【前回までのあらすじ】
十和田湖畔で神社に会った。
乙女の像がグラマラス。
十和田湖とほぼ接すると言っていい「奥入瀬渓流」へ移動しました。
今回は写真中心です。
奥入瀬渓流に車で行くには?
十和田湖(十和田神社)からは車で10分程度です。
すぐに奥入瀬渓流と並行する道路に出ることができます。
奥入瀬渓流を歩こうとすると、14kmのロングコースになります。
エンジンの力、少なくとも車輪の力は借りたいところ。
効率的に滝などを見る場合には、ところどころある駐車スペースに車を停めて、
渓流に降りて、眺めて、戻るというステップを繰り返す必要があります。
しかし、駐車スペースはそれほど広くも多くもありません。
いっそ、自転車や原付の方が周りやすいかも?
駐車場について分かりやすいページを見つけたのでリンクしておきます。
青森側から向かうか、十和田湖川から向かうか
青森側から行くと、「奥入瀬渓流館」という小規模な道の駅のようなところがあります。
ここでは、無料の広い駐車場があり、cafeなど休憩スペースもあります。
また、電動も含めたレンタサイクルもあるため、ここを拠点にするのもありでしょう。
一方で、南側=十和田湖側から向かった場合。
こちらは小さい駐車場がいくつかしかありませんが、いわゆる観光スポットは南の方が多いです。
銚子大滝、九段の滝なども南側に位置しています。
なので、青森側(北側)、十和田湖側(南側)のどちらかというと一長一短です。
がっつりと回りたいなら北から、軽く車でなら南からでしょうかね。
銚子大滝と九段の滝と雲井の滝
というわけで、名所スポットです。
まずは銚子大滝。
高さは7mとそれほどでもありませんが、幅が広く20m以上あり、雄大です。
水量も多いため、水しぶきが空に舞っています。
日陰ということもあって、真夏の中でも比較的涼しかったです。
十和田湖をとっくり(=銚子)に見立てた場合、この付近が注ぎ口になることから、銚子大滝というそうな。
また、直角すぎて魚が登れないことから「魚止めの滝」とも呼ばれています。
そしてこちらは九段の滝。
名前の通り九段の棚のように流れ落ちる滝で、
こちらは水量は多くありませんが、高さがあります。
(動画は9秒ほどです)
そして雲井の滝。
こちらは1時間に2~3本走るバス停もあるため、車以外のアクセスもしやすくなっています。
こちらもけっこうな高さですね。
水量もほどほどで、銚子大滝と九段の滝の中間的なイメージです。
こちらは3段構成。
滝つぼ付近はけっこうな迫力がありました。
渓流はいいねえ
その他は、大きく変わり映えのする景色はありませんが、
その所々で表情を変える水の流れ、
暑い日差しを遮りながらも明るく彩られた緑、
そして途切れることのない水の音。
そんな感じの癒やされる空間が続いています。
ただし、この↓の写真のみは妖怪が写っています。
お分かりいただけただろうか。
うねる様子が阿修羅らしい。阿修羅ってうねってるんだっけ。
しかし、クマも出るらしいので鈴を鳴らしながら行きましょう。
休憩所も点在しています。
石ヶ戸休憩所は、十和田湖側に位置する休憩所。釣り券などが売られていました。
こちらは奥入瀬渓流館。
喫茶店やお土産もそれなりに売られています。
「奥入瀬こけソフト」なるソフトクリームが売られていました。
ただ、抹茶とチョコレートということで、そこまで好きではなかったためスルー。
奥入瀬渓流に群生するブナですが、ここではブナの樹木内の水の音が聞けます。
ゴーーーーーと流れるだけでしたけどね。
渓流はいいねえ(2回目)
さすがにどんなに日差しを避けて水が流れていても、暑いは暑いです。
しかし、それでも渓流の癒やしパワーは強いなあと思います。
なかなか歩いては回り切れない渓流ですが、またもう少し涼しい時期にでも来てみたい気がしました。