G-log 日々思うこと

GOです。旅・ゲーム・その他なんでも。雑記ブログなので、散らかしています。仲良くしてね。お問い合わせはTwitterかコメントで。

【阿蘇山】大観峰。大雨洪水警報が出てるんだから行っちゃだめなんだってば。

熊本に行ったのは、阿蘇山周辺の素晴らしい緑っぷりを見たかったのです。

ちょうど熊本を訪れた6月29日の夜、「ブラタモリ」にて阿蘇山特集でした。

まあこの晴れ渡った空を思い浮かべながら、私の徒労をご覧ください。

 

f:id:GK_GK21:20190709074138j:image

 

 

大雨洪水警報発令中

むしろ、もっと他の注意報も出ていた気がします。

後から知りましたが、避難勧告のエリアだったようですね。

車窓から外を撮るとこんな感じです。
f:id:GK_GK21:20190709074006j:image

 

また、コンビニに寄るのに5秒ほど外に出ただけでこのありさま。漏らしたんじゃないよ。

f:id:GK_GK21:20190709074040j:image

 

信号待ち中、交差点に牛がいました。牛くん達も大変です。

f:id:GK_GK21:20190709074129j:image

 

大雨と霧の中、山を登っていく

しかし、後退はありえないということでどんどん登っていきました。

これが正常性バイアスってやつですね。

www.gk-gk21.com

 

道中、水たまりによってうまく走れないところや、がけ崩れで警察が出動しているところもあり、果たして無事に着けるのか、疑問がありました。

そもそも、交通情報を見聞きするに、いくつかの道路は既に封鎖されていたようでした。


f:id:GK_GK21:20190709074117j:image

 

雨はまあ仕方ないとして、それに伴って霧が発生しておりました。

一番よく見える状態でこんな感じ。
f:id:GK_GK21:20190709074033j:image

 

この瞬間だけは、霧が晴れていましたが…
f:id:GK_GK21:20190709074135j:image

 

展望スポット・大観峰には着いたけど

そうして、熊本市街から2時間弱を費やしてたどり着いたのが大観峰。

f:id:GK_GK21:20190709073954j:image

 

Googleマップのクチコミを見ると、390件で4.6ポイントという高さ。

本来は阿蘇山を臨む、素晴らしい絶景スポットのはずですが…

 

草木をなぎ倒さんばかりの強風。
f:id:GK_GK21:20190709074120j:image

 

雨と霧で視界も限られる。
f:id:GK_GK21:20190709074126j:image

 

そして駐車場が空いていない!というオチ。

f:id:GK_GK21:20190709074018j:image

 

到着した時点で、朝の7時30分。

駐車場は9時頃にならないと開かない?ようでした。そもそも入って良いのか分かりませんが、立入禁止とは一言も書いてありません。

ゲートの手前にも駐車スペースがありましたし、門の脇には人が通れるスペースがありました。

まあ駐車スペースも何も、誰もいるはずがないのでどこに停めても変わらないくらいでしたが…

というわけで、車を降りて、歩いて大観峰に向かいます。

f:id:GK_GK21:20190709073957j:image

 

ただ、ゲートが開いていたとしても、結局のところ大観峰までは10分ほど歩くんですよね。

f:id:GK_GK21:20190709074102j:image

 

なんてことない道ですが、雨風がとにかく強い。そして気温も低め。
f:id:GK_GK21:20190709074042j:image

 

傘が強風でぶっとばされながら、何とかたどり着いた大観峰がこちら。

見てください、このパノラマ。こんなに白い景色はなかなか見られませんよ。

f:id:GK_GK21:20190709074211j:image

 

別角度から。

背景が白いのは壁じゃないよ。そこには雄大な台地が広がっているはずなんだよ。

これが本当の絶景と言えるのかもしれない。

f:id:GK_GK21:20190709074045j:image

 

望遠鏡も置かれてましたけど、あれ覗いて何が見えるってんですかね。

f:id:GK_GK21:20190709074110j:image

 

別の場所。

数十メートル先なら、何とか見えるくらいでした。

もはや、このままホワイトアウトするのではないかというくらいの霧っぷり。
f:id:GK_GK21:20190709074004j:image

 

巨大噴火によってできた阿蘇カルデラがどうこう、と書いてありますが、もはや読む気力はありません。
f:id:GK_GK21:20190709074132j:image

 

ステキな牛や草花の写真と説明もありますが、そんなものは見当たりませんでした。

f:id:GK_GK21:20190709073951j:image

 

喫茶・お土産もあったのですが、当然のことながら営業時間前。

そして強風と雨で身体が冷え切って、もはや風邪をひくのではというレベルでした。

f:id:GK_GK21:20190709074113j:image

 

唯一の収穫として、トイレが使えたのは良かったです。
f:id:GK_GK21:20190709074203j:image

 

阿蘇山からの撤退

というわけで、失意のまま撤退です。阿蘇山を下山します。

しかし、今回はニョロトノ企画もありましたし、低体温になっていたので温泉にも入りたいということで、大分県側(東側)を目指すことにしました。

 

www.gk-gk21.com


帰り道は、阿蘇山から大分までつなぐ「やまなみハイウェイ」。

日本百名道にも選ばれ、美しい緑の広がる景色で有名なドライブコースです。

www.tabirai.net

 

が、しかし。もはや言うまでもありませんね。緑じゃなくて白。
f:id:GK_GK21:20190709074141j:image

 

まあ、手前の緑くらいはちょっと見えましたけど…

f:id:GK_GK21:20190709074026j:image

 

だんだん、道の先すらまともに見えなくなってきました。

f:id:GK_GK21:20190709074054j:image

 

セカンドチャンス:阿蘇山

それで、大分県側に降りたのですが、向こうでも長居は無用でしたので、今度は宮崎を目指すことに。そうなると、再び阿蘇山付近を通らねばなりません。

 

すると、少しだけ明るくなってきたような感じがしました。

山の天気は変わりやすいと言いますからね。

f:id:GK_GK21:20190709074011j:image

 

2度目の喫茶店。今回は、ゲートも開いていたので、喫茶店前まで車で入れました。

わずかですが、車で来ている人も数団体いらっしゃいました。

お前ら、危機管理能力がなってねえな。

 

2回目は昼過ぎに到着しましたが、霧が濃くなっていました。

f:id:GK_GK21:20190709074200j:image

 

しかし、なんと雨が止んだため、再び大観峰を目指してみることに。

心なしか、霧が先ほどよりは薄まったような…?

f:id:GK_GK21:20190709074205j:image

 

しかし、ここで霧が襲い掛かってきます。

f:id:GK_GK21:20190709074024j:image

リベンジ阿蘇山

しかし、大観峰部分に着いたところ、一部ですが霧が晴れました!

雄大な台地が、一瞬だけお目見え。

f:id:GK_GK21:20190709074000j:image

 

高低差がありますが、山の麓はかなり平坦で、田畑と住宅がちらほら。

本当は遠くの山々も見えたのかもしれませんが、そこまでは贅沢でしょう。

f:id:GK_GK21:20190709074144j:image

 

晴れていれば、緑ももっと映え、より素敵な風景だったと思います。

時々、風に流れて雲(霧?)が消え、景色が見られるというもの。

雲(霧?)が私に向かって流れてくるというのは、なかなか不思議な感覚でした。

f:id:GK_GK21:20190709074021j:image

 

少しすると、再びすべては霧に消えていきました。
f:id:GK_GK21:20190709074123j:image

 

この後の下山時は、更に霧が濃くなって前方の視界不良が続き苦労しましたが、まあそれはまた別の話。

一瞬だけ見られたというのは、少しは来た甲斐があったというものです。

f:id:GK_GK21:20190709074154j:image


その時のGO氏のTwitterでは、生の感動を伝えていました。

 

 

その後、雨はさらに強まっていったので、この防災無線がフラグとなって帰らぬ人になっててもおかしくありませんでしたからね。

 

阿蘇山には再々チャレンジしないと

しかし、あくまでチラ見程度であり、阿蘇山の景色を堪能したとは言えません。

これはまた、再び訪れなければならないでしょう。

できればロープウェイに乗って火口の方まで行ってみたいですし、牛にも会って食べたいと思います。

夏はもうすぐ終わってしまうから、来年の新緑のころかなあ。

〝こんな記事もあります〞