子どもの頃は、虫歯ができるたび歯医者さんに治療に行ってました。
しかし、中学校に入った辺りからまともに歯の検診すらやってこず、
歯医者に行ったのは恐らく小学校が最後。
歯が痛くなったことは時々ありましたが、継続しなかったので放置していました。
それなりに歯を磨いているつもりでも、歯並びが悪いことも相まって、
歯垢どころか歯石が素人目にも分かるくらい蓄積している。
そこで、意を決して実に20年ぶりに歯医者さんへ行ってきました。
20世紀とはだいぶ変わったのう…
<目次>
歯医者多すぎ
Googleで近所の歯医者を調べると、軽く50件以上がヒット。
歯医者の軒数は「コンビニより多い」とは知ってましたが、改めて体感しました。
(数年前のデータで、歯医者は68,000軒くらい、コンビニは55,000軒くらい)
これで供給過多っていうほど潰れてるわけでもなさそうなのが凄い。
そして、この中から選ぶのも大変…
まあ結局は土日営業&一番近いところにしました。
評判も悪くはなさそうです。
受付にて軽く引かれる
受付にて「本日はどうされましたか?」と聞かれたので、
「しばらく歯科検診を受けてないので…歯石の除去なんかもしてもらおうかと」と答える。
さらに「しばらくってどれくらいですか?」と追及されたので、
「これは怒られるパターンだ!」と思い「10年くらいですかね…」とサバ読み。
が、「それはちょっと…今日だけじゃ終わらないかもしれませんね」と軽く引かれる。
その後、診察のため歯医者の椅子に久々に座りましたが、座り心地いいですね。
歯の状況を見ると酷い!
まずは歯の状況を写真に撮り、説明を受けました。
ここで歯科医師が登場し、ごあいさついただく。
そして私の歯の写真を何枚か見ながら、
「10年くらい歯医者行ってないんですよね?かなり歯石がたまっています。むしろ10年溜めたものを、今ここで取り除いていいんですか?」
と、冗談か説教か脅しか分からないことを言われる。
皮肉でしょうね。
いや、そのつもりで来たし、本当は20年ものだけどな!
ただ10年でも20年でも、一応歯は磨いていたので、ちょっと心外な扱いに傷つく。
「虫歯はありそうだけど、とりあえず歯石を取らないとわからない」と言われました。
そんなもんなんですかね?
表情筋につらい口開け
というわけで、その後はひたすら歯石を削る。
キュイーンキュイーンガリガリガリガリガリガリガリガリと、
超音波で削るという説明とは結びつかない音がする。
目はタオルで塞がれてるので、結局どんな器具で削られてるのか分かりませんでしたが…
普段が無表情過ぎて表情筋を使っていないせいか、とにかく「大きく口開けてください」や「イーってやってください」がきつい。
顔の筋肉がつりそう。
削る量が多いせいか、20分~30分削られてたような。
削られてる間、歯の痛みはそんなになかったのが幸い。
しかしアゴが疲れた…
最近の歯医者は進んでるなあ
最近の歯科医はハイテク化してますね。
20年前の記憶は薄いですが、レントゲンなんてあったかな?
PCモニターで歯の状況を見ながら説明を受けられたり、説明にアニメーションが使われたりと、ユーザーフレンドリーになってました。
おかげで深刻な状況がよく分かりましたし、親知らずが四方八方に生えてる様子も伝わりました。
歯石を削られ続けた結果
最後に歯石を削られまくった感想としては、
①数時間は血の味が続く
②歯のスカスカさに違和感が凄く、ずっと歯を舌でぺろぺろしてる
③歯磨きを食後すぐにするようになる
とはいえ、これで20年分のツケを多少返せたと思います。ぺろぺろ。
長々と削ってもらって、料金3000円程度というのは、久々に健康保険の効果を実感。ぺろ。
数年間歯医者に行ってない人は、私の様になる前に行きましょう。
ぺろぺろ。