今週のお題「わたしの自由研究」
昔、人体実験をしようと思い、やってみたこと。
そんなに大したことじゃないんですけどね。
ただ、よい子はマネしないでね。
丸一日、腕を使わない
これは高校生のとき。
丸一日、腕を動かさないとどうなるのか、自らの体で人体実験してみました。
方法はシンプルで、右腕を常に脱力した状態で過ごす。だけ。
当時は左手を器用に鍛えていたので、箸くらいは使えましたし、授業のノート取りも左手で特に問題なし。
体育がない日に実行してみました。
ちなみに何故やろうと思ったのかは分かりません。
当時は人体実験ブームだった記憶がありますが、他にどんなことをしたのかはあいまいです。
実験結果
少しうろ覚えですが、当時の記憶を呼び起こします。
午前中が終わった段階で、けっこう腕にシビレが出てきました。
ただ、基本的には腕を動かさないというだけなので、難しいことはありませんでした。
その後、最初は気がつかない程度でしたが、手指が徐々に膨れ上がり始めました。
放課後、つまり朝から10時間くらい続けたところで、手・指の大きさが1.5倍くらいに太くなり、赤というよりも「紫」のような色になりました。
そこで私の中のドクターがストップをかけたのですが、腕を動かそうにもシビレがひどい。
ペンを掴もうにも肩が上がらず、腕をだらんとしたまま何とかペンを持っても感覚がありません。
ただただ、痛みとシビレのみ。
何とか少しずつグーパーグーパー(最初はグーできなかったけど)し、1時間程で何ともなかったかのような状態に戻りました。
腐りそうだったんですかね?
実験の感想
実験結果に対する率直な感想としては、10時間動かさない程度でそうなってしまうとは、人体って意外と脆いんだなあと感じました。
本当は24時間(少なくとも起きている間中)は続けたかったのですが、あの手の腫れっぷりをみると、自分のことながら「これは危険」と判断せざるを得ませんでした。
まあ、自分の体で試して良かったというべきか。
その経験を活かして
その自らに課した人体実験が、今の私の介護の仕事に役立っていると思います。
嘘です。
介護業でもないし、介護経験も祖母を少しだけ、です。
ただ、私の祖母も最期は寝たきりでしたが、動けない事による弊害は酷かったです。
寝たきりの方の介護の褥瘡(じょくそう)対策などは相当大変だし大切なんだなあと実感します。
身体も心も、動くことがないとすぐに腐ってしまいます。
身体の運動も大事ですが、心が揺り動かされるような経験をしないと、腐っていってしまいますよ
何か良い事言った気がする。
繰り返しですが、よい子はマネしないでね。
馬鹿な子は、好きにしたまえ。