日光東照宮に行ってきました。
紅葉シーズンであると同時に、平成の大改修も一段落。
修復された「三猿」の顔の是非が話題になりましたね。
紅葉も修復も、今しか見られない景色です。
世界遺産
「日光の社寺」となっています。
これは「日光東照宮」、「輪王寺」、「日光二荒山神社」の3つで、
それぞれが隣り合ったところに隣接しています。
これらは「勝道上人」が767年頃に開山した際に創建されたものであり、
今年(2017年)は開山から1250年の記念の年だそうです。
ものすごい人の量…
千葉方面から始発で頑張ると、午前8時に東武日光駅に到着します。
しかも金額も2,000円程度で思ったよりリーズナブルでした。
電車は空いていたのですが、駅前から徐々に人が増えてきました。
駅前にバス停があり「世界遺産めぐりバス」で日光東照宮に行くことができます。
しかし、道路もかなり混んで渋滞状態でした。
東照宮までは2kmほどの距離なので、歩いた方が早く行けます。
街中もところどころ江戸っぽい
日光東照宮までは、ほとんど道に迷うことはありません。
バスロータリーを出てすぐ右折すれば、あとは道なりです。
歩道も整備されていて、山々も見渡せます。
やはり「湯葉料理屋」や「和菓子屋」が多い印象でした。
市役所も江戸風。
ファミリーマートも和風になっていました。
神橋
紅葉スポットとして有名(らしい)神橋。
日光東照宮のある二社一寺のふもとに位置します。
が、個人的には「はりまや橋(高知県)」くらいのがっかりブリッジでした。
まず、橋として機能していない点がその一つ。
写真の左側から右側へ渡ることができるのですが、
右側の陸地へは封鎖されて通ることができません。
もう一つの理由が、この橋を渡るだけで300円取られること。
というわけで、横から眺めるだけでスルーしました。
ちなみに神橋にまつわるストーリーですが、
勝道上人が、日光山に昇る際に川を渡れず困っていたところを、
神がヘビを2匹遣わし、橋となったという伝説の場所だそうです。
修復中の輪王寺
さて、神橋の脇の普通の橋を渡るとすぐに「日光の社寺」に当たります。
最初は輪王寺へ!と思ったのですが、大修理中でした。
しかし、今現在でしか見られない景色がそこにありました。
輪王寺のメインは「三仏堂」です。
その名の通り、「千手観音」、「阿弥陀如来」、「馬頭観音」の三仏が祭られています。
写真撮影禁止なので説明が難しいのですが、三仏はかなり大きいです。
それぞれ細かい装飾も丁寧に造りこまれており、
金色に輝く見た目も含めて見ごたえがあります。
修理現場の見学も
一部ではありますが、修理作業の見学をすることができます。
2階部分および7階部分から修理現場を見ることができます。
屋根にかなり近い部分から見ることができるため、
職人さんによって銅板が貼られる様子まで確認できます。
また、7階部分の「天空回廊」からは、境内を一望できます。
いくら調べても、いつまで修理がかかるのか書いてありませんが、
修理風景と天空回廊があるのは限定的ですので、行くなら今のうちに。
なお、徒歩5分ほど離れた場所にある「輪王寺大猷院(たいゆういん)」は、
江戸幕府3代将軍「家光」公のお墓があります(非公開)。
こちらは合計315基ある灯篭も有名であり、
それぞれが全国の大名から奉納されたそうです。
なお、「初代家康を超えてはいけない」との遺言を守り、
日光東照宮に比べるとだいぶ地味な造りとなっています。
(「その2」に続く)