長きにわたって分割してきた函館旅ですが、最終回です。
今回は一つ一つは大して書くことがないので、画像や寄せ集め、こぼれ話的な内容です。
金森赤レンガ倉庫は商業施設
横浜にも赤レンガ倉庫がありますが、そこと同様にこちらも商業施設です。
赤レンガ自体は、明治維新当時のものなのでしょうかね。
にゃーん。
そして中の様子。
杉養蜂園ってどこでも見るけど、儲かってるのかしら。
ドラッグストアもこんな外観。
中身はマツキヨ、福太郎と変わらない感じですけどね。
サツドラは、札幌ドラッグの略でしょうか。
倉庫は数棟に分かれています。
こちらは同じ商業でも、少し趣の違う店舗が入っています。
ガラス工房。
北海道のガラス工房と言えば小樽が浮かびますが、ここ函館も盛んなのでしょうか。
こちらはオルゴール。これも小樽に近しいイメージ。
ガラス、オルゴールとくると、やはり来るのがランプ。
ステキな温かい光でした。危うく買いそうでした。
この蔦は、天然なのか養殖なのか…?
夜中にこんな建物がいきなりあったら、それは楽しいでしょうね。
夜はこんな感じです。
泥棒達が侵入を試みています。
そんな赤レンガ倉庫。
ラビスタ函館ベイも赤レンガ倉庫に隣接しており、食べるところも数多くあります。
ここだけで一日潰せるかと言われると微妙ですが、ガラス工房での体験などもできると、より楽しめるかもしれませんね。
また、周辺にも赤レンガではなくても趣のある建物が多かったです。
街歩きにも良いと思います。
教会に行って厳かな気分に浸る
所変わって、今度は函館山・元町の方面です。坂の多いエリア。
函館山にはいくつかの教会があります。私が行ったのは2つ。
まず、こちらは函館ハリストス正教会。
10時になると一般向けにも開放されます。
目の前に来ると、迫力があります。
足元が凍り付いていて、見上げて歩くのは危険でしたが。
「日本の音風景100選」なんてものがあるのを初めて知りましたが、ここハリストス正教会の鐘の音がそのひとつだそうです。
残念ながらこの日は鐘撞はなかったようです。
前にも書きましたが、宗派によって十字架の形は異なります。
ハリストス正教会の十字架は、普通の十字架を2つ組み合わせたような、
八つの先端があることから、八端十字架と呼ばれています。
下の横棒が少し斜めっているのは、天国と地獄を表しているそうな。
続いて丸い輪を伴った十字架が特徴的な、カトリック元町教会。
輪は太陽を示しているそうですが、差別主義的な団体がシンボルにも使ったこともあるそうなので、良く思わない人もいるとかいないとか…
悪いデザインじゃないと思いますけどね。
いずれの教会も、一般公開はされています。
神聖な場所ですので、撮影は禁止でした。
教会に入った感想
教会に入ったことって、結婚式を除くとこれまでほとんどありませんでした。
具体的には、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のみで、それ以外には入った記憶はほぼありません。
宗教画や芸術品など、眺めてみるのはなかなか興味深い。
寺社仏閣も好きですが、教会は少し趣が違いますね。
やはり自国の宗教と他国の宗教という差があるのでしょうか。
教会に対しては少しアウェー感というか、逆に過剰に「尊重しなきゃ」という気持ちが働いて、それがより厳かさを醸し出しているように感じます。
複雑な気分ですが、それはそれで嫌いじゃない。
特段、信心深いわけではないですが、宗教に関しては軽視はできないですね。
夜のお楽しみ
この夜は、夜景を見に行ったおかげで凍り付くように体が冷え切っていたため、とりあえず暖かいものを摂取する必要がありました。
ラビスタ函館ベイの真向かいにある、「いかいか亭」という居酒屋へ。
もはや手が動かなくなるほど凍えていたので、珍しく熱かんで日本酒を一本。
そして函館と言えばやはりイカ。イカそうめんをツルツルと。
あんこうもいたので、唐揚げをいただく。
エビは何となく食べたかったので…
そしてこちらは「生うにやっこ」。
ウニと豆腐は意外と相性が良かったです。
その他、いくつかの海鮮系の料理をいただきました。
カウンター席もあり、この店は一人でも入りやすかったですね。
お土産
「酢いかのくせにたこのふりして」という名前に惹かれて購入。
見た目もタコっぽいのですが、食べるとイカ…と言いたいところですが、酢のせいで、もはやイカなのかタコなのかよく分からない。
おつまみに良さそうな一品。
北海道限定らしい、夕張メロン味のブラックサンダー。
色的には、もはやオレンジサンダーですけどね。
しっかりとメロン味がして、これは美味かったなあ。
いも子とこぶ太郎。
ポテトチップスに乾燥昆布チップスが入っているという変わりもの。
ただ、こぶ太郎の味が少し弱かったかな。
函館の老舗レストラン、五島軒のチョコレートケーキ。
これは実は別のところでクリスマスケーキとして買ったのですが、まずブラックな見た目が美しい。
味も濃厚なベルギーチョコレートで、かぶりついて食べました。
函館まとめ
というわけで、函館を回ったシリーズもこれで終わりです。
夜景あり、歴史あり、異文化あり、海鮮あり…函館の魅力はそれなりに堪能できました。
最近ではLCCも飛ぶようになり、新幹線も通るので(どちらもそれほど安くないけど)、グッと行きやすくなったのは確かでしょう。
次があれば、紅葉か桜の季節に五稜郭タワーから見下ろしてみたいですね、誰かと。