G-log 日々思うこと

GOです。雑記ブログなので、散らかしています。日々思うことをつらつらと。ひとり旅もする。千葉県民・会社員・30代前半です。仲良くしてね。

ダイバーシティが単なるカテゴライズに終わりそう

昨日がポケモンGOについて、でしたので今日は真面目に

国会では「働き方改革」が話題になっていますね。

あるいは「ダイバーシティ経営」も近年注目されています。

この2つについてですが、国会審議でも話題の様に、

目的を見誤ると本末転倒になりかねない、危険もはらんでいると思います。

そんなこんなについて思うこと。

 

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今のダイバーシティ=単なるカテゴリー化

私も一応、それなりの規模の企業に勤めていますが、

ここ数年でいきなりダイバーシティ推進部署ができるなど、

推進しようという意志は見られ、それ自体は賛同するところ大です。

 

が、根本にある考え方に恐らく「やっときゃいいんだろ」感がありありです

結局は以下の2つの質問でカテゴリー化しているだけです。

1.あなたは男性ですか、女性ですか?

2.女性の方へ質問です。子どもが小さい、または生まれそうですか?

1の質問で男性だったら、何の配慮もしていません。

2の質問で、出産・育児が絡むと本人の意思以上に腫れ物を触る如く大事にされます。

 

「出産・育児中の女性」のみを対象に、産休・育休を中心とした支援策を取るだけで、ダイバーシティと言い張っています。

強いて言えば、これに年齢要件くらいは加わるかもしれませんが、

単なる書類上の属性だけで判断してその人の働き方・取扱いを決めています。

年齢要件を加えたとしても社員を3~5くらいのカテゴリーに分けたくらいで、

果たしてこれがダイバーシティ=多様性と言えるのでしょうか?

 

 

サイボウズの考え方

働き方改革の先駆けといえば、サイボウズ株式会社ではないでしょうか。

先日も青野社長が夫婦別姓の是非を問うたことでニュースにもなりました。

非常に革新的な企業だと思います。

サイボウズの方の講演を聞いたことがあるのですが、

「女性活躍など言ったことがない」というのに非常に賛同します。

 さらに「100人いれば100通りの働き方」とも主張していますが、

これこそが正にダイバーシティ経営の本質だと思います。

 

性別・年齢・国籍・家族構成等ももちろん考慮すべき重要な点ですが、

その人の考え方、ライフスタイル、性格、将来設計などの書類上だけでは分からない部分も考慮できて、初めてダイバーシティ経営と言えるでしょうね。

 

管理職の不在

ダイバーシティ経営ができない理由は何でしょうか。

多くの現場で管理職=プレイングマネージャーとなっていることが、その原因の一つでしょう。

管理職が管理能力(時間がないのも含め)を持たないため、画一的に社員を扱った方が圧倒的に楽だからです。

とはいえ、これだけダイバーシティだ、働き方改革だと言われると、何もしないわけにもいきません。

そこで(語弊のある言い方かもしれませんが)一番「目立つ」出産・育児中の女性にはある程度対応することで、対外的にも社内的にも「やってます感」を出すことにしているのが現状でしょう。

 

働き方改革

働き方改革はそもそも何のためか?というと、ワークライフバランスを取ること(≒長時間労働是正)にあると思います。

(もちろん、生産性を上げて競争力を高めるといったこともありますが)

結局は生産性が上がれば「同じ労力でこれまで以上に稼げる」=「同じ稼ぎならこれまで未満の労力で済む」ということですからね。

それを単なるコスト削減(残業代も含む)くらいにしか思っていない経営者が多い気がします。

 

働き方改革の一つの目玉である裁量労働制を現状で拡大解釈していくと、「人件費定額制」になるだけ。

仕事の量・効率は変えないままで、残業代すら出なくなることが容易に想像されます。

裁量労働制を推進したいのであれば、「裁量の有無」を明確に判断する基準を出し、

実質的に裁量が無いのに過剰に業務分担する場合には「厳罰」を処すようにしないと駄目ですね。

一方で、私の会社にも「定時で帰ると妻に怒られる」なんて人もいますが、こういうのをブラック社員というのでしょう。

 

(勝手にリンク貼って恐縮ですが)こちらの方のブログでも同じことが起きてるみたいですしね。

dennou-kurage.hatenablog.com

 

私の体験談

私も何度もサービス残業を強いられたことがあります。

忙しい時はいわゆる過労死ライン(3か月連続で80時間以上の労基法外労働)超え。

その時にもちろん抗議したのですが、上司の言い分としては

「36協定で45時間以上の残業代を請求するのが違法」と言われました。

 

仕方なくその月の残業時間を45時間以内に収めて書類を提出。

後日、人事部に同じ話をしたときに「書類上の残業時間は45時間以内になっている以上、それは知らない」と言われました。

 

結局、どんな規模の会社であっても今の50~60歳くらいの管理職、およびそれに従順な中間管理職が蔓延している企業では、働き方改革を進めれば進めるほど、

見えない負担がより大きくなるだけのような気がします。

電通も隠れ残業、持ち帰り残業が増えているともっぱらの噂ですしね。

 

とはいえ、私もまだ独立するようなスキルは持ち合わせていません。

なので当面は、会社のためには頑張らず、会社を利用する方向で働いていこうと思います。

決して備品をパクるとかそういうセコイ意味じゃないですよ!