どうも、週に1回くらいのJR千葉駅ユーザーのGOです。
千葉駅から(5分くらいかかるけど)直結で行けるそごう千葉店。
そのそごう千葉店JUNNUが今年秋にリニューアルしました。
最近は「モノ消費からコト消費」とよく言われますが、
想像以上にコト消費、体験型にシフトしていました。
11月25日にまだ未オープンだった部分も開店し、
ついに完全体になったJUNNUに行ってきたので、その体験談とご紹介です。
1.「Maker's Base」ものづくりの場所
金工や陶芸、デジタル加工などができる工房的な施設。
会員でなくても利用できる、ものづくり体験のワークショップなども開催しています。
店内にはクリエイターの作品も数多く売られています。
気になったのは、アクセサリーやカードケースのオーダーメイドができること。
自分で画像データを送って、作品が作れる。
つまり、自分のオリジナルグッズを作ってくれるようです。
私がアイコンにしている、私のオリジナルキャラクターのグッズとか作ってみたいですね。
2.「cotocoto」コワーキングスペース
百貨店内のコワーキングスペースは全国初だそうですね。
隣近所は女性向けファッション店などもあるので、
店員の声などの雑音も聞こえますが、完全に静かな状態よりは集中できるかも。
コワーキングスペースでやるような「仕事」はあまりないのですが、
こちらもワークショップ等が開催されていて、いつか参加してみたいですね。
3.「16の小さな専門書店」
16種の鳥の名前が付けられたジャンルごとに、選書された本が並ぶ書店。
神楽坂の「かもめブックス」をプロデュースした柳下さんという方が企画したそうです。
「百貨店の本屋」としては、また広いフロアスペースの割には、
かなり品ぞろえは少ないですが、その分、店づくりにこだわりを感じます。
店頭ディスプレイで見て面白いなあと思ったのは、
「あなたの悩みに効く小説」という売り方。
「月曜の朝が憂鬱なとき」や「恋わずらいのとき」、「無職のとき」などなど。
Amazonなどが台頭する今、本との出会いが本屋の最も優れた機能だと思いますので、
こうした売り方にも注目したいです。
16の小さな専門書店のご紹介|EVENT|JUNNU | ジュンヌ | そごう千葉店
4.「駒鳥座シアター」
上の書店の一部、という扱いのようです。
47席と座席は少なく、土日、しかも一部の時間しかやっていないようです。
一度入ってみましたが、少し周りの雑音が聞こえて気になるかな…
まあ1000円で映画1本が観られると思えば安いかもしれません。
なお、本屋さんのカウンターで映画のチケットも買えます。
チケットを買うと、同じく本屋内のカフェで100円引きで飲めます。
キウイ甘酒はなかなか美味しかったです。
5.これが体験型
これ以外にも、卓球レッスン、レゴレッスン、お菓子作り…など、
多くの体験型施設が入っています。
(もちろん、普通の飲食店やファッション系もありますが)
百貨店業界も厳しい中、けっこう攻めているなあと思いますし、
従来の百貨店イメージを壊す「体験型施設」に舵を切ったそごうの本気度も伺えます。
やはり体や手を動かす、五感を刺激するなどを通じて楽しませることが、
体験型施設・コト消費の本質だと思いますので、これからの進化にも期待したいです。