朗読にはいろんな効果があるという噂をかぎつけました。
また、オーディオブックも最近話題になってますね。
試してみたいような、イヤホン失くしたから試したくないような。
そんなわけで、朗読について思うこと。
朗読してみた音声もあるよ。
朗読してみた
とりあえず、読んでみないことには始まりません。
しかし、権利関係がよく分からないので、下手に本を読んでいいのか不安でした。
というわけで青空文庫なら良かろうと、夏目漱石の「こころ」の冒頭を読んでみました。
以下、言い訳。
iPhoneで、カメラ⇒動画で撮っているので音質は荒いです。
噛まずに読もうと集中していましたが、ところどころ怪しい部分があります。
あと、自分の声だから余計に気持ち悪いですが、他の方にはどう聞こえるのでしょうか不安なり。
朗読するのはいつ以来?
朗読と言えば、国語の授業のイメージ。
高校生ぐらいまでは、国語の授業で先生からあてられて、
「おれはかまきり おう、夏だぜ」だとか「ごん、お前だったのか」とか読まされていたものです。
大人になるにつれて、少なくとも「物語」を声に出して読む機会はほとんどなくなりました。
あるとすると、姪っ子に読み聞かせをするときくらいですかね。
なので、非常に単純な物語や昔話、ファンタジーすぎる絵本くらいしか声に出していません。
朗読の効果をまとめてみる
ネットで転がっていた情報ですので、どこまで正しいものか分かりませんよ。
滑舌が良くなる?
私は、高校生の頃はめちゃくちゃ早い速度で、一切噛まずに朗読することができました。
大学に入って友達がひとりもできなかったせいか、一気に衰えてきました。
社会人になると不眠症のせいか、普通にしゃべるときもゆっくり&噛むようになりました。
つまり、会話が減る=声を出す機会が減ったために、滑舌も悪くなり、「朗読力」も衰えたように感じます。
朗読=言葉を発することですので、滑舌に効くというのは信ぴょう性があるような気がします。
本当に滑舌が良くなるとしたら、ぜひ実践したいところですね。
声が良くなる?
滑舌に続いて、声に関することとして、「良い声になる」説があります。
朗読をある種のボイトレと考えれば、声が良くなることは期待できそうですね。
私の朗読を聞いた方は感じたかもしれませんが、声が暗い(正確には、声も暗いですが)気がしますので、それも改善されるかもしれません。
ストレス軽減?
朗読することで、ストレスが軽減されるという説があります。
幸せを感じるホルモンはセロトニンですが、朗読によりこのホルモンが分泌されるとか。
個人的には朗読をしてストレス解消になるのか分かりません…
噛んだり、読めない漢字があったりすると、逆にストレスになりそうな気もします。
脳の活性化?
朗読することで、黙読以上に脳を使うとのこと。
黙読だと漢字が読めなくても字面で意味が分かってしまいますし、
発音でつっかえるということもありません。
生麦生米生卵を文字で読むのと、実際に発声するのは全く違うでしょう。
特に、高速で朗読すれば、より脳の活性化には役立ちそうです。
ビジネス上の朗読(音読)のメリット
これは私の経験談ですが…
企画書や報告書などを作成して見直し・校正する際に、
朗読(というより音読)してみると、違和感に気がつくことが多々あります。
人に見てもらう=目を代えるのが書類チェックの基本ではありますが、
必ずしも、時間のある相手がいるとは限りません。
そんなときは、目を代えるのではなく、「耳に代える」のもアリだと思います。
オーディオブックについて思うこと
昨今、オーディオブックが流行りつつあるそうです。
オーディオブックとは、本の音声読み上げサービスのことです。
満員電車やランニング中などでも音声で本を読み上げてくれるので、
視界は保ったまま、あるいは何かを広げなくても「読書」が可能になります。
最近は、俳優さんやら声優さんやらの読み上げるブックもあるみたいですね。
「書籍」の需要がオーディオブックに本格的に移行するとしたら、朗読が仕事になることもあるかもしれませんね。
ただ、オーディオブックは本格的に流行るんですかね?
音声垂れ流しでは、自分のペースで聴けないので、頭に入るか?または遅そう?
短いものならいいですが、長い作品を全部聞くのは時間もかかるし疲れそう。
そして何よりかかるのがコスト(費用)ですね。
AmazonのAudibleは、月額1,500円で1冊分です。
読み上げる人のコストを考えれば仕方ないですし、本を一冊買うと考えれば妥当な金額ですが…
かといって、ゆっくりボイスや初音ミクボイスは難しいでしょうしねえ。
1か月(1冊)無料お試しができるので、興味がある方はいいかもしれません。
自動更新なので、試してイマイチなら解約しましょうね。
ホラーなら、上手い人が読むと怖いかも?と思ったけど、それ稲川淳二でいいじゃん。
続けてみないと分からない
というわけで、私の体感と言うよりは、ネット等で言われている効果についての所見を述べてまいりました。
いずれにしても、短時間で効果が出るものではないということはよくわかります。
しばらく、寝る前か起きた後にでも、朗読5分から始めて、さらに続けてみたいと思います。
果たしていい結果は出るのでしょうか?
↑ここまで、私も朗読してみました。
口語と文語が入り混じっていたり、丁寧語とそうではない部分が混ざっていたりと、見直すきっかけになりました。
それだけでも朗読(音読)の成果といえなくはない。のかも。かも。