 

1巻にはそういった部分は後半のごく一部でしたので、

そこにたどり着くまでは正直うーん…でした。

もしかしたら2巻以降も読むかもしれません。

 

3.服を着るならこんなふうに(縞野やえ)

27歳の中小企業の営業マン・佐藤祐介。

仕事のできる男であったが、プライベートではファッションに無頓着。

一緒に暮らす大学生の妹・環(たまき)からも、

服に気を使うよう言われていたが、 いまいちピンとこない。

 

ある日、小学校の同窓会の打ち合わせのため、

久しぶりに同級生に会うと、彼らはみな年相応の大人のファッションをしていた。

自分との差に愕然とした祐介は、打ちひしがれて帰宅。

それを見た環は、祐介のファッションアドバイザーとなる。

 

というようなお話。

 

祐介=私ですね。(もう30過ぎましたが)

ファッションに無頓着で過ごしてきたため、

用語から基準からさっぱり分かりません。

 

この漫画はそんなド素人向けの本と言えます。

ユニクロのスキニージーンズ」や「コンバースの黒スニーカー」など具体的な紹介も。

ファッション素人にとっては、大変勉強になります。

絵柄も落ち着いていて読みやすいです。

今後、ストーリー展開的なのもあるかもしれませんが、

2巻以降も読んでいきたいですね。

 

4.新世界より貴志祐介・原作)

 

「黒い家」や「クリムゾンの迷宮」などのホラー小説で有名な、

貴志祐介の同名小説のコミカライズ版。

舞台は現代の文明が崩壊した後、結界に守られた茨城県神栖がモデル。

大人達は、「呪力」と呼ばれる超能力を自在に操り、

主人公の早季などの子どもらは、成長につれ呪力を覚えていく。

 

しかし呪力を上手く使えなかった子は「ネコダマシ」に殺される。

実際に友人の一人が殺されたが、早季らはその友人を忘れてしまう。

 

初めて結界の外でのキャンプに出ることになった早季たち5人。

人間の奴隷である「バケネズミ」と、人間を殺そうとする「ニセバケネズミ」。

結界の外で「ニセバケネズミ」に出会ってしまった早季らは、

殺しを楽しむバケモノ達に心から恐怖していくが…

 

というようなお話。

 

黒い家やクリムゾンの迷宮は読みましたが、

新世界より」は読んだことがありません。

いきなり呪力という現実離れした能力が出てきて、全くの異世界

得体のしれないものに追い詰められる恐怖を描き、

ひたすら暗い気分になりそうです。それはそれで、時にはいいかもしれません。

 

そして、1巻からグロあり・エロあり・レズありなので、たぶんR-15かR-18でしょうね。

 

5.よんでますよ、アザゼルさん。(久保保久) 

 

芥辺(あくたべ)探偵事務所は、一風変わった探偵事務所。

通常の探偵業務に加え、「探偵の職務の範疇」の仕事も請け負っている。

バイトで働く女子大生さくまは、初めて事務所内の「開かずの間」に入る。

そこはなんと、悪魔の召喚部屋だった。

 

芥辺は淫奔の悪魔:アザゼルや暴露の悪魔:ベルゼブブなどの悪魔を使役し、

難解な依頼を解決していた。

しかし、悪魔たちは欲望のままに行動し、セクハラ、反逆などやりたい放題。

最後には芥辺に〆られることでオチがつく。

 

というような話。

 

あらすじを書いていて難しかったのですが、完全にギャグマンガです。

実はアニメの方を先に観ていました。

アニメにはアニメの魅力がありますが、漫画は漫画で面白かったです。

ただ、アニメの方がテンポが良く分かりやすいかなという気がしました。

 

6.とろける鉄工所野村宗弘

鉄工所で5年目の溶接工として働く北さんが主人公。

ベテランの小島さんや新人の吉っちゃんら仲間とともに、

厳しくも楽しい(?)鉄工所の仕事を描いていく。

 

というようなお話。

 

いわゆる仕事マンガです。

鉄工所・溶接工のあるあるネタが満載。

作者の方も、以前鉄工所で働いていたそうですね。

それにしても、大変な仕事をされていることがよく分かります。

世の中、溶接工のおかげで成り立つ部分も大きいなあと視野が広がります。

 

7.この彼女はフィクションです渡辺静

 

高一の葉村裕里(はむらゆうり)は、文芸部のフーコ先輩に惚れていた。

しかし、女子からも人気のフーコ先輩になかなか近づくことができない。

そんな彼には人に言えない秘密があった。

それは自分の妄想の女性キャラ「ミチル」を描き続けていること。

部屋一面はミチルの絵が貼られ、仔細に亘るキャラ設定はノート99冊に及ぶ。

 

しかし、フーコ先輩への思いを募らせ、その「ミチル」の全てを捨てる決心をした裕里。

焚き上げをしようと、カバンに全てを詰めて神社へ向かう。

そこでたまたま出会ったフーコ先輩に、ミチルを見せようとするが、

カバンに入っていたのは、実体化して人間となったミチルだった。

自分の設定どおりのミチルは、裕里に好意を寄せ、人間離れした能力も設定のまま。

ミチルは勢いのまま裕里の学校、そして文学部へと入ってくる。

 

というようなお話。

 

ジャンルはラブコメですかね。妄想が現実になったらどうなるという妄想です。

キャラ設定ノートが99冊もあるので、今後もいろんな展開が描きやすそう。

(と思ったら4巻で完結のようです)

 

昔、「AIが止まらない」という赤松健の漫画がありましたが、

あれは作ったAIが実体化したラブコメでしたが、それに近いのかな。

タイトルはキャッチーな感じで覚えやすいですね。

 

8.はいからさんが通る大和和紀

 

2017年映画化作品。

時代は大正、社会に女性進出などまだ早いと思われた頃。

女学校に通う紅尾(べにお)は幼いころに母を亡くし、男手一つで育てられた。

そのせいか剣術には長けるもののガサツであり、

隣に住む歌舞伎の女形・蘭丸よりも男らしいと言われる始末。

 

ある朝、自転車から転げ落ちてしまったところ、

軍服をしたハンサムな男に助けられつつも笑われてしまう。

その男にイライラする紅尾であったが、男とは意外な形で再開する。

その男・伊集院少尉は公家の出のいわゆる大金持ちで、

先代からの約束で決められた許嫁であった。

 

蘭丸と駆け落ち未遂までしたものの、伊集院家に花嫁修業に出る紅尾。

しかし、愛情の無い伊集院との結婚を避けるため、

わざと出来の悪い許嫁を演じ、追い出されることを願う。

そんな紅尾に伊集院は、この家のしきたりを壊してほしいと伝える。

伊集院自身も、時代錯誤の公家の風習に嫌気がさしていたのだった。

 

というようなお話。

 

新装版なので少し違うのかもしれませんが、元々は1975年の作品。

絵柄も古く、馴染みのない少女マンガですが、

何となくノスタルジックで感じの良い絵だと思いました。

内容は、大正時代がテーマであるため、まだ女学校や許嫁、

公家出身などの身分制度も色濃く残る時代ですが、

それも含めて味わいのある作品のように思います。

恐らくこれから紅尾と伊集院が惹かれあっていくのでしょう。

映画版もちょっと観てみたくなりました。

 

9.妖怪アパートの幽雅な日常(香月日輪・原作)

稲葉夕士は、中学1年生にして両親を交通事故で亡くし、叔父夫婦の家に引き取られた。

叔父夫婦は夕士をきちんと育ててくれたが、実の子で従姉妹にあたる恵理子からは邪険にされていた。

そんな居心地の悪さから、家を出るために高校進学は全寮制の高校を選んで合格した。

 

しかし、寮生活を迎える直前になって、火災で寮が全焼してしまう。

それでも、意地になって家を出るため不動産屋をめぐる夕士。

しかし借りられる物件もない中、怪しい少女のススメで「前田不動産」を訪れる。

そこで破格の条件のアパートを提示され、喜ぶ夕士だった。

もちろん訳あり物件で、そこは妖怪や幽霊が当たり前に存在するアパートだった。

人間か妖怪かもわからない住民たちと過ごす、楽しくも不思議な生活が始まった。

 

というようなお話。

 

だいぶ前に、1話だけ読んだことがあった気がします。

夕士が中学卒業すぐにしてはしっかりし過ぎてますね。

内容は、コメディあり、ハートウォーミングありで、

妖怪や幽霊を取り扱ってるのでファンタジーでもあります。

今後の展開もいろいろな方向に進みそうですね。

 

10.終電ちゃん (藤本正二)

「終電ちゃん」は、中央線の終電・高尾行きを取り仕切る不思議な乗務員(?)。

終電ちゃんは酔っ払いや仕事に疲れた人々を叱咤激励しながら、

電車の円滑な運行の為に懸命に働いています。

しかし、電車の円滑な運行以上に人情に厚く、

どこか親分肌のある終電ちゃん。

終電ちゃんが子どもの頃から見守ってきたOLや、

新人の頃から見守ってきた中年サラリーマンなど、

彼女を慕う人々と終電ちゃんが織りなすハートウォーミングなお話。

 

というようなお話。

 

中央線の終電の擬人化?といえばいいのでしょうか。

乗務員と上に書きましたが、「終電の妖精」的なものでしょうか。

しかし、この作品の世界では人物として実在する存在となっています。

説明はしづらいですが、読めば何となくわかると思います。

内容的には、終電をきっかけとした人情話が多いですね。

終電ちゃんは中央線がメインですがそれだけでなく、

「山手線の終電ちゃん」や「小田急線の終電ちゃん」等も出てきており、

キャラクターも少し違っています。

鉄道マニアならもっと楽しいのでしょうね。

 

11.アルスラーン戦記荒川弘

パルス国の王都エクバターナは繁栄の最中にあった。

現国王のアンドラゴラス王は、負け知らずの戦名人でもあり、

パルス軍の騎兵隊の力は、周囲の国々からも恐れられていた。

しかし、彼の息子のアルスラーン王子はいまいちパッとせず、

人は良いがどんくさい少年であった。

 

アルスラーン王子は、14歳にして初めての戦場へ。

パルス軍の将軍たちは勝利を確信していたが、思わぬ罠にはめられてしまう。

幼い王子にも敵の刃が容赦なく襲い掛かる。

家臣のダリューンのおかげで何とか生き延びた王子は、

王都を追放されたナルサスの元へ向かうこととした。

 

というようなお話。

 

同名の小説が原作だそうです。

面白いのですが、おじさんには名前を覚えるのが大変です。

アンドラゴラスヴァフリーズキシュワード

地名も、エクバターナマルヤム、ルシタニア…

よく言えば、世界観が徹底して造りこまれているということですね。

 

1巻では、「戦国無双」的なシーンが続きます。

戦争の悲惨さは描かれていますが、命は軽々と奪われています。

それ自体が戦争の悲惨さなのかもしれませんけどね。

 

12.ゆるキャン(あfろ)

富士山のふもとのキャンプ場。

すっかり寒くなった季節に、1人でキャンプを行う少女・リン。

家に帰れなくなった同世代の少女・各務原なでしこと出会う。

リンに助けられたなでしこは、学校の野外活動サークルに入会する。

サークルの先輩の犬山あおいと大垣千明とともに、

素人ながらもアウトドアを学んでいくなでしこ。

 

というようなお話。

 

ちょいちょいアウトドア知識が入っています。

松ぼっくりが着火剤に良いとか、

焚火でお湯を沸かすと鍋が焦げるとか、

テントの種類とか。

全くアウトドアをせず、BBQとか面倒くさがる私ですが、

「1人でテント貼ってコーヒー沸かして飲む」

みたいなのには少し憧れがあります。

各務原、犬山、大垣という名前からするに、

作者は愛知とか岐阜方面の方なんですかね。

2018年アニメ化だそうです。

 

13.NEW GAME(得能正太郎

高校を卒業した主人公・涼風青葉は、ゲーム会社に就職。

まだまだ不慣れだけれど、年齢の近い先輩に囲まれて、

ゲーム作りを学んでいく。 

 

というようなお話。

 

あらすじにあまり書くことがないように、内容があるのかないのか…

名前は聞いたことがあったので少し期待していたのですが。

コマ割りが4コマ風の割には4コマでオチる漫画ではないので、

結果的には単調なだけです。いわゆる萌え漫画ですね。

32のおっさんが読むものではなかったです。

 

14.北斗の拳イチゴ味(原案:武論尊

199X年、地球は核の炎に包まれ、生物は息絶えたかにみえた…

だが意外と元気だったし、現代の日本の若者に心配される

バイタリティーに満ち溢れていた。

  

というようなお話(コミックスから抜粋)。 

 

北斗の拳」自体は、大学生の頃に全部読みました。

水戸黄門を暴力に特化したような話で、

世にはびこる悪をケンシロウが次々と倒していきます。

が、本作はそれとは関係ない、敵であるサウザーが主人公。

かつ、ギャグマンガです。

ギャグマンガで実際に笑うことはまずないのですが、

にやっとするくらいには面白かったです(かなりの誉め言葉)。

この絵で笑いを狙ってくるのは結構卑怯だと思います。

ただ、たぶん原作を知らないと面白さが別になるのでは?

 

※※以下、随時追記していきます

 

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