高校生と話してみたら、ヤバいヤバい言っていた。
大学生と話してみたら、ワンチャンワンチャン言っていた。
ワンチャンを初めて聞いたのは何年か前でしたが、まだ使われていたのですね。
相手がよく使う言葉・言い回しを使えば、そのコミュニティ内の絆は深まるでしょう。
しかし、普段のコミュニティ外の相手(この場合は私)に、そのような仲間内の言葉を使うのは不適切と感じたのは、私が歳を取ったからだろうか。
語彙力はあった方がいいし、言葉の使い分けはできた方がいい。
それなのに、口癖のように同じ言葉ばかり出てくるのは、違和感を覚えます。
ヤバいが色んな意味を持っているのは分かりますが、もはや必要ない所でもヤバいヤバい言っているのがワンチャンヤバい。
ワンチャンも、1つの文章で何回ワンチャンあるのかよく分からないくらい言っている子もいました。
誰かが指摘してあげればいいのですけどね、私は敢えてしませんでしたが。
TwitterやLINEの影響もあるのかもしれませんが、長文が読めない子ども~若者が増えているそうです。
先日読んだAI関連本でも、その危険性は示唆されていました。
(と言っても若者に限らず、うちの会社の大人達も3行くらいしか文章が読めません。大事なところは太字やフォント大で書いたりという工夫が必要です)
LINEやTwitterの短文で気持ちを伝え、更にはそれがスタンプ、画像(インスタ等)で伝えられるようになり、「文章」の必要性は相対的に無くなりつつあるのかもしれません。
しかし、グッと心に響かせたり気持ちの盛り上げたりする演出や、レポート・論文や、ひいては機械の説明書などは、短文や画像だけでなく一定以上の文章量が必要です。
この文章全体で800文字強です。
言いたいことを言おうと思うと、もっと長さが必要なくらいですが、長すぎてもいまいちなのでこの程度で終えておきます。
新聞の小~中くらいの記事の分量でしょうか。声にして読み上げれば、2分前後といったところでしょう。
私がそんなに整った文章を書けるということではありませんが、これくらいの文章はワンチャン読めないとヤバいですね。
しかし、若者の言葉遣いを指摘するようになったら、いよいよ歳を取った感じがします。