「ふるさと」という言葉からは、いわゆる田舎が想起されますね。
田んぼ、山、海、原っぱ…
しかし、私のふるさとは千葉市ですので、けっこうな都会です。
昔々は近所にカブトムシもいましたが、それも四半世紀前のお話。
というわけで、今回は「ふるさと」について思うこと。
- 千葉市は田舎なのか?都会なのか?
- バランスのいい市だと思う
- 成田空港と羽田空港の中間地点
- 千葉市の良くないところ
- 旅先で「ここがふるさとだったらどうだったろうか?」と思うのが好き
- ふるさとは変わらない
千葉市は田舎なのか?都会なのか?
千葉市は田舎じゃないか?という議論もあろうかと思います。
もちろん東京や大阪と比べれば、商圏規模、マーケット、企業数等々、いわゆる都会度は大きく劣後するでしょう。
また近隣の横浜市、さいたま市と比べてもそこは大きく劣ります。
しかし仮にも政令指定都市ですし、全国を見渡せば十分な都会でしょう。
100万人都市を目指しながら96~97万人くらいで止まってしまいましたが、
鳥取県が60万人程度、島根県も70万人程度と考えると、相当な人口です。
バランスのいい市だと思う
千葉市は政令指定都市なので、中央区、美浜区、稲毛区、緑区、花見川区、若葉区の6区に分かれています。
美浜区に行けば、巨大イベント会場の幕張メッセと無機質なビジネス街が立ち並ぶ。
中央区・千葉駅は雑多な街。飲食店もあればデパートもあり、(良くも悪くも)飲み屋街・風俗街もある。
都会だろうと言いましたが、緑区という端っこ(失礼)の方に行けば、そこは里山風景があります。
そして千葉市は海にも面しており、マリンレジャー環境もあります。
最近は千葉駅の駅ビルの大幅リニューアルと、駅前再開発が進んでいて、まだ多少は伸び代があるのかなと思います。
成田空港と羽田空港の中間地点
千葉市に住んでいたころ、けっこうありがたかったのは成田空港・羽田空港のおおよそ中間地点にあり、両方とも1時間程度で行けることでした。
空いていれば、45分くらいで行けちゃいますね。
ひとり旅行者にはこれがけっこうメリットで、前泊など無しに、7時台の飛行機に乗ることが可能となります。
国内ならば、ほとんどどこでも午前中に着いちゃうような時間です。
家族連れやら団体客やらが少ない、朝の空港の雰囲気も好きですしね。
千葉市の良くないところ
もちろん、良くないところもいくつかあります。
まずは、千葉駅近くの栄町・富士見町という風俗・歓楽街の存在。
風俗自体を否定する気はありませんが、客引きなどがちょっと多すぎ。
中学生の頃、学校のジャージ来てるのに店に引っ張られそうになったのは驚きました(今思えば、向こうも冗談だったのでしょうが)
後は、全てが中途半端といえば中途半端なんですよね。
結局は東京のベッドタウンなので、もっと東京よりの船橋や津田沼に負けている感も強いです。
何か強いセールスポイントがあるかというと、それもピンとこない。
名物といえば何なんだろう?オランダ家の「落花生パイ」かな?
(あれは美味いです。千葉に来た時は買っていってください)
旅先で「ここがふるさとだったらどうだったろうか?」と思うのが好き
話題を少し変えますが、「ここがふるさとで、ここで育ったらどんな大人になっていただろうか?」と思うのが好きです。
最近行ったなかで、「ここで少年時代を過ごしたかった」場所のトップは、沖縄県の小浜島です。
原付で軽く一周できてしまう大きさの島ですが、そういう環境で育った人は、恐らく全く視点や価値観が違うと思うんですよね。
それが良いことかは実際に暮らしていないので分かりませんが、きっと良い価値観を持てたのではないかと漠然と憧れています。
かたや、雪国はきっと合わなかったろうと思います。
寒いのは平気ですが、雪はたまに見てたまに触れるからいいものであって、生活の中に雪が纏わりつくのは勘弁してもらいたい。
雪国は総じて食べ物が美味しいなどの魅力もあるんですけどね。
それはあくまで観光客目線なので。
ふるさとは変わらない
とまあ憧れも述べましたが、ふるさとというのは一生変えることができません。
(追加は勝手にできますけどね、第二のふるさととか)
せっかく生まれ落ちてしまったので、心のどこかでは大事にしていこうと思います。
そのためには、人に誇れるようなふるさとになってもらわないと困るんですけどね。
そういう意味では、ふるさと納税で、遠隔からもふるさとに納税できるというのは良いことだと思います。
と書いておけば、この「特別お題キャンペーン」をやっている、ふるさと納税サイトが浮かばれるのでしょうか。
金欠気味なので去年から利用していますが、現行のふるさと納税は、単なる金持ち優位の通販になっていると思っているので、制度の見直しは必要だと思いますよ。