神戸に来ています。神戸グルメの王様と言えば、やはり神戸牛。
日本三大和牛は「松阪牛、近江牛、神戸牛」だそうですね。
松阪、近江は以前食べたことがあるので、ラストとなった神戸牛。
今回は神戸牛を食べてきた感想です。
三宮駅の北側には神戸牛の店がいっぱい
神戸の中心駅といえば「三宮駅」です。
その南側はセンター街が広がり、アーケードの商店街になっています。
神戸の名物でもある「靴」屋も多く、ファッション・ブランド系が中心な印象でした。
その反対側・北側に接しているのが三宮~北野坂です。
ここは反対に、飲食店が中心。
「神戸牛」の店も山ほど乱立していました。
お値段は…
流石に、ぐるなびや観光ガイドなどで値段を確認しないと、怖くて入れませんでした。
特に、今回は「鉄板焼き=目の前で焼いてくれる店」にこだわったことで、更に高かったです。
神戸牛のステーキであれば、部位にも依りますが100gで5000円~。
鉄板焼きだと+3000円~は乗ってくる感じでした。
この間の石垣島で、100g1600円の石垣牛で悩んでいたのがちっぽけに見えるお値段。
勇気を持ってお店に入ろう
意外なことに、神戸牛の店もけっこう客引きが盛んでした。もっと格調高い店ばかりなのかと思っていました。
客引きしてる店=不安という先入観もありましたが、まあ何事も経験。
最悪ぼったくりを覚悟して、頑張れば逃げ切れるだろうという根拠のない自信もありましたし。
いや、入ったのは結果的に悪くない店でしたけどね。
メニューを見ると…
というわけで、店名は敢えて書きませんが、大通りに近いお店に入りました。
メニューを見ると…
赤身肉が100g=3000~8000円くらい。
サーロイン120g=10000円くらい。
高い。高い。そりゃ高い…だがしかし、神戸に来て神戸牛を食わずには帰れんと、この時にはそんなテンションになっていました。
200g=2万円
というわけで、「サーロイン」と「赤身のいいやつ」を頼みました。
合計200g、お値段約2万円。
外食において人生で一番お金を使ったかもしれない。
普段100g=100円の鳥・豚肉がメインの私には、文字通り超高級品です。
そして運ばれてきた肉がこちら。観光客であることを知って、記念撮影用にこんな感じで持ってきてくれました。
左下がサーロイン、右側が赤身です。
サーロインが絵に描いたような脂の刺しですね。
これにサラダとライスがついていました。
なお、一番高い「シャトーブリアン」は、100g=2~3万円だったかな…
もはや興味もないので、値段を覚えていません。
神戸牛を目の前で焼いてもらう
鉄板焼きの醍醐味として、目の前で焼く姿が堪能できます。
いきなりサーロインステーキ。
一度表面に火を通し、しばらく肉を休ませてから更に焼いていました。
後で切り分けるときに、肉汁が出ないようにするとか何とか。
調味料もいっぱい
味付けも好みに合わせていっぱい用意されました。
塩、ポン酢、わさび、しょうゆ、肉みそ、にんにくチップと豊富です。
一口目
そして待つこと数分。
最初のサーロイン肉が焼き上がったので、食べてみました。
美味い。柔らかい。甘い。
ほんの一口大ですが、十分な味がありました。
その次に赤身の方も食べましたが、こちらももちろん美味い。
サーロインよりも少し歯ごたえがある感じ。
正直な感想
正直な感想を言えば、サーロインより赤身の方が美味しかったです。
値段は倍くらい違いましたけど、安い方が食べやすいです。
肉通の中には、A5ランク(A=歩留まり率、5=脂が一番のっている)よりA3~A4という人も多いそうですね。
サーロインは確かに美味いけど、それでも脂が強かったです。
120g+80g=200gしか食べていませんが、
満腹感が凄く、後から胃もたれが結構きましたね…腹を下しかけました。
普段の貧乏食がいけないのかもしれませんが…
貴重な経験をした
脂で胃がもたれて、財布も悲鳴をあげたのは事実です。
が、「神戸牛の鉄板焼きを食べた」ことは非常に良い経験でした。
30歳を過ぎて言う事か分かりませんが、大人に一歩近づいた気がします。
もう一度食べたいかと言われると、財布が限界を迎えますが…
ステーキならもう少し安いから、食べられるかな。
お店の人に聞いたら、やはり地元の人は神戸牛をあまり食べず、観光客が中心だそうです。
まあそりゃ普段からは食べられませんよね。