ドラマ「孤独のグルメ」で紹介された場所を、わたくしが実際に訪れてみる「孤独なグルメ」シリーズ。
今回は、千葉県の南東部、太平洋に面した千葉県いすみ市の「源氏食堂」です。
ドラマで言えば、シーズン5の第9話です。
【2019年12月追記】
12月に聞いた話ですが、源氏食堂さんはご主人が亡くなられた関係で閉店されているとか…
人気店ですので復活の話もなくはないそうですが、何とも言えない状況です。
- いすみ市と源氏食堂
- 肉屋と併設した大衆食堂・源氏食堂
- メニューはTHE食堂
- ブタ肉塩焼きライス(並)とミックスフライの盛り合わせ
- 接客が非常に良かった
- 置き土産
- フィルムコミッションの賜物
- おまけ:ブタののぼりが可愛い
いすみ市と源氏食堂
いすみ市はどの程度メジャーなんだろう…?
関東の「住みたい田舎ランキング」ではナンバーワンになっている市です。
東京で言えば、西東京市くらい?余計に分かりませんね。
千葉県で言えば、千葉市、浦安市、成田市、船橋市、木更津市、柏市、銚子市、館山市、佐倉市、市川市、流山市…の次くらいの知名度?
昔の地名でいえば「大原町」という町が中心に、合併していすみ市になっています。
東京駅から直通の特急も出ている、JR大原駅。
ちなみに東京・千葉方面からは「小湊鉄道」&「いすみ鉄道」というローカル線を乗り継いで、いすみ鉄道の大原駅に行くこともできます。
めちゃくちゃ時間かかるけど。
その大原駅から徒歩3分。
JRの改札を出てすぐ左方向に向かうと、源氏食堂があります。
改札・駅を出て左に曲がったところ。
肉屋と併設した大衆食堂・源氏食堂
こちらが源氏食堂の外観です。
駅から歩いていくと、先に肉屋部分が見えてきます。
営業時間は、10時~14時と短めです。
なお、13:30頃には「本日の営業は終了しました」の看板が外に貼られたので、少し早めに行きましょう。
ラストオーダーが30分前ってことですかね。
それでは、侵入していきましょう。ガラガラっとね。
メニューはTHE食堂
メニューはTHE食堂という感じですが、肉屋さんだけあって肉メニューが豊富です。
多くのメニューに並・上が揃っています。
「〇〇定食」じゃなくて、「〇〇ライス」なのがちょっとオシャレ。
ラーメンや、餃子、シューマイなどの中華メニューも少し揃っています。
私はせっかくなので、(ほぼ)ドラマ通りのメニューを頼みました。
ブタ肉塩焼きライス(並)とミックスフライの盛り合わせ
先に到着したのはミックスフライ。
2種類を選べるので、アジフライとハムフライにしました。
どちらも分厚くて食べ応えあり。ハムカツも厚いと美味しいなあ。
半分ずつになっているのが食べやすい。
そしてこちらがブタ肉塩焼きライス(並)。
確かに、ご飯ではなく、平皿なのでライスって感じ。
肉が分厚いですね。ドラマでも言われていましたが、脂がのっていてもそんなにしつこくありません。
柔らかさもあり、歯で簡単に噛み切れます。
ミックスフライと一緒に注文しても、けっこうペロッといけちゃいますね。
接客が非常に良かった
気づけば、私が最後のお客さんになっていました。まあ閉店間際ですからね。
壁には、孤独のグルメ主演の松重豊さんのサインも飾られていました。
大変失礼な話ですが、「テレビに出た田舎の食堂」という色眼鏡で、接客はほとんど期待していませんでした。
が、一人で訪れた私に対しても、おばちゃんは大変愛想よく、そして丁寧に対応してくれました。
これは非常に素晴らしかったなあ。
なので、今回の記事では特に欠点を言っていません。
(強いて言えば、ランチには少しブタ肉塩焼きライスが高いかなあくらい)
置き土産
先日、Twitterの方には書いたのですが、こちらが置き土産です。
会計レジの横に「感想などお待ちしています」的なノートが置いてあったので、1万円札を出してお釣りを用意してもらっている隙をついて、10秒ほどでサササッと描きあげました。
フィルムコミッションの賜物
ドラマの中では、ドランクドラゴンの塚地氏が演じるキャラが「いすみ市政策企画課の〜」とずいぶん丁寧に名乗り、「いすみ市は移住者が増えていて〜」というセリフも入っていました。
これは何かあるのかなと地元の方に聞いたところ、市役所が番組の誘致にかなり注力したそうです。
その結果、番組放送から数年が経過した今でも、源氏食堂には(私みたいな)観光客が訪れ、平日でもピーク時は行列ができているそうです。
どれくらい誘致にかかったのか分かりませんが、まだまだテレビの力は強いですねえ。
いすみは酒造やローカル線、朝市もあるし、それなりにコンテンツはあるんだよなあ。
おまけ:ブタののぼりが可愛い
つぶらな目をしている。食われるんですけどね。
【別のお店にも行ったのよ】