ふるさと納税が流行ってますね。
テレビ、ネット、雑誌など、いろんな媒体でふるさと納税を煽っています。
私も昨年からふるさと納税を行い、今年もやってみました。
ただ、嬉々としてというよりは、しぶしぶやっている感もあります。
そんな私がふるさと納税したところと、ふるさと納税そのものについて思うこと。
銚子市の伊達巻き
冒頭にドドン!と画像を貼り付けましたが、伊達巻きです。
こちらは8000円のコースとなっています。
ハーフサイズでこれですが、一人で食べきるのは無理ですね。
一般的な伊達巻きはその名の通り巻いてありますが、銚子の伊達巻きは巻きません。
そして、通常の伊達巻きを外食で見かけることは稀ですが、
銚子ではお寿司屋さんで普段から食べることができます。
卵焼きとプリンの中間、ややプリン寄りって感じです。
ご飯のおかずにはしづらいですが、デザートにはなりますね。
ふるさと納税で申し込んだところ、数日後に「今から焼くけど大丈夫ですか?」と電話がかかってきたのは少し驚きました。
高知県須崎市のうなぎ
須崎市?知らぬ。うなぎが食べたかったのじゃ。
ふるさとチョイス内では、人気の市町村だそうですね。
うなぎかば焼き6~7人前とは、けっこうな量だと思います。
当然、一人では食べきれませんので、実家着にしてあります。
大阪府岸和田市の防災リュック
岸和田市?名前しか知らぬ。
防災リュックが欲しかったのじゃ。
一人暮らしですので、自分さえ生き残れればいいと言いたいところですが、
比較的実家や兄弟の家も近いので、マンションが無事ならば私の家が避難所になる可能性もあります。
特に実家は築年数がけっこう経ってますからね。
昨今の災害状況や、南海トラフ地震も警戒される中、非常に人気のようで、申し込みはしたものの届くのは数か月先だそうです。
この間に災害に遭ったらどうしましょうね。
ふるさと納税について思うこと
その他にも、いくつかの場所にふるさと納税をしています。
しかし、須崎市・岸和田市についてほぼ何も知りませんし、行ったこともありません。
そんな私がふるさと納税をするのは、「やるとお得」というより、「しないと損」だからです。
そもそも、自分が住んでいる所に税金を納めないと、自分の街が良くなりません。
人口集中による地方税集中は問題と言えば問題ですが、淘汰と言えば淘汰です。
それに、ふるさと納税=税収増が成り立つわけではないでしょう。
節税効果がある以上、日本全体の税収は減少します。
そこだけ切り取るといいことのようですが、住民税という、ある意味では需要と供給のバランスで成り立っているものが崩壊しかねません。
高所得者の優遇率が高すぎるのも問題かなと思います。
何でも累進課税がいいとは思いませんが、もう少し節税効果の上限を下げてもいいかなと思います。
冒頭にも書いたように、これだけCMを打っているということは、運営会社である楽天やJTBなどは相当儲かっているのでしょうね。
ふるさと納税しろしろと、少し煽りすぎな気がします。
地方のためという耳障りの良い言葉で、税金で稼いだり、得をしたりというのが行き過ぎているのでは?と少し複雑な気持ちです。
逆に言えば、「やらないと損」しているんですよね。
その気持ちの線引きは、私の中でも整理が完全についているわけではありませんが、なんだかんだで今年もやってしまいました。
そもそも私の納税額なんて微々たるもの…と言いたいところですが、給料から税金引かれなかったら嬉しいしなあ。