世界文化遺産にも選ばれた姫路城。
2015年の塗り替え後は、「白すぎる城」としてさらに注目を集めました。
ちなみに、この修復は24億円、5年半かかったそうですね。
そんな姫路城、別名:白鷺城に行ってきました。
なお、天候は↓のようにイマイチでした。青空なら城ももっと白く見えたでしょう。
<目次>
姫路城への行き方
姫路城への行き方は非常に簡単です。
なぜなら、姫路駅を降りれば正面に見えるから。
せっかくですので、駅の上にある展望台からも眺めてみましょう。
この大通りをまっすぐ行けば、徒歩10分程度で姫路城内に到着します。
ですが、この大通りを行くよりも、城に向かって一本右の道はアーケードの商店街になっているので、そっちの方が楽しいかもしれません。
姫路城は誰の城?城の生い立ちについて
姫路城の城主はころころと代わっているようです。
古くは1346年に赤松貞範が築城したそうで。
その後、黒田官兵衛がこの城で生まれ、豊臣秀吉も入城。
関ヶ原のあと1600年からは池田輝政が城主に。
その後は、徳川四天王の一人:本多忠勝の息子の本田忠政が入城。
この時に、2代将軍徳川秀忠の娘:千姫(せんひめ)が、忠政の息子・忠刻の妻として住んでいた。
千姫は、7歳で豊臣秀頼(秀吉の息子)に嫁いでいたそうな。
間をすっとばして、1993年に日本初の世界文化遺産となりました。
まあ有名どころな人が何人も住まった城のようですね。
応仁の乱を除くと、あまり戦乱に晒された城ではないようです。
白い!…のか?
白い白いと聞いていたので、もっと白いかと想像してましたが、思ったほどは白くありませんでした。いや、まあ白いか…?
太陽という照明がサボっていたのと、雲が保護色的に白かったため、すこし白が埋没したというのはあるかもしれません。
広い敷地と長い廊下
姫路城は天守閣以外もきっちり保存されているせいか、非常に広く感じました。
※画像は拾い物です。
入り口から天守閣まで、15分くらいは歩きますかね。
結構近くに見えるのですが、さすが城。
いきなり攻め込まれないように、曲がり角・上り坂・狭い門が続きます。
最初に「西の丸」の「百閒廊下」に行きました。
百閒=約300mくらいだそうですが、延々と廊下が続きます。
廊下の右手側には6畳くらい(?)の部屋が何部屋も連なります。
ここで比較的身分の低い人たちなどが暮らしていたそうです。
今で言うシェアハウスですね。
天守閣!
なんと天守閣内の写真を撮り忘れるという…
天守閣の中は平日に行ったにも関わらず、大混雑でした。
西大柱と東大柱という2本の巨大な木の柱が天守閣を地下から5階まで支えています。
これに触るとご利益があるとかないとか、パワースポット的なものになっているようです。
どこの城でも同じですが、傾斜の急な階段等も多いので足腰弱いと大変ですね。
お土産売り場は道路を挟んで目の前
駅から城へ向かう手前、左手側にはお土産売り場が並んでいます。
姫路の名物は和菓子、アナゴ、姫路おでん等のようでした。
姫路おでんは食べませんでしたが、おでんをショウガ醤油で食べるものだそうで。
関東では通常、練りからしですが、ショウガは合わなくもないのかな。
おまけ:播州皿屋敷の伝説
いちまーい、にまーい・・・・いちまい足りない
でお馴染みの播州皿屋敷のお菊さん。
皿を割った罪を着せられ、斬り殺されたのちに井戸に捨てられました。
と、調べて知ったのですが、思ったより酷い扱いですね。
そんなお菊さんが投げ込まれた井戸が姫路城内にありました。
何と言ったらいいやら。
歴史と運動
というわけで、非常に簡単ですが姫路城の紹介でした。
一通り回るのに、姫路駅から含めると3時間くらい歩き回りました。
帰りは商店街や土産物屋辺りで何か食べるのもいいでしょう。
やはり城は歴史を感じていいですね。アップダウンと距離歩くから運動にもなるし。