世間では、日大アメフトのタックルが話題になっていますが、もう飽き飽きです。
それはさておき、2018年5月24~27日、千葉市にて「ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会」が開催されていました。
平たく言えば、「車椅子ラグビー」ですね。
私も千葉県民ですし、2020年のパラリンピックでは会場にもなる千葉市ですので、仕事をさぼって観に行ってきました。無料だし。
で、行ってみたら、想像以上に面白かったです。
そんなわけで、たまには役に立つ情報を提供しようと、皆さんも馴染みのないであろうウィルチェアーラグビーについて調べました。
パラリンパラリン。
<目次>
ウィルチェアーラグビーの魅力とは?
ウィルチェアーラグビーの魅力は何だろうと考えると…
- 体当たり上等な迫力あるプレイ
- 障害が重い又は女性でも役割を持ってプレイできる
- ルールは結構シンプル、点数もどんどん入る分かりやすさ
こんな感じでしょうか。
動画を観ていただくと分かるように、突進により「ガンッ!」と豪快な音がします。
ルール等は次で述べたいと思います。
ウィルチェアラグビーの概要
調べたというよりは、会場でもらった「かんたん!ウィルチェアーラグビーガイド」という冊子を基に説明いたします。
なぜか画像が横にならず、見づらくてすみません。
【ウィルチェアーラグビーについて簡単に】
- 参加人数:1チーム12人まで、コート上は最大4人まで※男女混合可
- 試合時間:8分×4ピリオド=32分が基本
- ボールを持ってゴールラインを通過(または両輪がラインに乗る)で1点
- ポイント制度:選手は、障害の重さによって0.5~3.5点まで振り分けられ、コート上の選手の合計点数が8.0点以内にならないといけない。
- ボールを持ったら10秒以内に、ドリブルかパスをしなければならない。
- 自軍ボールの場合は、12秒以内に自軍側のハーフラインを超えて、40秒以内にトライしないといけない。
最大の特徴は「ポイント制度」により、男女や障害の軽重に関わらず活躍の場があることです。
ポイント制度について
チーム構成において重要な、ポイント制度についてもう少し詳しく説明します。
先ほども書いたように、選手の障害の重さによって、ポイントが付けられます。
上の写真で言えば、背番号「6」の人は3.5点です。
このポイントが、コート上にいる選手合計で8.0点以下にします。
3.0点以上の人が、攻撃や激しいディフェンスを務めます。
しかし、すぐに8.0点を超えてしまうため、障害の軽い人だけでチームを組むことはできませんし、0.5点の人でも、進路妨害などで活躍をしていきます。
また、女性がいると一人当たり上限が0.5点上がります。
【ポイント制の例】
ウィルチェアラグビーの試合観戦の感想
私と言えば、スポーツ観戦をしないことで有名です。
そんな私が観ても、けっこう面白かったのがウィルチェアーラグビー。
途中でタイヤが外れたり、転倒したりと、想像以上の激しさ。
障害の程度によって、それぞれが自分の役割をきっちりこなそうとする姿勢。
また、会場には幼稚園~中学生が大勢来ておりましたが、日本代表以外が得点を入れても拍手で応援する感じ。
うーん、なんだか感動いたしました、私。
チームにドクターやメカニック(車椅子を修理するため)もいるそうで、普通のラグビーよりも全員勝負という感じがしました。普通のラグビー観たことないけど。
もっと伝えたいことはあるんですが、書きすぎて長くなりそうなのでこの辺で。
何より、観る機会がある人には、ぜひ見て欲しいです。
5月26日~27日は、千葉市ポートパークで体験イベント等も合わせて開催されるそうなので、それもちょっと行って車椅子に乗ってみようかな。
皆さんもアメフトに飽きたら、ウィルチェアーラグビーをご覧になってはいかがでしょうか!