クラフトビールブームが続いています。
国税庁のホームページに一覧があるのですが、ここ数年でビール醸造所が一気に増加しています。
今回は、千葉市美浜区、海浜幕張にある「幕張ブルワリー」に行って飲んできましたのでご紹介です。
幕張ブルワリーの場所
幕張ブルワリーは、「MAKUHARI Neiborhood」という建物に立地しています。
これがまた、どの駅からもかなり遠いです。
最寄りのJR海浜幕張駅でも、信号なども含めると、歩いて20分弱はかかってしまいます。
私は海浜幕張駅からシェアサイクルを使って行きました。
幸い、幕張ブルワリー側にも徒歩1分くらいにサイクルポートがありますので、そこに返却できます。
飲まなければ、そこからシェアサイクルで帰ることもできます。
飲んで食べる
外観はこんな感じです。MAKUHARI Neiborhoodと書かれていますが、その向かって左側にブルワリーの入り口があります。
店内は火曜日の18時、かつ駅から離れている割には5組くらいが飲んでいました。
私はソロ活動でしたのでカウンターへ。
店内はテーブルとカウンター合わせて30~40席くらいかな。
そして奥にはビール工房っぽい設備が見えます。
ドリンクのメニューがこちら(文字が小さいですが…)
幕張ブルワリー製造のビールとしては、
- 幕張ブルワリーブロンドエール
- 幕張ブルワリーペールエール
- 幕張IPA #1
- 幕張IPA #2
- 幕張コーヒースタウト
の5種類がありました。
その他、輸入ビールもあって全部でTAPが10個ありました。
最後のコーヒースタウトが、コーヒー屋とコラボしたフルーティなものと書かれていて興味があったのですが、初めてのお店なので一番上に書かれていたブロンドエールにしました。
ビールの評価はほとんどできないのですが…
あっさりした味わいで、アルコール度数も低め。
(ただ、私はビールに極めて弱いので一杯でちょうどいいです)
続いてフードメニューへ。こちらの方が楽しみでした。
肉料理が多い印象。
和風テイストはなく、基本的には西洋のバル系料理がほとんどでした。
まずはおつまみ3種盛り。
左からひき肉とピーマンのクミン炒め、マッシュルームのオイル漬け、牡蠣のオイル漬け。
初めて食べるようなものでしたが、これは美味かったなあ。
グリーンサラダ。まあこれは普通です。
手作りらしい肉ピザ(ハーフ)。
メニューにはもちもちと書かれていましたが、むしろカリカリサクサクでした。
その方が好みなので、良いんですけどね。
そんな感じで、1杯のビールと料理で4000円程度支払い帰りました。
クラフトビールのネックは、やたらと高いことですかね。
あの小グラス一杯で777円します。500円くらいなら、2杯飲みますが…
まあ、ビールが苦手で良かったと思う瞬間です。
MAKUHARI Neiborhoodとその周り
幕張ブルワリー周辺ですが、2019年現在、新たな街づくりが進められています。
makuhari bay parkと言うらしい。
そのせいで、逆に幕張ブルワリー(MAKUHARI Neiborhood)の周辺は工事中または原っぱばかりです。
この工事作業員の休憩所の隣に、あんなこじゃれたクラフトビールバーがあるとは思いませんでした。
まだまだ作りかけのマンションもあります。ここから千葉県最高峰の48階建てを目指すそうです。
48階建てマンションの1つは既に出来上がっており、人も住み始めています。
ここの人達は、恐らく海浜幕張駅まですら出てこないで生活が完結できるように、イオンタウンが出来上がっていました。
飲食店も幕張ブルワリー含めていくつかはあるので、最低限の生活は送れるでしょう。
海浜幕張駅はたまに使うのですが、時間帯や幕張メッセのイベントに鉢合わせると、駅構内が混みあい過ぎて、2階ホームから改札に出るまで5分かかることもあります。
(ちなみに空いているときに普通に歩けば1分弱かな)
このmakuhari bayparkのマンションだけで、1万人以上が住むことになるそうな。
正直なところ、買い物もそうですが、このエリアから出てこないで仕事をしてもらいたいですね。
もしくは海浜幕張駅のキャパシティを2~3倍にしないと、いつか事故が起きるでしょう。
そうでなくても、オリンピックの時にはどうなることやら…
クラフトビール、醸造所ブームについて
元々は2年前の酒税法改正により、これまで年間6000㎘製造しなければ認められなかったビール醸造所が、一気に60㎘以上作ればよいとなり、これによって参入障壁がものすごく下がったのが原因です。
加えて、ビールに占める麦等の割合が、「67%以上必要」だったものが50%以上で良くなったため、様々な味(フルーツやコーヒーなど)が入れられるようになり、フレーバー系・フルーティ系のビールも続々と出来ています。
ただ、クラフトビールというのは定義があってないようなもので、ざっくり言えばキリン、アサヒなどの「大手じゃない」ビールです。
よなよなエールとか、銀河高原ビールなんかはもうメジャーですが、大手製造ではないのでクラフトビールです。
最近、某所でクラフトビールを始めたいという相談を受けたので、その際の説明でいろいろ勉強になったことを書いてみました。
相談に対しては、「ぼくあまりビール好きじゃないの」と答えておきました。ビールへの耐性づくりは徐々に進めているところですので、機会があればまた行こうかしら。
まあ味の違いもよく分からないんですけどね。
クラフトビールのブームはいつまで続くのでしょうか…
味はもちろん、経営が関わってきますので、今は乱立した後、徐々に淘汰されていくんでしょうね。