2018年ですね。
年末年始の暴飲暴食の前から、原因不明の胃痛に苦しんでいたため、
正月らしいことがあまりできませんでした。
元々、酒は飲まないのですが、お節料理もまともに食べられず…
そういう事情もあり、正月らしいこととして、
銀座にて歌舞伎を観に行くことにしました。
行くまでは値段も高くて入りづらそうと思っていましたが、
意外と安くて気軽に観ることができます。
初心者と言いつつ、私も観に行くのは3回目です。
そこで、少し分かりにくい歌舞伎を観る方法と感想をご紹介です。
歌舞伎座の場所
銀座4丁目の交差点を東方向に曲がると徒歩数分。
駅は東銀座駅(都営地下鉄浅草線or東京メトロ日比谷線)が直結しています。
有楽町から歩いても10分前後で行くことができます。
歌舞伎を観るまでの方法
歌舞伎は大きく、「昼の部」と「夜の部」に分かれています。
昼の部は11時~、夜の部は16時30分~です。
部の中には、「幕」=話の数の単位が4幕ずつ設けられています。
部を通じて観ることも、1幕だけ観ることも可能です。
1幕だけ観る席=「一幕見席」と言います。
1幕だけなら1000円前後です。これなら気軽に入れますね。
丸ごと観ると4千円くらい、指定席・一階席などは万単位かかります。
また、部を丸ごと観ようと思うと、11時~15時30分頃までかかります。
時間的な意味でも、さくっと観られるのはいいですね。
諸注意的なもの
1.並ぶのは早めに
11時からの幕を観に行くには、早めの行動が肝心です。
チケットの販売は10時30分頃始まりますが、
10時くらいから何十人か並び始めます。
一幕見席は指定席ではないので、座席が埋まると立ち見になります。
概ね80~90席くらいでしょうか。それ以上になると立ち見になるので、
ゆっくり座って観たい方は、早めに行って並びましょう。
2.音声解説は欲しいところ
初めて行った時、私は音声ガイドも下調べもせずに行きました。
そして、何言ってるか、どんな話かかなりさっぱりでした。
義太夫節が聞き取りづらく、かつ言葉も古語があるので、ついていけないことも。
「たきぐちぃぃぃはわぁぁがかたぁぁきなりぃぃぃ」的な。
(滝口は私の敵です、実際にこんなセリフはなかったけど)
2回目・3回目は音声ガイドをレンタルしたところ、
ストーリーがようやくわかってきました。
値段は500円(+保証金として1000円)。
昼の部・夜の部で共通なので、一幕より複数観れば観るほどお得ですね。
ランチとのセットなどもあるようです。
幕が始まる前にも、簡単な解説などをしてくれているので、
ずっと聞いておくのもありだと思います。
ちなみに音声ガイドは観覧席(4階)の直前で借りられます。
チケット売り場(1階)ではないので、後でゆっくり借りましょう。
3.ちょい見づらい
一幕見席は4階のため、舞台から距離があります。
また舞台の手前には「花道」と呼ばれるルートがあり、
4階からはそこがあまり見えないこともあります。
花道は舞台に向かって左側にあるので(写真の左側、木目の部分)、
座る場合は、舞台に向かって右側がいいかもしれません。
中村屋!
舞台は意外と笑い要素などもあり、観客の笑い声もあります。
役者の方も「中村勘九郎みたいには上手くいかねえなあ」とかメタ発言も。
コメディ的な動きも時々あります。
そして、観客のから「〇〇屋!」という掛け声が時々かかります。
これがいまだにタイミングがよく分かりません。
例えば、初登場シーンに「よっ!〇〇屋!」とかは分かりますし、
決め台詞・決めポーズの後なら分かるのですが、
「そんなに今のシーン大事?」というところでも声が飛びます。
あのルールは何なんでしょうね。
お土産は地下2階にて
お土産は地下2階にお土産コーナーがあります。
一度はどうぞ
歌舞伎と言えば日本文化を代表する伝統芸能の一つ。
とされています。
なかなか面白さが分かりにくいですが、何度か通えば分かるのでは?と思い、
また行ってみようと考えています。
ガイド込み・一幕なら1500円程度で観られますので、
まだ行ったことのない方は行ってみてはいかがでしょうか。