G-log 日々思うこと

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【読書感想】コーヒーが冷めないうちに と喫茶店について思うこと

『コーヒーが冷めないうちに』 田口俊和 著

 

どうも。コーヒーの味の違いが分からないGOです。

正直に言えば、本書については「売れてるんだなあ」程度でそんなに興味はありませんでした。

 

しかし、いつも私の所に本を借りに来る友人から、

「娘が『コーヒーが冷めないうちに』を読みたがっている。お前の家にはないのか?」と言うので、リクエストに応えてやろうと買ってみました。

(お前が買えばいいだろうとは、もちろん思いましたけどね)

 

 

以下、ネタバレを含みます。

そして、ややがっかりでしたので、本書が好きな方は読まないでください。

 

あらすじ~時間移動できる喫茶店

喫茶店フニクリフニクラ。

ここには、時間の移動ができる席が1つだけ存在していた。

しかし、時間を移動するにはルールが多い。

一つ、移動先で何が起こっても、現実は変わらない。

一つ、座っている席から決して立ちあがることはできない。

一つ、喫茶店に来たことのある人物としか会うことはできない。

等々。

最後に一つ、「コーヒーが冷めないうちに」、移動先でコーヒーを飲み干さねばならないルールも存在する。

 

恋人と会いたい、夫と会いたい、妹に会いたい…

様々な理由で時間を移動する登場人物の女性たち。

彼女らは、移動先の限られた時間の中で、何を得たのだろうか。

 

うーん…面白いのか?

普段、こうして読書感想文を書く時は、他の人の感想・レビューは見ていません。

聞こえてきてしまうことはありますが、ちょっとしたこだわりポイント。

 

が、今回は「これって私だけなのか?」と思ってAmazonレビューを見てきました。

高評価をつけてらっしゃる方もいるのですが、ざっと読んで同じ感想の方が多くて安心しました。

その感想とは…「浅い」というもの。

 

最後までほぼ一気に読みましたが、私もこの一言に尽きました。

人物設定も何となく取って付けたような感じでリアリティがなく、

ストーリーも特に奇をてらったものではありませんが、感動の押し付け感はある。

平易な文章・単語で読みやすい反面、情景描写が分かりづらい場面も。

 

中学生くらいであまり本を読みなれていなければ、ちょうどいいかなと思いました。

私に催促した人の子供も、ちょうど中学生ですし。

 

設定の疑問

「何があっても現実には影響しません」という本書のキーとなるルール設定。

が、第二章で過去に会った人から手紙を受け取り、現実に持ち帰っている。

その辺りで、もはや「それっぽく感動させてやろう感」が見えてきた気がして、

さらに読む気が失せてしまいました。

(せっかく買ったので読みましたけどね)

細かい設定にこだわると、何かと面白くなくなるものは多いのですが、

あまり面白く感じなかったせいで、粗探しになっているかもしれません。

 

行きつけの喫茶店が欲しい

行きつけの喫茶店が欲しいと考えています。

できれば早朝からやっている店がいいのですが、近所ではせいぜい7時30分OPENくらい。残念。

 

あと1時間、オープンが早い所があれば、出社前や休日の朝に行くんですが…

24時間営業のマックもあるけど、あそこの早朝はくつろぐ雰囲気でもないですしね。

 

理想としては…

  • 席が6割くらい埋まっているくらいの混雑(空き過ぎても混み過ぎても×)。
  • うるさい学生らやおばちゃん複数がいない。
  • BGMはなくても良し。
  • コーヒー一杯がワンコイン以下。
  • もしくは名古屋的なモーニングセット。
  • コーヒーは特に美味くなくてもよい(よく分からんので)。 

せいぜい30分くらいしか長居しないので、こんな条件のお店を探しています。

近くにできないかなあ。

 

そういえば、本書の中で喫茶店フニクリフニクラは、

「コーヒーにこだわりのある店」のようです。

その割に禁煙ではないというのは、どうなんでしょう。

狭い喫茶店で喫煙可のところは、個人的には二度と行くことはないでしょうね。

 

 

 

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