G-log 日々思うこと

千葉県・30代会社員。ライターに憧れて文章を書く勉強中。テンションはいつも低位安定。読書記録、旅行、その他日常など。よろしくお願いします。

【読書感想 】「生産性向上」を、どの視点から行うのか?

「MBA 生産性をあげる100の基本」グロービス著(嶋田毅 執筆)

 

「生産性向上」は昨今よく聞かれるワードですね。

今回は、本の感想というより、生産性向上について思うこと。

 

 

<目次>

 

本の概要

本の内容というよりは、構成についてですが、

  1. マインドセット
  2. 情報収集・データ分析
  3. 意思決定
  4. 伝える
  5. PDCA
  6. やり抜く
  7. 仕組み化
  8. 人に任せる
  9. アイデアとビジネス
  10. 学び続ける

の、1~10のチャプターがあり、全部で100の話題があります。

 

それぞれの概要を超!簡単にまとめると

1.マインドセット:目的意識を常に持ち、客観的・俯瞰的な視点を持て。

2.情報収集・データ分析:数字で語れ。仮説を立てろ。検証しろ。

3.意思決定:集団心理(パーキンソンの法則等)を知れ。会議は効率的に。

4.伝える:論理・情理・倫理の3つがポイント。受け手の行動を促せ。

5.PDCA:計画(Plan)は到達が明確なものを立てろ。

6.やり抜く:リーダーは目標を与えたらフォローアップしろ。相手も人間だ。

7.仕組み化:ルーチン化・テンプレ化しろ。変化を常とせよ。

8.人に任せる:先に与えて貸しを作れ。使える人は使え。

9.アイデアとビジネス:多様性を生かせ。金になるかも重要な視点。

10.学び続ける:希少性を持て。修羅場経験も自分を育てる。下手に学ぶな、下手がうつる。

 

「学び続ける」にあった、「感受性に投資せよ」というのは最近意識しています。

 なので、美術館にもちょくちょく行くのですが、今のところ効果は未知数。

www.gk-gk21.com

 

 

生産性向上というよりは仕事術

生産性をあげる100の基本とありますが、直接的に生産性をあげるテーマというよりは、

正に基本的なビジネススキルや考え方のフレームワーク、組織論、仕事術に関わる者であり、具体的な話は少なめかなあという印象があります。

まあ、具体的な業態や個別プロジェクトなどを想定していない本なので、どうしてもやや抽象的になってしまうのは仕方ないですけどね。

 

思考のパターンを持とう

生産性向上のカギとして、「仕組み化」に近い話ですが「思考のパターン」を持つことが大事だと思います。

例えば「商品を売る」という課題があったならば、つまりマーケティングの課題だから、4P(Product,Price,Place,Promotionを考える」といったことです。

他には、「企業戦略を考える=3つのC(Company,Costumer,Competiter)を考える」、「プロモーションならAISASモデルを考える」などです。

 

これらは思考のフレームワークともいいます。

このように「この手の課題には、こういう考え方が基本」というものが増えていくと、生産性向上の一助になることでしょう。

要するに「未知のモノ」をなくして、パターン化してしまえばいいということです。

 

ただ、全てのものがパターン化・フレームワーク化できるとは限りませんし、それが正解というわけでもありません。

あくまでパターン化・フレームワーク化は、基本でしかありませんので、応用も必要になります。

これに頼り過ぎてしまうと、大事なことを見落とすことにもつながります。

マーケティングで4P以外の視点が必要になることは当然あります。

基本的な思考方法としてパターンはいくつも持っておいて、複数の中から最適解を見つけることが、正しくて生産性の高い課題解決につながるでしょう。

 

「生産性向上」をどの視点から行うか?

生産性向上=効率化のような捉え方をしていましたが、改めて考え直してみました。

生産性向上に取り組むと一口に言っても、いくつか種類があります。

 

例えば、こんなこと。

  • 同じ時間で、より多くの量をこなすのか?(時間当たりの作業量)
  • 同じ時間で、より質の高い仕事を行うのか?(時間当たりの仕事の質)
  • 同じ作業で、より利益を稼げる仕組みにするのか?(作業量当たりの利益向上)
  • 同じ作業量で、かかる時間を減らすのか?(作業当たりの時間削減)
  • 同じ作業量で、かかる人手を減らすのか?(作業当たりの人件費削減)

どれか一つということもないでしょうし、組み合わせの場合がほとんどでしょう。

特に「質を高める」という視点は、「効率化に主眼を置いた生産性向上」では出てこない視点の可能性があると考えます。

 

組織において、どのタイプの生産性向上に取り組むのか、きちんと考えて方針を考えることが重要でしょう。

これは個人単位の作業や日常生活にも言えることですね。

自分の生活の無駄や非効率を改善するにも、時間を減らす・質を高める・お金をかけない・お金をかけて時間を減らす等々、様々な視点が考えられます。

 

「生産性のための無駄」というのもあるとは思いますが、単なる言葉遊びになりそうなので割愛します。

一見無駄なことにみえても、心のゆとりや豊かさのためには必要なことってありますよね。

怠惰な生活を送っている私としては、生活の生産性向上を少しくらい目指そうかなー。