後楽園で僕と握手。というセリフはみんな思いつくことでしょう。
書かなきゃよかったと後悔すること然り。
今回は、小一時間ほど後楽園を一人で散歩しただけの話。
死ぬまで散歩をするように生きるのも悪くはないさ。
どんぶらこ。
と、未知の物体が流れていきました。おばあさんが拾うのでしょうか。
後楽園の場所
後楽園は、岡山駅から2km、歩いて20分前後の場所にあります。
バスや路面電車を使えばもう少し短縮できます。
周りをお堀に囲まれており、橋を渡る必要があるため、距離以上に時間がかかります。
お堀も好きだからいいんですけどね。
遠くに岡山城も見える。
後楽園に入っていく
それでは入っていきましょう。
こちらが北西部の鶴見橋を渡ってきた先の入り口です。
岡山後楽園は、岡山藩主の池田綱政が築いた巨大庭園。
当時は城の後ろにあるため「後園」と呼んでいたのが、明治に入って「後楽園」と変わったそうな。
入場料は、後楽園単体の場合は大人400円。
入ると、さっそく立派な松の木がお出迎え。
全体はとても広いです。梅林や桜林もあるのですが、さすがに5月には既に終わってましたね。
松の木に続いて、タンチョウが迎えてくれました。ケーケー鳴いていた。
タンチョウは園内に放たれることもあるそうです。
飛んで行ってしまわないのでしょうか、つながっているのでしょうか。
ケーケーケー。
庭園と言えば、やはり池ですね。どこの「〇〇園」にも池があるような気がします。
閉園時間が間近に迫っていたせいか、思ったより空いておりました。
岩が斬られている
こちらは池田綱政こと池ちゃんが、池田ファミリーと領民の繁栄を願った慈眼堂(じげんどう)。
中にあるこの特徴的な岩は、花崗岩を36個に切り分けて運び、中でまた組み立てたそうです。
そうまでして、岩って飾りたいものなのでしょうか。
茶畑。園内に畑があるとは思いませんでした。
5月に行ったので、ちょうど茶摘みシーズンだったはずです。
これはまだ摘まれてないのかな。
代々の藩主が、ここの茶を飲んでいたそうな。
茶畑だけでなく、田んぼもありました。
昔はもっと園内に田があったそうですが、今ではこの「井田」のみだそうです。
小島もあり、橋もありました。
こういう橋って好きなんですよ。
こんもりしていて実際には渡りにくいのは分かっているのですが。
園内を見渡そう
ここが一番メインどころ、と言いますか高いところです。
石の間を落ちないように渡っていきます。
唯心山という小山です。標高は6mという大人4人分で勝てる高さ。
池田綱政の子ども、継政が人工的に作らせた山だそうです。
別に機能があるわけではなく、完全にレジャー用ですね。
その唯心山を登ると、園内がほぼ一望できます。
田んぼが何にもないのが少し寂しいですが、緑色の世界が広がっています。
池も良い雰囲気を醸し出していますし、牧歌的というか、何と言うか。
その他写真とコメント
あとは適当に園内写真とコメントを。面倒になったわけじゃないよ。
片隅にはゲゲゲハウスみたいな家がありました。
間を小川が流れる、休みどころ。
靴を脱いでくつろげます。こういうところ、いいですね。
長居すると尻が痛くなるし、時間もありませんでしたが。
ボーボー。
ソテツがあると、一気に南国風に感じてしまいます。
鯉。鯉。鯉。
関係ないですが、高校の頃は花札のこいこいがブームでした。
鯉&カメ。
園内には貸しボートもあります。
その他、喫茶店などもありましたが、閉園間近でしたので立ち寄れず。残念。
すぐ隣には岡山城
後楽園に隣接する場所には、岡山城がありましたが、今回は時間の関係で行けず。
営業時間が17時30分までのところ、たどり着いたのが17時だったので…
こんな感じで、後楽園と岡山城とは橋でつながっています。
入場料もセットなら560円で両方入ることができます。
岡山城は戦国時代、宇喜多秀家が建て、その後は池田輝政らが居城としたそうです。
私でも名前を知っているくらいですから、有名どころですね。
なかなかご立派なお城でした。機会があれば行こうかな。
知り合いに「石垣好き」がいるため、何枚か撮ってきました。
おまけ
後楽園の隣に、特攻服みたいなやべー人達が集まっていて、岡山はすごいところだなあと思ったら、氣志團のライブがあったそうです。