台湾旅行編はまだ少しだけ続くんじゃ。
台湾(台北)の観光と言えば、夜市ですね。
今回は最大級と言われる「士林夜市」へ行ったお話。
めっきり見なくなった「ネオン」がいいですね。
士林夜市は、そのまま「しりんよいち(シーリン)」と読んでいいみたいです。
士林夜市の行き方など
台北駅からは、MRTの捷運・「剣潭駅」に行くのが簡単です。「けんたん」と読みます。
台湾の地下鉄は色によって分かれていますが「Red LINE」と呼ばれる赤い地下鉄に乗れば大丈夫です。
剣潭駅までは、台北から10分ちょい乗れば到着します。
これが駅です。到着したのは現地時間で21時頃でしたが相当な人の量でした。
出口から上がるとこんな感じです。
士林夜市には看板が出ているので分かりやすく、歩いて数分で到着します。
ただ、手前の道路の一部は信号もないので、かなり車と人が入り乱れている場所もありましたので気をつけてください。
日本の地図が描かれた「日薬本舗」という店がありましたが、日本では見たことがないですね…どこかの系列なのでしょうか?
士林夜市の通りを歩いていく
夜市を歩いていきます。
思ったよりは近代化されており、屋台だけではなく、どちらかというと日本の商店街に似ています。
上野のアメ横っぽいですね。とにかく人が多いです。
食べ物は屋台で売られており、食べ歩きも可能です。
青蛙は何だったっけ…カエルではなかったのですが。
時々日本語の表記も見かけます。揚げゴボウを食べ歩きたいかと言われるといまいちですが…
屋台の裏側から。キノコ焼いてるんですかね。
ただ、この人の量では、食べ歩きはなかなか大変。ここでは何も食べずに過ごしました。
お店のバラエティは豊富
食べ物ばかりではなく、雑貨やファッションも売られています。
路上でも売られています。
この人達がいなければ、もう少しスムーズに通れるんですけどね。
海老釣りもありました。釣ってどうするのかしら?
台湾土産も売られています。
ユニクロっぽいお店。ファッションではなく、雑貨中心のお店でした。
メイン通りだけでなく、一本わき道にも店&人です。
市場の末端までは10分くらい歩きましたが、この辺りまで来ると人もだいぶ減りました。
ここで市場は終わり。ここで引き返します。
寺っぽい建物「士林媽祖廟」
夜市の中をてくてくと歩いていると、寺っぽい建物を見つけました。
「士林慈諴宮」や「士林媽祖廟」(しりんまそびょう?)と呼ぶそうです。
媽祖(まそ)とは、中国の航海・漁業などの女神だそうです。
ですので、寺というよりも神社に近いのかもしれません。
門構えがかなーり立派ですね。
色合いに台湾・中国っぽさがあっていいですね。
沖縄もたまにこんな感じですが、異国情緒を感じます。
龍でできた時計。禍々しさがあります。
ただ、地元の民も適当に座り込んでおり、日本の神社のような大事にしている感が無かったように少し感じられました。
中は真っ赤でした。
看板によると、1796年に創建されたもののようです。それ以外は分かるような、分からないような。
狛犬?のような犬もいました。阿吽なんでしょうか?
これはたぶん狛犬ではないただの看板ですが。
屋根付きエリアと地下街
屋内のようなエリアもありましたが…なぜか動画ばかりで写真がありませんでした。
仕方ないので、動画を適当につなぎ合わせましたのでご覧ください。
駅から~夜市~地下です。
地下が飲食店で、地上部分の多くが縁日のようなお店ばかりでした。
ゲーム台(コリントゲーム的な?)ものも多くありました。
士林夜市の良くなかったところ
さて、台湾観光の代名詞でもある夜市ですが、そんなに楽しめなった理由がいくつかあります。
まずは人混み。土曜日の夜ということもありますが、混雑はものすごいです。
10時近くでもチビッ子達も多く、歩くだけでも困難。
そんななかで食べ歩きなんて、危険性も相まってする気が起きませんでした。
そしてもうひとつは、あくまで一部の場所ですが、ものすごく臭かったこと。
何でしょうね、下水の臭いなのか、誰か脱糞している人でもいたのか?というくらいの臭いでした。
先日「本当にあった臭い話」みたいな記事を書きました。
タバコとコーヒーのコンボが一番臭いと書いてましたが、この士林夜市の異臭がこれまでの第一位に躍り出てきました。
実際、夜市の道中、禁煙にも関わらず歩きタバコをしている輩がいて、普段なら嫌悪感しかないのですが、タバコの臭いの方がよっぽどマシでした。むしろ嗅がせろと。
3つ目が、屋内部分の縁日のうるささ。
縁日の店の種類でも多かったのがダーツや射的なのですが、的がたいてい風船なんですよね。
その爆発音がバンバンしていて、静けさを好む私にはそれがちとストレスでした。
士林夜市まとめ
そんなわけで、そこまで良い思いをすることもなく、海外という要素を除くと「日本の谷根千の商店街でも回った方が楽しめたかもしれない」という結論です。
しかし何もしないで帰るのもさすがに…ということで妥協したのがタピオカでした。
タピオカはそれなりに美味しかったです。
空いているときやもっと気候が涼しくなったとき、または私の体調が万全のとき(この日は入国からの流れで疲れてまして)に行けば、また印象も違うのかもしれません。
ただ、次回行くならば他の夜市に行ってみたいかなあ。
日本では、朝市は「三大朝市」などもありますが、夜市ってあまり聞かないですね。
ナイトタイムエコノミーが浸透しているという点では、台湾に負けているのかもしれません。