G-log 日々思うこと

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【教育】中高で予備校に行く必要はない(なかった)と思う話

予備校について思うこと。結論を言えば、コスパが悪い。

私の頃とは時代が変わっているかもしれませんけどね。

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予備校勧誘・入会シーズン

GW10連休真っただ中で少し遅れましたが、今年から受験生になる方、新入生という方、もしくはその親御さんもいらっしゃるでしょう。

そのせいか街を歩けば(受験シーズン前からですが)予備校の勧誘・ティッシュやビラ配りがかなり盛んです。

もう少しすれば、夏期講習の勧誘でしょうか?

そう考えると、予備校側は年中、勧誘シーズンなのかもしれません。

商売なので円十営業活動するのは当たり前ですが…

 

一方の学生側は、中間テストなどがぼちぼち始まるシーズンで、最初のランク付けが行われる時期ですね。

そこで危機感を感じる人もいれば、劣等感を感じる人、優越感を感じる人など、悲喜こもごもだと思います。

これをきっかけに予備校に行こうという人(または親)も多いでしょう。

 

※と、当たり前のように書いてますけど、最近の学校でも試験の点数順位付けはされているんですよね…?

もっと昔は掲示板に順位が貼り出されていたようですが、私の頃は(約15~20年前)は、少なくとも個人には自分の順位が伝わっておりました。

 

予備校はお値段異常

私の感覚からすると、予備校ってかなりお値段が高いんですよね。

夏期講習でも20万円前後、1年間通ったら(科目数等によりますが)100万円前後かかることも。

私立の学費やら通学費と合わせた日には、一般家庭なら家計に大ダメージ。

 

やってることといえば、「予備」校ですからね。

基本的に授業・教科書と同様または延長戦にあること。

そして何らかのスキルが身につくわけでもなく、単に「受験」というものが乗り切れるだけ。

極端な話、受験当日の為だけの自己投資ということになります。

その先、大学でも学ぶような勉強ならまだしも、基本的にはそこで終わり。

 

そう考えると、高い金を払って予備校なんて行く必要あるんですかね?

一定以上の学力があれば、という前提になりますが…

授業で理解できるのであれば 必要ないですし、自習ができる人なら更に不要。

 

一方で、授業の理解についていけない人、自習ができないという人は一定数います。

ただ極論を言ってしまえば、そんな人は早いうちに受験戦争からは逃れた道を模索してもいいような気がします。

受験だけが全てでもありませんしね。

 

ライザップと同様のお金のプレッシャー

結局、予備校はライザップと同じ精神構造ですよね。

高いお金を払っているんだから、行かなきゃ勿体ないですし、学力が付かなければ勿体ない。

ライザップで30万円払っていたら、痩せないと勿体ない!という強迫観念が生まれることでしょう。

そのプレッシャーをプラスに捉えられる人ならば、逆に言えば、そのようなプレッシャーがなければできない人は、行く意味があるかもしれませんね。

まあ予備校に自腹で通う高校生は少ないでしょうから、そのプレッシャーを受けられるのか分かりませんが。

 

安心感のためならば必要なし

もちろん予備校のメリットは科目の知識だけではなく、受験情報や友人関係など様々なメリットもあることは分かっています。

 

ただ、何の考えもなしに、受験だ!予備校だ!は勿体ない。

その金で何ができるか、本当に必要なのか?冷静に考えるべきかなあと思います。

というのも、私は高校時代、やや進学校にいたのですが、クラスの私を除いた全員は予備校通いでした。

一方で、私は(高校の頃は)それなりに努力をしていたので、当時の成績は上位でした。

不眠症を患う今より頭の回転が速かったこともありますが…

 

私から見た学生側(=同級生)の視点では、「親に行かされている」認識がやはり多く、そこまで効果がないように見受けられました。

結局、親も予備校にきちんと通わせることが目的化していたように思います。

私の兄弟も予備校通いをしておりましたが、一方で家で勉強している姿などほとんど見ませんでした。

効率は予備校の方がいいかもしれませんが、それは高いお金の代償であり、むしろその安心感から普段の学業が疎かになっているというデメリットもあるのではないでしょうか。

 

ちなみに私の勉強方法は学校で配られる教科書などと、500~2,000円程度の問題集を科目ごとに買ったくらい。

大学受験勉強のピークのときは、

  • 4時起きで6時くらいまで勉強(時々ゲーム)
  • 6~7時で二度寝してから登校
  • 授業は全部出る(皆勤賞)
  • 昼休みと放課後に勉強(時々バイト)

というような生活をしていて、結果としてそれなりの大学には進学できました。

 

奨学金を借りるくらいなら予備校やめればいいのに

この記事が誰向けかブレてきましたが、読んでほしいのは「受験生を持つ親」ですかね。

予備校に高い金を払わなければ受からないような難関校に行く必要があるでしょうか?

「その学校、その学科でないできないことがある」ということでもなければ、あえてドーピングのようにレベルを高めて行く必要はないでしょう。

 

授業をサボらずに基本を大事にしていれば、それなりの所には行けるものです。

そちらの方がコスパも良いし、もう少し時代が進めば学歴社会も今より緩くなるでしょう(まだしばらく無くならないと思いますし、その方がいいと思いますが)。

 

社会人になる前に奨学金の負債を負わせるよりは、予備校分を貯金に回した方がいいと思いますね。

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