少し前ですが、同僚が結婚したとの報告を受けました。
基本的には誰が結婚しようが興味をもたない私ではありますが、久しぶりに、心からの祝福を。
同僚について
前にこんな記事を書きました。
(ときメモ、藤崎詩織をクリアした話って書いたっけ?)
さておき、今回結婚したのは、この記事の冒頭に書いた同僚です。
なぜ私が執拗に彼女を誘っていたかというのは色恋沙汰の話でも下心もなく、単純に美味しいものでも食べて気分転換してほしいというだけ気持ちでした。
少しぼかしますが、彼女は若くして夫に先立たれたにも関わらず、それでも気丈に振る舞っているところに、たまたま職場の空いている部屋でサボっていたら彼女がしんみりと涙に濡れている様子を見かねたのがきっかけでした。
そんな彼女でしたので、ぜひ幸福になってもらいたいと思っていました。
そこへ来て、今回の結婚のご報告は非常に喜ばしいことです。
妹の結婚も喜ばしかったですが、その次くらいに喜ばしいですね。
その更に次に、兄貴の結婚がランクインするくらいです。
最近、特に心が動くこと(特にプラスに)もなかったからなあ。
他人の結婚について
まあ正直なところ、本来は会社の人の結婚なんて大して興味ないんですよね。
中間管理職としては手続きが面倒なので、苗字変わらないといいなあくらい。
だから今回は、素直におめでとうと思えたのが、自分としても珍しいことでした。
それもこれも会社に友達と呼べる人がほとんどいないせいではあるのですが、それは意図的にそうしてきたので仕方ない。
おかげさまで、ほとんど結婚式に呼ばれませんし、もう30歳を過ぎたのでラッシュも乗り越えました。
もう10~20年くらいしてそれなりの立場になったら、部下の結婚式であいさつ依頼でもあるかもしれませんが、当面そんなこともないでしょう。
(時代も変わってそうですしね)
数少ない友人もおおむね結婚が済んでいますし、親戚関係も今年1組結婚すれば当面はなさそう。
とまあ、否定的に書いていますが、結婚式自体は割と好きなんですよね(短ければ)。
お祝いの場ですし、幸せそうな人たちを眺めるのは悪くないです。
自分の結婚観について
私もとうに30歳を過ぎ、今年で34歳児になります。
20歳代の頃は引く手も数多…とは言えないけれどそれなりにあったのですが、まあ最近は特に浮いた話もありません。
「恋」というのは相手の気持ちはさておき、自分が相手を好きだ(だから好かれたい、付き合いたい)と思うことであり、
「愛」というのは相手の気持ちを優先して、相手に幸福になって欲しいと思うことだと思います。
そういう意味では、愛は分かっても恋という感情がほとんどないことに気が付きました。
これまで交際していた女性のことは好きではありましたが、それがいわゆる恋愛として好きかと言われるとよく分かりませんでした。
少しくらいは分かるのですが、仲の良い兄・妹や、その他友人達に持つ気持ちと大して差がありません。
そこに輪をかけて、私は社交性がゼロに近い(ゼロではないけど)ため、相手から相当言い寄られない限り、私から交際に持ち込むことは皆無です。
こちらから好きになることは、まずありません。恋愛という過程が面倒というか…
よっぽど強烈な何かがないと、自分は結婚はしないでしょうね。
そんな訳で少なくとも恋愛結婚とは縁遠いなあと自覚はしておりますが、パートナーと言うか友達くらいは少し欲しいと思いますね。
ひとり旅好きな私でも、何度か2人旅などするのも新鮮で楽しかったですし(かと言って、毎回誰かと行くのも疲れるなあとも思いましたが)。
旅仲間か趣味仲間でもできればいいのですが…ただそうなると、それはもはや女性である必要があるのか?
かといって、GでもBでもないしなあ。
ただ興味本位で、婚活パーティ的なものには一度くらい行ってみたいな。
面白半分で行けるほど勇敢ではないし、何より真面目な参加者に失礼だから行きませんけどね。
知り合いがいない結婚式の話
結婚式で過去3回、誰も知り合いがいない状況になったことがあります。
正確に言えば、新婦は知っているのですが、他には全く知らない状況。
1つは、ネットゲームで知り合って、2回オフ会(という名の徹夜飲み会)をしただけの方。
呼んでくれるのはありがたかったのですが、圧倒的なアウェー感。
10年以上前ですが、ネトゲで知り合ったと言い出せず、「どういう知り合いですか?」と聞かれて、ものすごく困った覚えがあります。
後2回は、それぞれきちんとした(?)知り合いだったのですが、これも周りに知っている人がいないと厳しいですね…
元々社交性の無さの塊のような私ですが、新婦とべらべら喋るわけにもいかないので、他の人と当たり障りのない会話でつなぐのがしんどかったです。
まあ花嫁姿を見られたので良かったんですけどね。
テーブルの私以外の参列者達が、一様に思い出話をしているのを黙って聞いているのは辛かった…