カッパについて考えたことはありますか。私はないです。
カッパと言えば、緑色、頭に皿、きゅうりが好きなど、
何となくのイメージはあると思います。
CMでも(最近見ませんが)黄桜などありますね。
千葉県銚子市に「大内かっぱハウス」という施設があります。
今回そこに潜入してきましたので、少しだけ紹介です。
少しなのは、少ししかわからなかったからです。
大内かっぱハウスについて
「大内かっぱハウス」
住所:千葉県銚子市中央町6-25(JR銚子駅から徒歩10~15分くらい)
営業日:原則、毎週土日10~17時
入館料は無料でした。
利根川と太平洋が交わる、漁港を目の前に臨む場所に立っています。
「大内」は人名で、銚子市に住むカッパ大好きな方です。
つまり、この「大内かっぱハウス」は、大内氏のコレクションの展示場です。
カッパについて
言わずと知れた、日本の妖怪ですね。
先日行った「国立歴史民俗博物館」でも展示がありましたが、
古来から、また全国各地で様々な伝承があるようです。
カメのようでもあり、サルのようでもある。
子どもを川に引きずり込んだり、おぼれた人を助けたり。
「河童の川流れ」や「屁のカッパ」という諺も。
同じ未確認生物でも、ツチノコよりもかなり根付いた存在ですね。
かっぱハウスの中は
かっぱハウスには、カッパグッズが約4,000点飾られているそうです。
フィギュア、木彫り、掛け軸、ガラス…様々な種類のカッパたちが、所狭しと並んでいます。なお、一部は外にも並んでいます。
怖くて募金できませんでした。
山口敏太郎の妖怪博物館も
オカルト研究家の山口敏太郎氏のコレクション「妖怪博物館」も併設。
カッパも妖怪ですが、こちらはもう少しジャンルが広くなっています。
山口敏太郎氏は、その道では有名な方だそうですね。
銚子市にはけっこう関連が深く、去年と今年、UFOを呼ぶイベントを開催。
イベント公式によれば、UFOは来たそうです。
市役所の方に聞いたところ、公式見解は避けたいとのことでした。
観光ついでに
建物の大きさは、普通の一軒家と大して変わらないので、
さっと見るだけであれば、3階建てとはいえ短時間で終わってしまいます。
私自身、正直なところカッパに思い入れはありませんので、
ここだけを目的に銚子に行く人はよっぽどのマニアかなと思います。
ただ、利根川と海の交じり合う、変わった風景が目の前にありますし、
漁港がすぐ近くですので、食事処もあります。
個人的には漁協直営の店「万祝(まいわい)」がコスパが最高です。
刺身系も美味しいですが、フライも美味しかったです。
こうした食事や観光とセットに、カッパ見学もありかなと思いました。