ゲーム障害が、WHO(世界保健機構)にて新たな病気に認定されそうです。
思えば私もゲームはだいぶやってきました。
(前にも書いたと思いますが)
悪いことばかりではないですが、良いことばかりでもない。
そんなゲーム障害について思うこと。
<目次>
まだ正式な病気じゃないよ
私も誤解してましたが、WHOも正式に認定したわけではなく、あくまで「案」の段階です。
今回は「国際疾病分類」が30年ぶりに見直される中、新たな病気案として提案されたとのこと。
なので、まだ正式に病気とされたわけではありません。
ゲーム障害の基準とは?
症状としては、以下の通り。
1. ゲームに関して頻度や時間などのコントロールが損なわれる
2. ゲームの優先順位が上がり、その他の関心事や日常の活動より優先されるようになる
3. 悪影響が出ているにもかかわらず、ゲームを続けたり、エスカレートしたりする
4.こうした状態が1年以上続く
まあ簡単に言えば、日常生活に影響が出てちゃ病気ってことですね。
韓国では、80時間ほぼ休まずゲームをして死亡者も出ています。
「ネトゲ廃人」の逸話はけっこうありますね。
病気に認定されるとどうなるか?
病気認定されることで治療方法の研究が進み、改善が期待されます。
ただ、当然「病気」として取り扱われることにより、業界への悪影響は免れません。
恐らく、今回のゲーム障害関連のニュースだけでも、「やっぱりゲームはよくないな」と思った人も多いのではないでしょうか。
仮にゲーム障害が病気なら
ここからは屁理屈のコーナーです。
ゲームは今や産業面でも一大産業となり、2016年の世界のゲーム市場規模は9兆円とか。
日本人ならほとんど誰しも、マリオやドラクエは知っているでしょう。
また、プロゲーマーが現れ、eスポーツも普及し始めました。
そう考えると、甲子園を目指しているとはいえ、学業が疎かになるほど高校野球に精を出している高校球児は、野球障害になるのでは?
他のことでも然りのような気がします。
ゲームから得たこととスマホ依存症
かれこれ25年はゲームをしていますが、ゲームから得たモノは非常に大きいと考えています。
デジタルなものの考え方や、ルールの違うゲームをプレイすることでの適応力、論理的思考などの醸成には、ある程度役に立ちました。
一方で、何にしてもやり過ぎは良くありません。
子どものときは、親が厳しかったので、ゲームは1日30分制度でした。
20歳前後でネットゲームの「ラグナロクオンライン」をやっていたころは、
22時~朝5時というプレイスタイルだったこともいくつかありました。
それで友達もできたので、今となってはいい思い出。
この歳になると休日くらいしかプレイする時間もなく、体力的にも1回30分×1日に2~3セットくらいが限界です。
それくらいならば、まあ問題ない範疇かなと思っています。
個人的には、ネット依存症、スマホ依存症の方が怖いですね。
私も一日中スマホのそばにいるので、暇つぶし含めていじっています。
何にせよ、人間は弱い生き物で何かに依存しがちです。
私は何かに依存するのは失ったときのことを想像してしまうので、極力ハマらないようにしていますが…
どうせ依存するなら依存先を大量にして、何かが無くなっても大丈夫なようにしたいですね。