誰にでもあると言われているフェティシズム。
正確に言うと、誰にでもあると言われていると私が言っているフェティシズム。
気がついていないだけで、私にもあるのだろうと思います。
画像は、無料素材サイト「ぱくたそ」様で「フェチ」で検索したら出てきた「FAXを愛でる女性社員」です。
そんなフェチ、フェティシズムについて思うこと。
そもそもフェティシズムとは
フェティシズムというと、性的嗜好の意味で使われがちですね。
ネットの辞書だと、こんなことが書かれていました。
フェティシズム【fetishism】
異常性欲,性倒錯の一種。性愛の対象が異性の存在の全体ではなく,その肉体の一部(毛髪,手,足,指,爪,耳など。通常は性器を除く部分)や,異性が身につけている物(靴,靴下,下着,ハンカチ,指輪など),あるいは異性の象徴となるもの(コイン,皮革,毛皮など)を性対象とする傾向をいう。この物体をフェティッシュfetish(物神,呪物)といい,フェティッシュの獲得,接触,所有によって,通常の性交以上の性的満足や興奮が達成される。
(出典) 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
つまりは、性愛の対象が、人・人格全体ではなく、ごく一部などに偏ったり、物質に偏ったりすることのようです。
「通常の性交以上の性的満足や興奮が達成される」は言い過ぎな気もしますが…
ここでは、もう少しライトな意味合いで使っていきたいと思います。
こういうの好きとか、こういうのにときめく、程度です。
男側でよくあるフェチ
男側のフェチと言うと、脚や胸、尻などはよくある話です。
これだと、単なる性欲と何が違うのか分かりませんが…
人間から少し遠ざかると、制服フェチ、メガネフェチや靴フェチなどがあるでしょうか。
メガネフェチ辺りは、女性にも一定数いるでしょうね。
女性側のフェチ
これまで交際(深浅はさておき)した女性のうち、自ら〇〇フェチを自称しておられた方もいらっしゃいました。
フェチから交際を申し込んできた方もいたものです。
今振り返ってもよく分からない人もいたので、いくつかご紹介。
筋肉フェチ
割と定番と言えば定番なのでしょうか?
昔、私が筋肉隆々としていた頃は、二の腕と胸筋に人気が集まったものでした。
もうだいぶしぼみましたので、今では彼女の要求は満たせないでしょう。
ただ筋肉フェチと一口に言っても、細マッチョからボディビル級まで幅は広そう。
細マッチョは、筋肉カテゴリーには入れたくないのが個人的な感想。
ボディビル級は、私も一度は生で見て触ってみたいですね。
声フェチ
私の低音ボイスを好きだと言ってくれる方もいたものです。
しかし、私の妹(反抗期の頃)から、
「低周波が体に悪いというニュースを見たけど、お前の声も低周波なんじゃないか?」と言われたものです。
男性以上に女性の方が、声フェチも多い気がします…が声優ファンはどっちも多いかな。
スーツフェチ
スーツフェチ、制服も含めるとけっこういるのではないでしょうか?
ピッチリ決まった姿に加え、そこからネクタイを緩める姿がいいという人も。
しかし、私が知り合った女性は、正確には「スーツの袖口」フェチでした。
スーツとワイシャツのバランスといえば、スーツの袖から0.5~1cm程度、ワイシャツが見えているのが理想と言われます。
そこがたまらないらしく、かなり厳しい服装チェックが入ってました。
ああ面倒だった。
匂いフェチ
これは昔々の職場の同僚ですが…
タバコだけでなく香水や化粧の匂いが大嫌いな方で、いつも他人の匂いには厳しかったのですが、私の匂いが大好きだったようで…
その後も、職場が同じだったため、「近寄られると匂いでおかしくなるから仕事中は離れて」と言われ続けました。
(最初に言われたときは、腋臭にでもなったかと自己嫌悪しましたが、いい意味だったようです)
どうやら、私の使っていた洗剤「アリエール」+私の匂いが、彼女にとって最強コンボだったとのこと。
そんなに好きならとアリエールをプレゼントしたら、興奮するから使えないと言っていました。
先ほど否定しましたが、彼女にとっての匂いとは、「通常の性交以上の性的満足や興奮が達成される」フェチだったようです。
フェチもあった方が幸せなのか?
最後の変態の例はさておき、少し偏ってても「好き」なものがあることは良いことのような気がします。
あまりに偏ったフェチは、満たされず葛藤しそうですけどね。
皆さん、またはお知り合いの方にはどんなフェチがありますか?
私も自分探し(フェチ)でもしてみようかな。