G-log 日々思うこと

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【ショート】「セクシーに」が流行り過ぎて疲れる

環境大臣の小泉進次郎氏が、国連で開かれた環境会合にて「政治にはさまざまな問題があって時に退屈だが、気候変動のような大きな問題への取り組みは、楽しく、かっこよく、そしてセクシーでもあるべきだ」と発言したことが話題を呼んでいます。

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彼の実績がどうであるかや、ポエマーっぷり等は置いておいて、こういう発言が流行るとまあ面倒くさいですよね。

 

今日は社内の通信環境が乱れに乱れており、ひとり情シスの私が奔走していたのですが、10人中3人から「この問題をセクシーに解決してくれ」的なことを言われました。

それに対していちいちツッコミを入れないといけないのか?と思うと面倒で仕方ありません。

最初の2人には苦笑いをしておきましたが、3人目は黙ってスルー。

 

せっかくなので、発言を敢えて部分的に擁護するならば…

環境問題に限らず、介護や貧困など、「重要だけど地味・後ろ向き・暗い」テーマについては『「楽しく、かっこよく」解決策を考えよう」』と表現することはよくあります。

特に、大学教授らと話をする際に多い印象です。

「こういう問題は固く重く考えても仕方ないので、楽しく、前向きにしましょう。格好いいテーマになれば、若い人たちを中心に参画してくれる人が増えるし」といったようなことを言う方は、私が会った中でも何人かいらっしゃいました。

 

例えば、現在から将来にかけて加速化するであろう高齢者の介護人材不足も、ロボットなどハイテクを取り入れて楽しくカッコよく取り組めれば、3Kのイメージがある介護問題も、新たな視点で関わろうという人も増える、というような感じです。

(安直な例えですが)

 

セクシーという単語が適切かというのは、英語の非ネイティブの私には分かりませんが、日本人が受け取る「セクシー」には、性的な魅力以外にあまり他意がないでしょう。

今回の場合、会議で大臣の隣の女性が先にセクシーと発言したそうですが、日本人にも分かる(と私が思う)英語で表現するなら、「スマート(賢く)」や「アトラクティブ(魅力的)」という方が、ニュアンスも合っていてしっくり来たのではないでしょうか。

 

まあ記者の「セクシーとは?」に「具体的に言うのはセクシーではない」と答えているので、真意は分かりませんけどね。

この受け答えがアリなら私でも大臣になれるのでは?と少し思いましたが、顔・血統・コネクションで大敗していました。

 

逆に環境問題を「セクシー=性的に魅力的」に解決するにはどうしたらいいでしょうか?

と、少し考えようかと思いましたが、裸ネタ以外では特に浮かびませんでした。

 

話を戻すと、今年の流行語になりそうな雰囲気もありますが、早々にブームが去ってくれると苦笑いもしなくて済むので助かります。

まあ2~3日の辛抱かな。

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