私にだって、承認欲求は多少あるので気持ちは分からなくもないですし、流行りに乗るというのもいきなり否定してはいけないと思います。
それでもタピオカに6時間並ぶなんて気でも触れてるのかと思っちゃいましたが、気温の低下とともに、タピオカブームもそろそろ終わるんですかね。
最近はあまり行列になっている様子も見かけませんし…
そんなブーム終焉感もありますが、台湾でタピオカを飲んできたの。
ぼくとタピオカ
タピオカに初めて会ったのは、10年くらい前だったでしょうか。
当時、タピオカというものが何なのかよく分かりませんでしたが、何だか飲み物らしいということは理解していました。
粒の方がタピオカであると理解していたかは分かりません。
その当時の感想としては、ぶよぶよしていて「ナタデココみたいなもんかあ」程度、合っても無くてもどっちでもいいものでした。
さて、少し前は空前のタピオカブームでしたね。
冒頭にも書いたように、6時間待ちなんてニュースも見かけました。
それはもはやオペレーションにも致命的欠陥がある気がしてならなかったのですが、こんな時に飲むなんてむしろ恥だと思う判官びいきな私は、全く飲むことがありませんでした。
唯一、コンビニで並ばずに買えたので一度飲んでみましたが、そもそもミルクティーがあまり好きではないということもあり、全くもって美味しくありませんでした。
台湾でタピオカを飲んだ
台湾旅行の際、「士林夜市」という台北最大の夜市に行きました。
たぶん後で夜市は夜市で記事を書こうと思いますが…
結論だけ言えば、夜市では完全に食欲を失っていたのですが、一方で「台湾の夜市まで来たのに何も食べないのか?」と葛藤しておりました。
そこに一筋の光が差したのが、タピオカ屋でした。
これならば食欲がなくても食べられる(飲める)し、台湾らしいものだ。そしていいねが貰えるらしい。と、思ったので買ってみることにしました。
人気店かどうかなんてのは知りません。
隣で売っていた、人の顔の大きさ大の鳥の唐揚げは大人気のようでしたが。
何を頼むか?
頭上に掲げられたメニューには、いくつも種類がありました。漢字とイラストで、何となくは分かりますが…
そもそもタピオカ素人なので、何がいいのか分かりません。
そこに蜂蜜苦瓜汁と書いてありました。
蜂蜜は分かる。苦瓜はゴーヤ?と思いましたが、パイナップルが描いてある。
そして下には台湾ビアーと書いてあります。
もうよく分からないからコレで!と指差しで注文。
何言っているかよく分からないけど、タピオカが入っていないということを店員さんが言っている様子でしたが、「タピオカ IN」と言ったら通じました。
その代償として、75NT$が80NT$と+5NT$。まあ1NT$≒4円なので、たかが20円です。
台湾のタピオカ美味い
そして貰ったのがこれ。結構大きいですね。ずっしりとしていました。
で、飲んでみたところ…
ビール感はあまりなく、むしろ炭酸のパイナップルジュース?に近い味わい。
そしてタピオカがそこそこ大きくモチモチしていて、結構おいしかったです。
そんなわけで、食欲不振から多少回復してチューチューモグモグしていたのですが…
夕飯後の体には、量が多過ぎるんですよね。
そしてタピオカ自体に味があるわけではないので、最初は楽しめたモチモチも、後になると完全に飽きて持て余しました。
しかし、ここで飲み残しては、これまた最近ニュースになっていた「タピオカのゴミ放置問題」になってしまうので、何とか完飲しました。
お値段はそのままでもいいので、半分の量でも良かったかなあ。
とはいえ、本場のタピオカはなかなか美味しいということが分かりました。
日本で並んでいる人達にも、「どうせ流行りに乗っているだけだろ」とか「そこでいいねを押しあって何の価値が?」と頭ごなしに言ってはいけないのかもしれませんね。言ってもいいのかもしれませんけどね。