カフェ巡りのコーナー。うぇー。
冬の函館に行っておりました。
暖冬のせいか、あまり雪は積もっておりませんでした。
逆に凍結がひどかったのですが、それはまた別の話。
今回は、函館では幅広く(?)展開されている「美鈴」というお店です。
美鈴の歴史
名前が長いので、単純に「美鈴」と表記します。
お店の入り口には、その発祥の歴史が書かれていました。
1932年、鈴木武二さんが、鈴木商店という珈琲と洋食器の店をオープン。
北海道では初めての珈琲工房だったそうです。
創業当時は「鈴木商店」という名前でしたが、
その後、函館市民に公募をしたところ「美鈴」という名前になりました。
…という歴史があるそうです。
市民公募で名前を付けるというのは、相当地元で愛されてないとできないのではないでしょうか。
函館を中心に、札幌やその他道内に複数店舗が進出しています。
今回行ったのは大門店と呼ばれる場所。
函館駅から歩いて5分くらいの位置です。
営業時間は10時~。
角っちょにお店がありました。
そんなに古臭さは感じないですね。
店内の様子とメニュー
店内は、半分イートイン(30席くらい)と、コーヒー関連グッズの販売、ケーキ類の販売となっています。
半分ケーキ屋っぽいので、スイーツ類は豊富にありました。
食べ物は、カレー、ピラフ、ピザ、トーストなど、いわゆる喫茶店メニュー。
セットにした方がお得です。
注文を受けて、焙煎機で焙煎する
ショーケースのケーキ+コーヒーのセットを頼んでみました。
ケーキセット680円なり。
すると、何だか店内にゴウゴウと機械音が。
よく調べずに行ったのですが、焙煎機がうごめいておりました。
注文を受けてから、生豆から焙煎機にかけるところからスタートします。
ゴウゴウという音だけでなく、コーヒーの香りも店内に立ち込めます。
レアチーズケーキとコーヒー
私は、ケーキセットで、ショーケースの中から、レアチーズケーキを選びました。
好きなんですよね、レアチーズケーキ。
単体で買うと、だいたい300円前後と比較的安いようです。
そしてクリスマス仕様。
この時、朝から海鮮丼を食べたばかりで少々満腹気味ではありましたが、
レアチーズケーキは、甘さ控えめで生地もしっとりで美味しかったです。
欲を言えば、土台のスポンジ部分の割合をもう少し増やしてほしかったかなあ。
チーズクリームが多い方が美味いかと思いきや、バランスって大事。
そしてこちらがコーヒー。
既に店内にコーヒーの香りが充満していたため、正直なところ、このコーヒーの味と匂いがよく分かりませんでした。
お土産にもいろいろ売っている
函館空港内にも、CAFE美鈴という名称で進出しておりました。
また、関連のお土産も数多く売られています。
珈琲ケーキ、珈琲モンブラン、珈琲まんじゅう、カレーなどなど。
恐らくは、私のような観光客が行くというよりは、地元で長く深く愛されているお店なのだろうと思います。