(追記:ストーリークリアしました。ネタバレあり)
久しぶりのゲーム紹介コーナー。
SMASHING THE BATTLE(スマッシングザバトル)というアクションゲームです。
あ、正確には「グラマラス美少女アクションゲーム」と書いてあります。
一応、これ貼っておきますね。
グラマラスの用語解説 - [形動]魅惑的なさま。華やかなさま。性的な魅力にあふれているさま。
(「デジタル大辞泉」より)
あらすじ
舞台は近未来チックな世界。
主人公は、サラ・オコンネル。とある建設現場の監督です。
ある日、仕事を終えて帰ろうとすると…
突然、警報とともに爆発が起きます。
先輩(?)に当たるイヴァンが大怪我をしています。
コンストラクターと呼ばれる作業用ロボットたちが、暴れ出したのが原因。
何とか逃げますが、セキュリティ担当のローリエンと通信がつながります。
(画面だと直接話しているみたいですが、あくまで通信です)
どうやらシステムがハッキングされ、コンストラクター達も暴走、セキュリティシステムが全く制御できていない様子。
しかし、セキュリティ対策チームの到着には時間がかかります。
その間にイヴァンの衰弱がどんどんと進んでいます。
サラは、セキュリティ対策チームを待たず、自力で補助コントロールパネルのある場所に行くことを決意します。
そこでローリエンから提供されたのが、このスーツ。
露出度が高めなのはお約束として、このパワードスーツを着て、スパナを振り回して戦いながら、このハッキング事件の解決とイヴァンの救出を目指します。
と、ここまでがオープニング。
カスタム要素のあるアクションゲーム
こちらがメニュー画面となります。
「ストーリー」はその名の通り、「チャレンジ」はもう少し難しいお題が与えられます。
ストーリーはどうやら30ステージに分かれているようですね。
#1は、チュートリアルです。基本的な用語や戦い方を、ローリエンが教えてくれます。
HPは体力、SPはスキルを使うのに必要なポイントで時間や回避行動で回復します。
SPを使えば、体力の回復や敵の誘導、必殺技などが放てます。
さらに、セーフティスーツ自体にも耐久度があり、ゼロになると一時的にスーツが壊れてスキルが使えなくなります。時間経過で回復します。
また、Bボタンで一瞬無敵の回避行動がとれますが、これがこのゲームの肝となります。
こちらがステージ画面。
左上にパラメーター。右端はボタンに対応した必殺技・ツールなどが出ています。
基本的にはYボタンで攻撃(最大3連続)。
Bボタンで回避。
A、X、L、ZL、ZRで特殊行動となります。
敵は、小さいのから大きいのまで、接近攻撃から遠距離攻撃まで何種類か存在します。
これらを基本的には巨大スパナでぶんなぐって破壊していきます。
無双シリーズ程敵は多くありませんが、小さい敵を蹴散らす爽快感があります。
回避行動中に攻撃を行うと、強力なスマッシュ攻撃を行うこともできます。
基本の流れは、敵をせん滅してボスを倒すとステージクリアとなります。
逆に、HPがゼロになるとゲームオーバーで、メニュー画面に戻されます。
ステージの最後には、たいていボスが出てきます。
ボスだけは、ボスのHPが下に表示されるようになり、ゼロにすれば勝利です。
クリア画面。
連続コンボやジャストタイミングで回避行動を取るなどの条件を満たすと、クリアレベルが上がっていきます。最大で☆3個。
また、敵を倒したりアイテムボックスを開けたりすることで、コインが溜まっていきます。
メニュー画面のアップグレードを選択すると、溜めたコインを使ってHP、SP、セーフティスーツ(スーツの耐久力)、スパナ(攻撃力)、ツールソード(必殺技)、地雷(特殊攻撃)などが強化できます。こういう自分のタイミングで自分の伸ばしたいところに割り振れる、カスタム要素は好きです。
こうしてレベルを上げて、より難しいステージへと挑んでいきます。
ステージが進むと、(下手なのかもしれませんが)初期能力では限界が来ます。
敵に囲まれると結構連続ヒットされてしまいますし、ボスの範囲攻撃はかなり広いので、うっかりやられることもしばしば。
プレイ動画
チュートリアル部分ですが、動画も撮ってみましたのでご覧ください。
操作性はまあ悪くなく、動きは滑らかに動きますね。
Switchの撮影機能を使っているので、変な切り出しですみません。
単調・・・
まあ1,000円から割り引かれた価格で売られていたので、そんなに過大な期待をしてはいけませんが…
まず、ステージ構成が基本的に同じで、敵もあまり変わり映えがしません。
小さいロボットがわらわら出てきて、それを殴り続けていく。
通常攻撃も4連打かスマッシュ攻撃しかなく、特殊攻撃合わせても大して戦略の練りようがありません。
結局は敵を集めて、回避しながら殴る。
一応、大量にまとめて倒すとボーナスなどありますが、多少の爽快感があるのはこの時くらいでしょうか。
あとは、HPとアーマーの数値が別ってのも面倒ですね。
アーマーが壊れるとスキルが使えなくなるので、更に爽快感もなくなるという…
一応、やりこみ要素としてステージごとに3つのお題が出されますが、それが全て共通なんですよね。
1.MASSIVE KILL(上に書いた大量に破壊)を2回
2.連続KILL10回
3.ジャスト回避10回
慣れればけっこう簡単なのですが、逆に無駄に回避をしないと10回達成しないという…
まとめ:グラマラスが好きなら
まあ、おっぱい(大)と尻好きなら、多少のアラは見過ごせるのかもしれません。
ゲーム中、特にアクションステージでは大してグラマラス感は分からないですけど。
私としては、純粋にもう少しアクション性(技や動きなど)を高めてほしかったかなあ。
とはいえ、1000円くらいなら妥当なお値段かなあと思います。
単調とはいえ、無難ではありますし、奇をてらって変なシステムを導入して失敗した感じはありません。
というわけで、男性にはオススメできますが、女性にはどうでしょうね。
追記:クリアしました(ネタバレあり)
サラでストーリーを30ステージクリアすると、主人公が入れ代わります。
次の主人公は「マリー」となります。
基本性能が異なるうえ、アーマーを選択することで、速度やパワー、HPなど好きなパラメータが強化されたアーマーを装着することができます。
性能も少し異なり、バリアを張ったり、ボットと呼ばれる自動操縦の「味方」を生成することができます。
ただ、操作感やコンボの決めやすさは、サラの方が上ですね。
エンディングがちょっとがっかりでした。
一応、事件の真相は分かるようになっていますが、結局は「大会社が悪かった」といった終わり方です。
そして業界2位の企業の社長令嬢であった「マリー」が社長になってめでたしめでたしというもの。
まあ終わりはシンプルでいいのですが、ステージが単調な分、もう少し捻ったストーリーでも良かったかなあと思いました。
また、何よりエンディングが「10行くらいのテキストのみが、黒い背景に流れる」というだけというのがガッカリ…
CGなりイラストくらいは用意してほしかったかなあ。
エンディングを迎えて、改めての感想としては「1000円ならまあいいか」ですかね。結局、エンディング前と変わってないけど。