神宮からの続き。
五十鈴川駅から近鉄で更に南下、終点まで乗ると「賢島駅」にたどり着きます。
賢島って知らないと読めそうで読めません。「かしこじま」です。
2016年の伊勢志摩サミットで一躍有名になった場所ですね。
そこで船に乗り込んだお話です。
賢島エスパーニャクルーズ
賢島駅から歩いて数分、クルーズ船が出ているということなので行くことにしました。
超有名なスペイン風テーマパーク「パルケエスパーニャ」もこの駅からバスが出ています。
昔々、女子とパルケエスパーニャに行ったこともあったのですが、その時は車だったせいか、賢島とパルケエスパーニャが結びつきませんでした。
そしてパルケエスパーニャの記憶はあまりない。変な衣装の人が多かったような?
さておき、話題をエスパーニャクルーズに戻します。
駅から2分ほどでチケット売り場があり、そこから80m地点に乗り場があります。
チケット売り場から乗り場まで100mくらいの距離です。
上から見ると、この赤い屋根の所をで待っていればOK。
土曜日と言うこともあってか、100人くらいは軽く並んでましたね。
大人おひとり1600円。一人ならいいけど、家族持ちにはちと高いですね。
1時間ごと、毎時30分に出向しており、一回の周遊が約50分です。
最初はこの船に乗るのかと思いましたが、全然規模が違いました。
いかだ船で行っても良かったけど。
これ船か?
エスペランサ号乗り場から
船乗り場の先頭で待っていると、大きな船がやってきました。
THE観光用って感じですね。
船の名前はエスペランサ号。定員263名と、予想より大きな船でした。
スペイン風なのでしょうか?よく分かりません。
船首部分には女神像があり、おっぱいも丸出しでした。
一番乗りなので、さささっと甲板にまで昇ります。
一番乗りのはずが、変な人がいました。
帆船風ですが、帆が張られることは恐らくないのでしょうね。
真珠の養殖が盛んなエリア
英虞湾(あごわん)と呼ばれる湾をぐるっと周る船旅です。
英虞湾読めますか?読めませんでした。
伊勢志摩、特に志摩といえば真珠の養殖・加工が盛んです。
海上でもいろいろな場所で真珠養殖と思しき設備が見えました。
真珠養殖と思しき…と書いたのは、確証がないんですよね。
一応、案内放送は流れていたのですが、そもそも音量が小さすぎて「左手に見えますのが〇まおいじゃあぃssklmさ…」と何言ってるかほとんど分かりませんでした。
子どもがはしゃいでうるさいですしね。
けろ隊もこの表情です。
子どもを蹴散らして(一応言っておくと冗談ですが)、先頭に立ちました。
正面に見える建物は何でしょう?ホテル?
このクルーズの特徴として、真珠加工場に立ち寄るというのがあります。
それでは近寄っていきます。
真珠の作り方が学べます。真珠グッズも買えます。
船が10分ほど停まり、「出口真珠」というところの真珠加工場へと行きます(希望者のみ)。
中では、加工場の人が実際にやっている様子を音声解説付きで観ることができます。
簡単に言うと…
ひとつの貝から1mm~10mmくらいの「核」を切り分けます。
それだけでは真珠のツヤが出ないので、外とう膜と呼ばれるキラキラしたものも一緒にします。
それをアコヤ貝の卵巣にぶち込み、1~5年程度寝かせます(大きさによる)。
開けてみないと出来が分からないそうで、そこは運・ギャンブルですね。
そして再び船に戻ります。
クルージング感想
音声ガイドが聞こえないのはイマイチでしたが、船の上というのはいいものです。
海風に吹かれて(私の弱い肌には良くないのでしょうが)気持ちいいです。
意外とクルーズ船がある場所って数少ないですし、関東では東京湾の黒い海とビル街しかありません。
千葉だと工場夜景クルーズがあるそうなので、いつか乗ってみたいなあ。
日本橋の通勤船ってまだやってるの?