先日、京都の瑠璃光院に行ってきました。
実はあまり知らなくって、比叡山延暦寺から下山したらたまたま見つけただけ。
ポスターを見ると、「そうだ、京都行こう。」にも使われた場所だそうで。
というわけで、瑠璃光院のご紹介です。
これはポスターです。
瑠璃光院とは
瑠璃光院とは、京都の八瀬(やせ)、比叡山のふもとにある書院です。
「八瀬」は西暦672年の壬申の乱が起きた際、
天武天皇が背中の傷を癒やした場所ともいわれ、
平安時代から保養地として大事にされてきた場所です。
1万2千坪の広大な寺域に立つ数寄屋造りの書院で、
自然借景の庭園からは季節の移り変わりが楽しめるそうです。
(一部、パンフレットから引用)
【公式HP】
例年、春~初夏と秋~初冬にかけて特別拝観をしているそうです。
瑠璃光院の行き方
営業時間:10時~17時(変更もあるようです)
特別拝観:2017年10月1日~12月10日
■電車:比叡山のふもと、叡山鉄道「八瀬比叡山口」から徒歩数分。
■バス:京都駅から八瀬駅前まで出ているそうです。
京都駅からで考えると、いずれも1時間くらいです。
私は比叡山延暦寺からケーブルカーで下山したらたまたま瑠璃光院に出会いました。
ちなみに入場料は2000円とお高めです。
が、それでも平日の午前中にも関わらず、大勢の人が並んでいました。
瑠璃光院自体の見学は小一時間もいれば十分だと思いますので、
意外と早く順番は回ってきます。
風情ある建物と紅葉
ちょうど紅葉が始まったころ(11月13日に訪問)だったので、
もみじを中心に赤くなり始めながらも、緑を残している状態でした。
建物も詳しくはありませんが、数寄屋造りの風情ある感じ。
紅葉以外にも、コケがけっこう綺麗に生えていました。
これはかなり接写したものです。
入り口の様子。ここは普通のお宅っぽい。
有名な2階の書院
一番有名でCMにも使われたのが2階の書院です。
私のiPhone7では限界がありますが、素敵な写真です。
ここはテーブルに葉っぱの色が反射して見えるため、
かなり色が強調された景色が見られます。
私が行ったのは紅葉にはまだ少し早かったのですが、
右を見れば緑、柱を挟んで左を見れば紅葉(少しだけど)という、
紅葉ピーク時とはまた違った楽しみができたと思います。
このテーブルの磨き具合には命かけてるでしょうね。
余談ですが、かなりの人が写真を撮っているため混雑しています。
嫌な言い方をすると、モデル気取りで撮っている人もいて、かなり邪魔でした。
お互い様の部分はありますが、周りに気を配ることが重要です。
もっと言えば、写真を撮るのもいいけど肉眼でもちゃんと観ましょうね。
窓から見える京都の山々(滋賀かも)も紅葉がきれい。
それに快晴で、空の青さも素晴らしかった!
美術館もあり
同じ敷地内に、ルイ・イカール美術館もあります。
ルイ・イカールはフランスの画家で、パリ市と京都市が姉妹都市を締結して50周年を記念して、2011年に誕生したそうです。
これは瑠璃光院の拝観料に含まれているので、せっかくなので寄りましょう。
大きさは普通の戸建てクラスですので、そんなに時間はかかりません。
こういう絵のジャンルを何というか分かりませんが、躍動的な女性が多いです。
元々、ルイ・イカールはパリジェンヌを描き続けた画家だそうです。
ムーディーな雰囲気がただよいます。
というわけで、瑠璃光院(&ルイ・イカール美術館)の簡単なご紹介です。
紅葉具合はTwitterやInstagramなどで調べるときっと分かるでしょう。
ですが、先ほども書いたように、やはり生で見るのが一番です。
季節限定の拝観、ぜひ楽しんでみてください。