2018年、今年の夏はこれまでの中でも一番暑いと思います。
私も年齢が上がる中、暑さが厳しさを増しているので、このままでは夏バテになってしまいそう。
コロリと死ぬのはいいけれど、熱中症で脳にダメージを負うのは勘弁して欲しい。
というわけで、ここ最近は普段食べないランチや水分を取るよう心掛け、さらに「肉」を食らうようにしています。
しかし、糖分は控えたいお年頃でもあるので、「肉のみ」を食べたい。
そんなわけでたどり着いたのが、「いきなり!ステーキ」でした。
客層は男性が多いですが、ちらほら女性ソロも。
ラーメン屋に近い客層ですが、学生はあまり見ませんね。
注文方法やシステムと、良いところと(ステマじゃないので)悪いところも書いていきたいと思います。
- ランチは基本2種類、ディナーはグラム単位で
- いいところ1:肉だけ食える
- いいところ2:肉マイレージシステム
- 悪いところ1:やっぱ立ち食いは疲れる
- 悪いところ2:肉のアタリハズレ
- 悪いところ3:注文が面倒
- 悪いところ4:結局、安くはないような…
- 世間ではまだ流行っているのか?いつまで流行るのか?
一部、店舗によって異なる場合もありますのでご了承ください。
【2019年12月追記】
いきなりステーキがやっぱりダメそうな話。
ランチは基本2種類、ディナーはグラム単位で
共通するのは、基本的に立ち食いであること。
メニューはランチとディナーで分かれています。
当たり前といえば当たり前ですが、ランチの方がお得感は強いです。
ランチの場合
ランチの時間は平日の開店(11時頃が多い)~15時(一部店舗は除く)までです。
注意すべきは、ほとんどの店舗では「ランチは平日のみ」であることです。
ランチの場合には基本的に、
①ワイルドステーキ
(200g1,130円、300g1,390円、450g1,850円)
②ワイルドハンバーグ
(300g1,100円)
の2種類から選ぶことになります(店によってはミックスもあり)。
これにサラダ、スープ、ライスが付きます。
肉の種類とグラムを告げて、紙エプロンを付けて待ちましょう。
ちなみに、ライス抜きにすると100円引いてくれます。私はいつもこれ。
さらに、付け合わせのコーンも変更できます。
私は大抵ブロッコリーに変更してもらっています。
「ワイルドステーキの300g、ライス抜きでブロッコリーに変更してください」が最近のお決まりパターン。
ディナーの場合
ディナーの場合は注文方法が異なります。
メニューには、サーロインステーキやリブロース、ミドルリブステーキなどが追加されています。
これらは1g=6.6円~18円程度となっており、ライスやスープ、サラダも別料金です。
注文が決まったら、「肉切り場」に歩いて行き、自分の欲しい肉の部位とグラムを告げます。
そうすると、その場で肉を切って重さの確認を求められます。
(当たり前ですが、ぴったり300gなどになることはありません)
確認したら、盛り付けられるのを席に戻って待ちましょう。
いいところ1:肉だけ食える
いいところの1つは、(厳密に言えば違うけど)肉だけ食べられることにあります。
普通にステーキ屋さんに入ると、肉+ライスがセットですが、ここは「ライス抜き」が可能です。
しかもランチならばライス抜き=100円引きというのは、地味にうれしい料金設定。
付け合わせもコーンからブロッコリーにすれば、身体にも比較的良くなることでしょう。
いいところ2:肉マイレージシステム
いきなりステーキの特徴として、「肉マイレージシステム」があります。
これは食べたグラム数=ポイントで加算されていき、それが一定以上になると、ゴールド会員やプラチナ会員としてランクアップしていきます。
ゴールド会員になるには、3,000グラムを食べることが必要です。
(会員特典は、毎回ソフトドリンクが1杯無料になります)
また、肉マイレージシステムはランキングシステムにもなっています。
これまでの会員数は述べ600万人くらいいるそうです。(重複も含むでしょう)。
総合ランキング一位の人は「オフロスキw」さんで、これまでの肉マイレージは「1,241,632グラム」(これを書いている2018年7月19日時点)。
ブログもやっており、画像を拝見するに決して太ってるわけではありませんが、なんと食べた量が100万グラムを超えています。
1t超と言った方が凄いのでしょうか。
200gステーキで言えば、6,208枚分ですね。
食べた量もさることながら、その資金力が凄いです。
数百万円?一千万円くらいは使ってるのか?
私はマイレージを貯め始めたのが最近なので、食べた量が1,300g、順位も36万7千位くらいです。
悪いところ1:やっぱ立ち食いは疲れる
おじさん、むち打ちで立ってるのがつらいの。だから立食パーティーが一番嫌いなの。
というわけで、やはり立ち食いは疲れますね。
店舗によっては、椅子がある店もあるのですが。
まあ肉を食うのって元気じゃないと難しいので、立ってられないくらいなら食うなってことですかね。
回転率等を考えれば、仕方ないことだと思います。
悪いところ2:肉のアタリハズレ
これは運頼みになってしまいますが、同じ肉でもアタリハズレがあります。
具体的に言えば、脂身がやたら多いところと少ないところ。
もっと言えば、コゲている場合ときちんとレアな場合。
下の写真は、中身はまだ赤くてレアですが、表面がけっこう焦げており、肉の旨味というよりはコゲの苦味が先に来てしまいました。
これはちょっと残念。
特にセール中(例えばステーキ1,000円!とか)のときは、一度焼いた肉が提供されているのか分かりませんが、やたらと硬い肉が出てくることが多いです。
そういう時は行列もひどいし、あまり行かない方がいいかもしれませんね。
悪いところ3:注文が面倒
ランチ時のように、テーブルに注文を聞きに来てくれればいいのに、いちいち肉切り場に行って注文するシステムが、きわめて面倒です。
それによるこちらのメリットがないのは去ることながら、店側にもメリットがあるのかというと大したことないような…
悪いところ4:結局、安くはないような…
ランチで1,000円超えるのは高いと思ってしまう収入レベルの私からすれば、安いかと言われるとそれほどでもないんですよね。
ステーキ屋さんでちゃんとした肉を食べるよりはよっぽど安いですが、とはいえここでもいい肉を食べようとしたら、3,000円くらいかかっちゃうわけで。
それなら座って焼き加減も注文でき、落ち着いて食べられるお店に行きますよね。
短時間で食べられるという点ではいいのですが…
世間ではまだ流行っているのか?いつまで流行るのか?
去年くらいには、やたらとメディアで取り上げられていたような「いきなり!ステーキ」。今ではどれくらいの人気なんでしょうか?
都内店舗だと、平日は会社員らしき人達がけっこう行列をなしていることも。
「カミナリ!ステーキ」という明らかなパクり店舗も出てきたようですね。
肉マイレージシステムのランキング上位者は、維持したいという欲求もあるでしょうから、これはリピーター確保にもつながっています。
「肉を腹いっぱい食ってダイエット」(炭水化物を取らないので)というようなコンセプトもあるので、健康ブームの一環として、しばらく人気は続きそう。
ランチのピーク(12~13時)を外せば、けっこうスッと入れることも多いです。
個人的には割と好きな店舗なので、自宅近くにも出てこないかと期待しております。
まあ「松乃屋」の方が好きなんですけどね。
繰り返しになりますが、やはり気になるのはお値段。
ランチにしたって1,000円はかかりますし、ワイルドステーキ以外は、普通に2,000~3,000円です。
牛丼は500円もしませんし、店でちょっとオーストラリア産牛肉でも買えばそれも安いです(というとそもそも外食を否定するようですが)。
コストパフォーマンスを考えると、一介のサラリーマンには少しお高いですね。
せめて200gライスありで、1,000円を切ってくれればなあ。
メディアでも賛否分かれた論調で書かれていたり、でも最近は否定的な論調が多かったりしますが、店舗の人気としては今しばらくは続きそうですね。
ただ、店舗数が急拡大しているので、「東京チカラめし」のような末路にならないといいのですが。
東京チカラめしの一時期の出店ラッシュと閉店ラッシュはすごかったなあ…
海浜幕張駅の目の前に1軒残っているので、ごくたまに行きますが、それほど悪くないですね。
いきなりステーキも、資金や帳簿などの本体経営上の問題で急にパタンといかないか、少し不安な気もします。