西表島関連の旅日記も、これで終わり(のはず)。
最後は、夜のジャングルに行ったお話です。
夜って暗いなあ。
西表島の夜は暗い…
以前記事にもしたように、西表島の夜はものすごく暗いです。
そんな中、宿のオプションツアーで夜のジャングルに連れて行ってくれるということですので、 そりゃ行ってみたくなりますよね。
夜の8時に宿のロビーに集合。10人弱のメンバーが集まりました。
そして車で移動。
助手席から撮影した感じはこちら。
街灯があるところはほぼないため、真っ暗ですね。
島に2つしかない信号はLED化されているのですが、それが西表島で一番明るい光ですかね。
島の北西部、耳切浜へ
車で向かった先は、地元の方しか分からないような道ですので、私にはよく分かりません。
ガイドの方の説明ではGoogleMapに載っていない道とのことでしたが、最新のものでは載っていたようです。
ただ、耳切浜という名前は載っていませんでした。
地名というのは、地形や縁起、もしくは何らかの言い伝えや産業などで付けられることが多いですが、「耳切」浜は何でしょうね?
というわけで、耳切浜と、そこに至るまでのジャングルを徘徊します。
ここ進むの?(動画あり)
小さなライトを片手に、ジャングルの中へ。
その様子については、こちらの動画をご覧ください。
やることがなくなったので、この間のナイトジャングルツアーの動画を15分で編集😗#ひとり旅 #西表島 pic.twitter.com/KcbNH9QsjW
— GO@ブログ・読書・日常・ひとり旅 (@GK_GK21) 2019年3月13日
ここ入ってくの?というところにずんずん入っていきます。
聞いてみたら、一応最低限、人が通れるように草刈りなどはしているそうですが…
長靴を借りておいてよかったです。
転んだら相当悲惨なことになりそうですね。一応、替えのズボンも持っていたので良かったですが…
夜の生き物たち
車は全く通らないですし、森の中ですので、人工音はほとんど聞こえません。
ただ、鳥の鳴き声とカエル、虫の声は常に何か聞こえています。
しかし、何も見つからないまましばらく進んでいくと…
素人目にはなかなか生き物が見つかりませんが、こんな感じで、ガイドの方がいろいろ教えてくれます。
まず登場したのはヤドカリ。
そしてハブ(写真がどっか行ったので動画でご覧ください)。
変わった植物としては、バナナの花。正確には島バナナという少し違った種類のようです。
あまり美味しくはないそうですが…
そしてメインとなるヤシガニ。
「ガニ」という名前で殻も被ってませんが、ヤドカリの仲間だそうです。
ヤシガニは、人の指くらいなら簡単に切り落とせるそうです。恐ろしい。
こんな感じで、巣穴から出てきて地面にいることもあれば、食べ物を求めて木に登っていることもあるそうです。
大きさは30~40cmといったところでしょうか。
こいつもいきなり現れたら怖いですね…
浜にはこんな小さいカニもいました。よくみると、いろんな生き物がいるんですよね。
夜のジャングル・感想まとめ
もちろん、一人で探検するのは不可能に近い(怖いというよりも国定公園だからよろしくないでしょう)ので、ツアーなどで参加するのは良い経験でした。
本州では見られない、というよりも西表島でしか見られない生き物もいますし、味わえない雰囲気だと思います。
動画の最後にもありますが、「満月」の明るさを改めて知ることもできました。
日本も広いものだなあと実感しました。
余談ですが、ナイトジャングルツアーの参加者で、飲み会も催されました。
60度という恐ろしい古酒・与那国もおちょこで一杯いただきました。
こんな強いのを飲んだのは初めてですが、あまり酔わなかったですし翌日にも何の影響もなかったのは泡盛の特性でしょうか。
というわけで、皆様も安全を確保したうえで、西表島のナイトジャングルを満喫してみてくださいね。