「少年の心が分からなければジャンプ漫画の編集になるのは難しい」という至極まっとうな指摘が話題になっていました。つまり性別の問題じゃないですよね。
まあそこに不用意に触れると、触れたくない人が絡んできそうなのでさておき。
もはや、少年ジャンプでやっている漫画が分かりませんが、そんな私のジャンプの思い出。
少年ジャンプが分からない
正確に言うと、今やっている連載漫画が分かりません。
そういえば、週刊少年ジャンプでやってるマンガが全く分からないなあ。ワンピースはまだやってるんですよね。
— GO@国内ひとり旅・読書・ブログ (@GK_GK21) November 7, 2019
中年だから半分仕方ないけど、こんな感じじゃあ私も編集にはなれないな😗#少年ジャンプ pic.twitter.com/bRhIkEMgLk
こち亀が終わってもう何年か経っているような気がしますが、そうなると全く分からないんですよね。
ワンピースはまだやってると思いますが、その程度の知識です。
ジャンプの公式サイトで連載漫画を調べてみたのですがさっぱり。
「僕らのヒーローアカデミア」は何となく聞いたことがあるような。
「ふたりの太星」?将棋漫画?
「Dr.STONE」?何漫画かもよく分からない…
というような感じです。
よく見たら、もう1つ知っている連載漫画がありました。
「HUNTER×HUNTER」です。ん、連載漫画?
週刊で買うよりも、コミック派でした
そもそも私は、少年ジャンプを買ったことが(確か)ありません。
というのも、好きな漫画はコミックスで買う派でした。
少年ジャンプというか漫画誌だと、どうしても読まない漫画もありますし、そもそも綺麗に最初から読めることもほとんどありませんし。
気になったマンガはコミックスで購入していました。
これなら一気に読めますし、古本屋にあれば値段もジャンプ1冊分程度(ものによりますが)。
別に最新の話をすぐ読みたい!という欲求もなかったので、コミックスで十分でした。というよりもコミックス基準の生活をしていたので、ジャンプで何話分先に連載していたとしても、コミックスの新刊が出るタイミングが、私にとっての最新号でした。
少年の頃集めていたコミックスたち
世代が近いと、何となく集めている漫画も近いかもしれませんが、これまで集めていた少年ジャンプの漫画たちを思い出すと…
- ダイの大冒険
- 封神演義
- ジョジョの奇妙な冒険
- 北斗の拳(文庫)
- HUNTERxHUNTER
- DEATH NOTE
- るろうに剣心(逮捕前)
- 幽遊白書
- ドラゴンボール
- スラムダンク
- 地獄先生ぬーべー
だいたいこんな感じです。後半は兄の所有でしたが。
途中で挫折したメジャー漫画たち
ONE PIECEは駄目でした。
麦わら一味に何の魅力も感じなかったのと、絵柄や口癖による変なキャラ付けとか。
シャーマンキングも、途中まではそこそこ良かったのですが、死んでは蘇ってばかりで駄目。
NARUTOは初めて読んだのが20歳を超えていたので、これもイマイチはまることなく。
ブリーチも途中まで兄が集めていて読んでましたが(愛染倒す辺り)、兄が飽きたので、自分で買う程じゃないなと。
例外として、こち亀はバラバラに家にあったように思います。56巻、64巻、82巻とか。
100巻を超えて絵柄がちょっと変わってきてからはあまり読みませんでしたね。
戸塚と遊んでる頃が一番面白かったように思います。
少年の心とは?少年の心に響くものとは?
ジャンプ漫画といえば「努力・友情・勝利」がモットーと聞いています。
とはいえ、それがイコール少年の心かというと少し違うと思います。
少年の心に響くものとは何でしょうか?
一番分かりやすいのは「(主に肉体的な)強さ」でしょうか。
強いものに憧れる(なりたい)、というのは、やはり少年独特の心境だと思います。
同世代なら、漫画のキャラクターの必殺技の真似はしたことでしょう。
かめはめ波、アバンストラッシュ、抜刀術、霊丸、アタタ…
(私は北斗の拳世代ではありませんが)
つまりは主人公たち、悟空や星矢、ケンシロウの強さに憧れるものです。
時には戦って敗れて、ましてや死しても、再び立ち上がって勝つ姿。
そこには精神的な強さもありますね。
多くの少年漫画はバトル漫画です。野蛮と言ってしまえばそれまで。
しかしそこには強さや人生観などを体現するキャラクターがいるわけで、それが少年の心に響くのです。
他には、スラムダンクやキャプテン翼、テニスの王子様などのスポーツ漫画もあります。
正に、努力して友情をはぐくみ、勝利する。
逆にこれは少女漫画にも通じる、男女問わず共感できる部分もあるのではないでしょうか。
まあスラムダンクは不良が多いし、キャプテン翼はケガし過ぎだし、テニスはそこらのバトル漫画顔負けですが…
そして(昨今、時々問題視されてるみたいですが)ちょいとしたエロスも少年には響くものです。
善悪の問題ではなく、響くか響かないかで言えば響くもの。
私は読んでませんでしたが、世代で言えば、いちご100%とかTo Loveるですかね。
まとめ
一応言っておきますが、全ての少年や少女に当てはまるとは思ってません。
あくまで大半の少年や少女に当てはまるんじゃないかなということです。
そして少年の心に響くということは、少年に夢を持たせるとか綺麗ごとの前に、「お金になる」ということです。
少年の心に響けば、少年は雑誌やコミックスを買ってくれるのです。
つまり、少年の心が理解できなければ、編集担当なんか成れるわけがないのです。
男女差別ではなく、少年を経験していない女性が不利に働いてしまうのは仕方のないこと。
それは女性誌でも同じで、マダムの心に響かなければ、マダム向けの雑誌は売れないのです。もはや雑誌に限った話ではありません。
なので、女性でも少年の心が分かれば別にいいと思います。
ジャンプをずっと読んできて、ジャンプ漫画に一喜一憂、共感してきた女性ならば成れるかもしれません(編集担当に必要なスキルが分からないので何とも言えませんが)。
もしくは少年ジャンプが血迷って「これからは女性読者も積極的に取り込む!」と言い出せば別ですが、それは別の雑誌でやればいいこと。
というわけで、少年の心に響かせなければ金にならねえんだ、少年の心に響くのは、強さと程々のエロスだ、分かる人には分かるというお話でした。
ちなみに私はそんなに漫画のキャラクターには憧れませんでしたね。たぶん編集担当にはなれません。
余談①
ファミコンジャンプというファミコンソフトがありました。
正確に言うと、私がやったことがあるのはファミコンジャンプ2。
空条承太郎や両津勘吉、悟空たちがチームを組んで進んでいくRPGでした。何となく面白かった思い出はあるのですが、クリアしたかどうか全く覚えていません。
余談②
昔、妹が集めていた神風怪盗ジャンヌ(?)を少し読んだことがありましたが、普通に性描写もあって、お兄さんそっちの方が驚いたよ。