Nintendo Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「ムーンライター 店主と勇者の冒険」です。
ちょっとした店舗経営要素&ダンジョンアクションゲームです。
これは久々オススメ。
とはいえ、プレイ時間はまだ3時間弱ですのでご了承ください。ネタバレはありません。
ムーンライターのあらすじ
「ダンジョン」の宝物に魅せられた冒険者たちが集ってできた街「リノカ」。
夢とロマンを追い求める冒険者たちによって、リノカは商業的な発展を遂げていた。
しかし、ダンジョンには魔物も多くあらわれ、命を落とすものも増えた。
そこでダンジョンは閉鎖され、リノカは一気に衰退へと降下していた。
そこに一人残った商店「ムーンライター」を営む主人公。
師匠?のゼノンに教わりながら、コツコツとムーンライターを経営しています。
そんなムーンライターの仕入れ先は、正に封鎖されたダンジョン。
商人でありながらダンジョンにも挑み続ける彼の冒険です。
ムーンライターのゲームシステムについて
簡単に言えば、ダンジョンでアイテムを拾う⇒自分の店で売る⇒店や街を大きくしていくという流れです。
ドラクエ4のトルネコみたいな立ち位置ですかね。
まずはダンジョンに潜る
毎回ランダムで構成が変わるのは不思議なダンジョン風ですが、ダンジョン内ではターン制ではなく、アクションゲームです。
縦横に進んでいく俯瞰視点で、そこはゼルダの伝説風と言えますね。
最初はチュートリアルから始まるので、そこで操作は分かります(ただし、言葉での説明はないので、絵やアイコンで判断しましょう)。
基本操作は、スティック移動&Aで攻撃、Bで特殊(溜め攻撃やシールド防御)です。
敵ももちろん現れます。縦横無尽に襲い来る敵を避けて殴って進みます。
(ちなみに↓↓は負けイベントですので、敵が数倍増量中です)
なお体力の初期値は100。初期の敵ならば3~6発でやられるくらいです。
いつでも帰還できるペンダントというアイテムがあるので、アイテムがいっぱいになったり、体力が減ってきたら(お金はかかりますが)戻ることができます。
アイテムは20個(20種類×アイテムごとの上限数)しか持てません。
ペンダントで戻ってくれば、拾ったアイテムはそのまま持ち帰ることができます。
敵に倒されると、基本的にアイテムは失われます…が、装備品と別途身につけている5つのアイテムは持ち帰ることができる親切設計です。
更に進めていくと、中ボスが出てきます。中ボスを倒すと、次の階層へ。
逆に言えば、階段はなく、中ボスを倒さねば進めません。
更に更に進めていくと、ダンジョンのボスが出現します。
この辺りで敵が強くなるので、初期装備ではやられてしまいました…
お店・街パートで強化していく
さて、ダンジョンで持ち帰ったアイテムは、自分の店で売ってお金にできます。
初期状態では、4種類の商品を並べることができます。
1種類ずつ値段をつけて、お客さんが買ってくれるのを待ちます。
しかし、高すぎる値段をつけると、怒って買ってくれません。お客さんの反応(吹き出し)を見て、値段を調整していきましょう。
本ゲームには需要と供給のバランスがあり、あまり同じものを売りすぎると値段が下がっていきます。
が、初期の段階では、あまり気にすることもなさそうです。
それよりも、レジの前で商品を持って待つ客を放置すると、万引きされるので注意しましょう。
お店は昼の時間帯のみ開けていられます。最初のうちは、1日の売上が1000円にも満たないのですが…
少し深く潜って良いアイテムを集めれば、1度ダンジョンに行くだけで5000円くらいは稼げるようになります。
お金を集めたら、街に投資するか、店に投資することができます。
新規出店したい鍛冶屋やポーション屋などがいるので、彼らに投資すると店を開いていきます。
例えばポーション屋が開かれると、回復に必要なポーションを作ってくれます。
また、アイテムとお金を払うと、武器にエンチャントをして強化もしてくれます。
同様に、鍛冶屋を誘致すると、強化された武器などを作ってくれます。
武器は初期ではホウキまたは剣盾ですが、槍や弓矢なども作れます。
お金だけでなく素材となるアイテムも必要なので、自分の店で売るだけではなく、素材用としても保存しておきましょう。
自分の店の強化は、商品展示数を増やしたり、追加でチップがもらえたりと、商売をサポートする機能拡張がメインです。
こんな感じで、ダンジョンと街パートを行ったり来たりしながら、徐々に深みを目指していくゲーム(のよう)です。
育てていく楽しみと、もっさりしたアクション
こういうゲーム好きなんですよね。
まだ序盤のみプレイしていますが、アクションでアイテムを稼いで、値段を稼いで店で売っていくのは楽しいです。
特に新しいアイテムが入って、高めの値段をつけたのに売れていくと嬉しい。
そしてお金が増えて、店の誘致や新しい武器防具が手に入ると、一気に強化されるのも良し。
まあ私のレビューでは悪いことも書かないといけませんね。
不満なところは、アクションがもっさりしているところでしょうか。
アクションゲームとは言いましたが、それほど動きが流暢なわけではなく、攻撃も斜め方向にはできません。
なので、こちらが思う程柔軟には動けないのが、ちょっとやりづらいときもあります。
あとはアイテムの所持の仕方。
それぞれの種類ごとに上限数が決まっており、それを超えると別枠での保有になります。
Aというアイテムの上限数が5個であれば、6個目を拾うと、道具スペースを2マス分浸食することになります。
ダンジョン内ではアイテムを最大20マス分しか持てないため、道具が拾え過ぎても問題です。
その場で現金化することもできるのですが、いずれにしても持ち帰れる数がかなり少ないのは確かです。
また、細かいのですが、一度アイテムを選択すると1個だけつかみ、もう一回選択すると2個…と上限数まで持つには何回も押す必要があります(もしくは長押し)。
それをうっかり忘れて売却やドロップなどしてしまうと、思った数の移動ができず、呪われたアイテムなどで消失、誤作動につながることがありました。
総じて言えば、買って良かったムーンライター
まあ上で挙げた不満点は、全体から見れば些末なことです。
総じて言えば、2000円という価格からしても買って良かったなあと思います。
お手軽に短時間プレイもできますし、じっくりダンジョンでお金稼ぎもできます。
それなりにやりこみ要素もありそうなので、続きを書くかもしれませんが、まずは最初のダンジョンのボスを倒すべく頑張っていきます。
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