ばらばらと書いていた和歌山旅行ですが、ここで時系列順に書きたいなと。
もはや自分への備忘録ですが、行こうとしてる方の参考になれば幸い。
そもそも和歌山県に行くきっかけは、47都道府県のうち未訪問だったから。
ちなみに残りは山口と島根です。
<目次>
- 成田空港⇒関西国際空港
- 今回の旅のルート
- 1.和歌山市駅と和歌山城
- 2.レンタカーで白浜へ
- 3.円月島と白良浜
- 4.夕飯は日本三大居酒屋「長久酒場」
- 5.白浜温泉へ
- 6.ありがとう、ファミリーマート白良浜店
成田空港⇒関西国際空港
私の住む千葉県から和歌山県に行くには、
①羽田空港から南紀白浜空港(主要観光地に近い)
②東京から新幹線で新大阪⇒南下
③成田空港から関空へLCC⇒南下
の3通りがあります。
一番値段が高い上に、時間もかかるのは②の陸路。
さすがは陸の孤島和歌山です(和歌山好きな人すみませぬ)。
圧倒的に安いのは③。
私は重度の貧乏性なので、もちろん値段重視です。
というわけで、関西国際空港にLCCで行き、そこから南下することを決意。
成田⇒関空はいくらでも飛行機が飛んでるので、午前中の便で8000円くらいでした。
ただし、関空⇔和歌山市は近いですが、観光地である「白浜」には、関空からは公共交通機関では数時間かかります。
なので、どうせレンタカーが無いと「和歌山ぐるっと計画」が履行できないので、
関空⇒和歌山市街⇒レンタカーゲット⇒ブーン という流れです。
今回の旅のルート
今回、こんな感じで回りました。
13時頃に関空に到着し、和歌山市駅に14時頃到着。
和歌山城を見てレンタカーに乗り、その日泊まったのは白浜・串本エリア。
翌朝、朝5時に出発して熊野エリアの那智勝浦へ。
那智の滝などをみて、大雨警報並みの土砂降りの中、山道を3時間ほどかけて高野山へ。
1.和歌山市駅と和歌山城
和歌山には「和歌山駅」と「和歌山市駅」があります。
「和歌山駅」はJRのみですが、「和歌山市駅」には南海鉄道とJR西日本が乗り入れています。
なので、和歌山市駅の方が栄えているのかと思っていったところ、まさかの駅舎の建て替え中。
周辺で昼ご飯を食べようと思っていたけど、ほとんど飲食店もなく…
1時間弱、時間をつぶす必要があったので、歩いて15分ほどの和歌山城を目指しました。
敷地内はけっこう広く、忍者が潜んでいる危険な地帯です。
(実際は、ガイドや介助をしてくれる優しい忍者(観光ボランティア)のようです)
豊臣家の命により、築城の名手である「藤堂高虎」が建築。
初代城主は「桑山家」で、正直知らないお家ですが、
後に「紀州徳川家」が住まう、将軍家ゆかりの城となりました。
天守閣の他に有名なスポットとして、「御橋廊下」(おはしろうか)があります。
橋でありながら屋根などで全く外から見えない構造になっています。
画像の右の方の、斜めの建物です。
中に入ると、斜めの廊下という不思議な感覚になります。
角度は11度だそうで、けっこう滑るせいか、引っかかるように段差が仕掛けられています。なので「1段がものすごく低い階段」のような構造です。
若者でもつるつる滑るので、高齢の方は苦労しておられました。
2.レンタカーで白浜へ
和歌山市駅に戻ってきて、レンタカーをゲットしました。
(どうでもいいけど、マツダのデミオでした。マツダ車はレンタカー以外で乗ったことないけど、けっこう乗りやすいんですよね)
和歌山市駅を出発したのが、おおよそ16時。
そこから高速道路に飛び乗って、何とか18時前に「白浜町」に到着しました。
ほぼずっと高速道路を走っていたので、ここは特になし。
3.円月島と白良浜
どうしても18時くらいに白浜に着きたかったのは、夕日を見るため。
ここには「円月島」と呼ばれる夕陽の名所が存在します。
岩と岩の間にぽっかりと穴が開いており、この穴に夕日が沈む瞬間も見られるかも!?というものです。
着いたとき(17時45分ころ)には、まだ太陽が高かったです。
5月ってこんなに日が長いっけ?と思いながら、いったん民宿へ車を置きに。
なぜか「沖縄民宿かりゆし」という宿がありましたので、そこに泊まってみました。
お値段も安く、受付の方も丁寧で良い感じ。思ったより静かでしたしね。
円月島、白良浜などにも徒歩圏内でした。
そうこうしている間に、この日の日没の時間「18時50分」が迫ってきました。
小走りで円月島に戻ると、かなりの人が集まっていました。
そして、さきほど以上に素敵な風景が広がっていました。
絶景なり!
ちなみにこの後、「穴」の辺りは雲があったので、↑↑がベストショットです。
雲が多いと、↓↓の感じです。ただ、空そのものが綺麗でした。
ちなみに、円月島周辺には「無料」の駐車場は少ないです。
有料のところもありますが、「1日1000円」等なので、夕日のために停めるには高い。
が、多少の駐車スペースはあるのと、みんな適当にその辺に停めてたので(良いか悪いかは知らぬ)、何とか車で行っても大丈夫だと思います。
その後は、10分ほど歩いて「白良浜」へ。白浜じゃなくて「しららはま」。
ここの海岸の「砂の白さ」には驚きました。
ただ、円月島からの流れのせいで、「日没直前」です。
そのせいで白さが伝わりにくいのと、足跡てんこもりなのが、ちと残念ですが。
こんなに白くてきれいな砂浜は、沖縄でも見たことないですね。
ゴミも落ちてないし、さぞかし手入れも大変じゃろう…と思って調べると、
砂浜の保全のため、オーストラリアから白い砂を輸入して補充しているそうです。
思ったより大変じゃったのう…
4.夕飯は日本三大居酒屋「長久酒場」
夕飯は、民宿の方に聞いた日本三大居酒屋の長久酒場へ。
普段は酒なんて飲まないのですが、旅先では居酒屋へ行く事が多いです。
その土地のものを種類豊富に食べられるのは、居酒屋がベストですからね。
長久酒場については、過去記事をご参照ください。
5.白浜温泉へ
その後は、同じく民宿でおすすめされた、温泉「白良湯」へ。
かなり渋い日帰り専門の温泉です。
温泉というより昔ながらの「銭湯」で、番台にはおじいちゃんが座っています。
女湯とは壁で仕切られているだけで部屋としてはつながっているので、女湯の声も聞こえてきます。
なお、白良浜に面しているので、オーシャンビューも可能です。
写真は、白良浜側から白良湯を見たところ。この2階部分が銭湯です。
逆を言えば、オーシャンから裸ビューも可能な位置関係です。
行ったときは夜でしたので、月が少し見られました。
6.ありがとう、ファミリーマート白良浜店
今回の旅行の失敗談。
この旅は、初めて「使い捨てコンタクト」で旅をしておりました。
で、部屋でコンタクトを外し、メガネに切り替えようとしたところ、
「メガネ」と「翌日分のコンタクト」を自宅に忘れたことに気づきました。
すぐさま、コンビニまで裸眼(0.02くらい)で何とか向かい、コンタクト保存セットを購入。
世の中、こんなものが売っているんですね。
捨てかけていたコンタクトレンズを回収し、翌日以降も使いまわせました。
(それでも衛生的には推奨されてませんけど)
コンタクトレンズが無ければ、視力的に運転ができるわけもなく、かといってレンタカーで来ているわけで、運転できなければ返却すらできない。
しかし、知らない道だし、乗りなれない車である。
そもそも、視力0.02で運転したら交通違反だろう。
そして翌日以降の観光は全てレンタカー頼み…
という、視力がなければ「詰んだ」状況でした。
久々に旅行で失敗したなあという感じで、かなり焦りました。
使い捨てのコンタクトレンズを捨てる寸前で、本当に良かったです。
コンビニがなければ、ワンデイコンタクトの保存もできなかったでしょう。
ありがとう、ファミリーマート白良浜店。
そして大事なものはきちんと確認しないとね…