秋吉台の下に広がる秋芳洞(あきよしどう)。
何者かによって「しゅうほうどう」と吹き込まれていて、
行くまでどちらか分かりませんでしたが、「あきよしどう」のようです。
私も鍾乳洞巡ラーの端くれですが、中でもこの秋芳洞は秀逸な鍾乳洞でした。
そんな秋芳洞の紹介です。
- 鍾乳洞巡ラー(見習い)、GOの足跡
- 秋芳洞も、アクセスはバスか自動車
- 広い…広いよ秋芳洞
- 見どころ①:百枚皿
- 見どころ②:黄金柱
- 見どころその他。
- 黒谷支洞と人類の歴史
- 来た道を戻る…
- 鍾乳洞として満足度高め
- 白い格好で行ってはいけない。ありがとうしまむら
なお、写真は暗い中でiPhone7にて撮影してますので、ブレ等はご容赦ください。
鍾乳洞巡ラー(見習い)、GOの足跡
私も日本の鍾乳洞はいくつか巡りました。
日本三大鍾乳洞である、高知県の龍河洞、岩手県の龍泉洞はもちろん回っています。
そして今回、最後の秋芳洞に到達することができました。
秋芳洞も、アクセスはバスか自動車
それにしても、鍾乳洞といえば、交通アクセスが恵まれていません。
前回書いた、秋芳台の真下にあるとはいえ、歩くとそれなりに時間がかかります。
秋吉台展望台近くから、秋芳洞に直結するエレベーターがあります。
しかし、このエレベーターを使うと秋芳洞のほぼ真ん中に降り立ってしまうため、
全てを観ようとすると、∞のようなルートで同じ道を戻ることになります。
なので、おとなしく別の入り口から行った方がいいでしょう。
ちなみに入り口は2つありますが、第一駐車場近くから入ると、途中に商店街があってお土産なども買えます。
駐車場は、市営のところもありますが、個人のところは1日100円というところも。
その分、少し狭かったり、舗装されてなかったりしましたけどね。
商店街を抜け、料金1200円を払って入ると、森が広がっています。
この森に入った時点で、けっこう涼しいです。
渓流&日陰効果ですかね。
それでは入っていきましょう。
広い…広いよ秋芳洞
一番の感想としては「広い!」に尽きます。
鍾乳洞というと、狭かったり頭をぶつけそうになったりするイメージでしたが、
秋芳洞はほとんどそんなことはありませんでした。
正面入り口から入った「青天井」と呼ばれる空間は、特に広いとのこと。
基本的には、歩く部分は整備されています。
最低限のライトアップしかされていないのも良いところ。
龍泉洞は、かなりサイバーなカラーのライトアップでしたからね。
見どころ①:百枚皿
秋芳洞の見どころの一つが「百枚皿」。
ひとつひとつ、皿のようにくりぬかれた形をしており、水が溜まっています。
なぜこんな不思議な形になるのか分かりませんが、素敵な眺めでした。
棚田にも似ていますね。
見どころ②:黄金柱
次の見どころはこちらの「黄金柱」(こがねはしら)。
秋吉台といい、黄金柱といい、読み仮名をきちんと振って欲しいものです。
名前に関する愚痴はさておき、かなりのご立派な柱です。
高さ15m、幅は4mの巨大な柱。
石灰石が何万年かけて垂れ流れていき、こんな巨大になったのですね。
見どころその他。
その他、いくつか見どころっぽいところを。
これは傘のように天井から生えた岩。つららに見える。
これはキノコ上になった石灰岩。
先ほどの百枚皿に対抗した千町田(ちまちだ)。
成形されていない田んぼのように、うねうねしています。
黄金柱と比べるとかなり小さい大黒柱。
これは人間よりも細いくらいなので、家を支えるほどの力はないのでしょう。
階段の上から眺めた風景。
それなりに、アップダウンはありますが、しゃがんだり飛んだりといったアクションは必要ありません。
大仏岩…ですが、暗くてよく分かりませんね。
シルエットが大仏だそうですが、恐竜っぽくも見えました。
黒谷支洞と人類の歴史
ここは先述したエレベーターで降りてきた地点。
そこから正面入り口と反対側に進むと、黒谷支洞と呼ばれるゾーンへ。
これは巌窟王と呼ばれる岩。怪獣っぽい。
黒谷支洞は、少し狭くなっています。
クラゲの滝のぼりと呼ばれるエリアへ。
天井に向かって、クラゲの足のようなものがうねうねしています。
ダイオウイカでもいいような気がします。
もはやぱっと見でどうなってるのか分かりませんが、階段を上っているところ。
そして最後はサイケデリックな空間に。
壁の両サイドには、地球の歴史(恐竜~人類誕生~ホモサピエンスへ)が描かれています。
(反対側からも入れますが、その場合は過去に戻っていく絵になります)
最終進化系は、秋吉台でキャンピングカーでした。
来た道を戻る…
正面入り口から黒谷支洞側の入り口まで、ちょうど1kmくらい。
撮影しながら歩いていたので、だいたい20~30分くらいだったでしょうか。
帰りに黒谷支洞側から帰ることもできるのですが、車はもちろん正面入り口側に停めてあります。
結局取りに戻らないといけません。
地上(外)を歩くのは係員曰く「つまらないですよ」とのこと。
仕方が無いので、再び秋芳洞に入り、反対側まで歩いて行きます。
全く同じルートでね。涼しいだけ、中を通った方がいいですね。
もう一度、別角度から見ることもできますし。
鍾乳洞として満足度高め
鍾乳洞としての満足度はかなり高いです。
まず空間が広いこと、余計なライトアップがないこと、そして1kmくらいとちょうどいい大きさなこと。
何も買いませんでしたが、お土産売り場もけっこう充実していました。
これから鍾乳洞巡ラーになろうという方には、非常に良いんじゃないでしょうか。
(普通の観光でもオススメできますけどね)
白い格好で行ってはいけない。ありがとうしまむら
しかし、最後にしてやられました。
気づかぬうちに泥跳ねがものすごいことになっており、白いパンツが泥だらけでした。
(ともすると、漏らしたくらいの勢い)
仕方が無いので、たまたま道路を走っていてみつけた「しまむら」にて緊急購入。
初めてしまむらで買い物をしました。
みんな、特に下半身には気を付けんだぞ。