HOLLOW KNIGHT。ホロウナイト。
HOLLOWは「うつろな」とか「穴・くぼみ」という意味だそうです。
定価1480円とリーズナブルながら、ボリュームのあるアクションゲームです。
- あらすじ
- 主人公は虫。システムはベーシックアクション。
- ゲームの流れ
- 徐々に強化されていく虫くん
- なんだかんだでラスボス戦
- ストーリーはよく分からぬ…
- もう少しでコスパ最高のゲームだったけど、コスパ十分ではある
- こんなゲームもレビューしています
一応、全クリはしていますので、ネタバレといえばネタバレがあります。
不満点もありますが、アクション好きなら買って損はないゲームだと思います。
あらすじ
旅の目的は、正直よく分かりません。
意味深な文章が続きますが、結局何が言いたいやら…というような文章は、最後まで続くことになります。
主人公は虫。システムはベーシックアクション。
主人公は虫です。というより登場キャラはほぼ全部虫です。
主人公は、少しクワガタっぽいですかね。
背中にしょった釘が武器で、これで斬りつけて攻撃します。
方向キーと合わせて、上下左右に攻撃することができます。
目はうつろ。これが「ホロウ」ということなのでしょうか。
敵を攻撃すると「ソウル」が集められ、それを消費することで回復や特技などが使うことができます。
制限はあっても自力回復付きのアクションゲームというのは、探索型では珍しいですね。
比較的、すぐ回復ができるので、慎重に進めることも可能となります。
ゲームの流れ
というわけで、ストーリーはよく分かりませんが、探究者・冒険家的な役回りで進んでいきます。
探索をするなかで、敵を倒し、罠を避け、暗闇を登り…
時には中ボスを倒していきます。
自力回復以外にも、ベンチで回復&セーブができます。
様々な人(虫)と出会います。会話だけのキャラもいれば、お店なども。
マップが広いので、拠点(駅)を開放することで、乗り物キャラによって移動することができます。
徐々に強化されていく虫くん
よく分からないまま進めていても、ボスを倒したり、虫と出会ったりすると、主人公の虫がどんどん強化されていきます。
例えば、壁キックができるようになります(ロックマンX的な動き)。
後には、二段ジャンプやダッシュアタックなど、動きやアクション性がガラッと変わるものがあります。
また「チャーム」と呼ばれる装備品によって、攻撃力強化やシールド装備など、様々な効果(アビリティ)を付けることができます。
なんだかんだでラスボス戦
最後のボスは「ホロウナイト」。
ラスボス名がゲームのタイトルってけっこう珍しいかもしれない。
それなりに強いのですが、ここまでのボスや道順を考えると、そこまで労せずクリアできました。
血(?)を噴き上げながら倒れるボス。
そしてエンディング。24時間超えという、アクションにしては大ボリュームでした。
ストーリーはよく分からぬ…
何度も書いていますが、ストーリーはよくわかりません。
こういう、解釈は任せる的なポエムばかり見させられるのは好きじゃないのですが…
封印を破ろうとしているらしいけど、それもまたよく分からない。
私の何となくの解釈だと、
- 封印されたホロウナイトの封印が解けそう
- 主人公は選ばれた虫で、中ボス達を倒すことで力をつけていく
- ついに封印が解けたホロウナイトを成長した主人公が倒す
- 成長した主人公に、ホロウナイトの根源が乗り移り、主人公ごと再び封印される(主人公が新たなホロウナイトとして眠りにつく)
こんな感じでしょうか?
イメージとしては、FF10のような感じです。
シンが現れた⇒召喚士が成長しながら旅に出る⇒シンを倒す⇒シンが、倒した人(究極召喚)に乗り移る⇒一時的に封印されるが、シンはまた復活する。
まあFF10も久しぶりなので、細かいところの記憶はあいまいですが。
HOLLOWには、「無意味な、空虚な」という意味もあります。
ストーリーもそういうことでいいや。
もう少しでコスパ最高のゲームだったけど、コスパ十分ではある
いくつかの不満点がありますので、それも書いておきます。
まずは操作性の点ですが、一番の不満は「ノックバック」です。
敵から攻撃を受けるとノックバックがあるのは仕方ないとしても、
こちらの攻撃を敵に当てたときも、こちらが少しノックバックします。
また、壁を攻撃したときにも、少しノックバックします。
繊細なアクションゲームであるので、少しの動きが致命的なシーンも多々ある中、最後までこの操作性が難でした。
次に、全体的に「画面が暗く分かりづらい」ことです。
見通しが悪く、急に穴があったり罠があったりします。
また全体マップも見づらく、広大なマップの割にはどこに行っていいのか分からず、延々と暗い中さまようことになります。
メトロイドや悪魔城ドラキュラのように、マス目表示にしてくれればいいんですけどね。
実際は、下の画像よりもひとつひとつが広いため、正確な位置は分かりにくいです。
その他、細かい不満点はあるんですよね。
キャラクターのボイスが不快とか、やっぱり被ダメージ時のノックバックも大きすぎるとか…
まあやりこみ要素も下の画像の闘技場など充実しているようですし、1480円という値段を考えれば、お得で面白いゲームだとは思います。
究極のやりこみ要素として、一度死んだらコンテニューなしの「スティールソウル・モード」というのがエンディング後に解放されました。
とはいえ私の実力(&適当プレイ)ではクリアまでに100回は死んでいますから、こんなのは絶対無理ですけどね…
こんなゲームもレビューしています
他にもありますが、アクション系を並べておきます。