「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください」
大橋弘祐 スティーブ・ソレイシィ共著
久しぶりに英語系の本を読んでみました。
Kindle Unlimitedでちょうどオススメされたもので。
私のTOEICスコアは600~700の間くらいですが、使わないので全く喋れないですね。
本書の形式
日本で暮らし英語番組や著書も出しているアメリカ人のソレイシィ先生と、大橋氏との会話形式で進んでいきます。
大橋氏はTOEICスコアでは320くらいだそうですので、低いと言って過言ではないでしょう。
あまり会話形式の本って読まないのですが、いちいち顔イラスト(アイコン的な)があるのでページ数が多いですが、内容は短いです。
本書の内容
一言で言えば「小難しいことは考えずにしゃべれ!」という内容です。
正確な文法や表現は無視。
逆に言えば、本書ではそういうテキストのような要素はほぼありません。
私の数少ない海外旅行経験からも、直接相対していれば、シチュエーション+ジェスチャーと単語などで、後はどうにかなります。
まあ英語圏に行ったことないんですけどね。
釣り竿表現を覚えよう
本書では、汎用性の高いフレーズを釣り竿表現と呼び、その紹介がほとんどです。
「釣り竿表現+単語」で意味が通じるようにするといい、というのが本書の推しです。
いくつか例を挙げます。
Would you?
何かお願いしたいとき。
単独でも、シチュエーションやジェスチャーで相手に伝わる場合も。
カメラを渡しつつで、写真撮ってくれますか?など。
May I have 〜
〜が欲しい、してもいいですか?)
May I have a menu?
(メニューを持ってきてください)
逆にメニュープリーズは失礼らしい。
Have a ~
~をどうぞ、的な意味。Sit downは失礼なので、Have a seat がいいそうです。
How about you?
あなたはどうですか?
会話に困ったら、これで相手の質問を返す。
参考になったようなならなかったような
とまあ、レベルとしてはかなり入門書に近い内容だと思います。
また会話形式な上に、だいたいソレイシィ先生は「細かいことは覚えなくていい、この言い回しだけ」と、難しいことは本当に全く言わないです。
英語の知識やノウハウを得るというよりは、「英語って難しくないからもっと親しもう」的なマインドセットの側面が強いように感じました。
オンライン英会話に興味はあるけど
本書では、オンライン英会話レッスンで英語の会話のハードルを下げるということをオススメしています。
オンライン英会話、興味はあるんですけどなかなか手を出せていません。
結局やっていない理由として、PCのスペックやネット環境、マイク買わなきゃといったハード要素もあります。
また「ただでさえ会話なんて好きでもないのに、外国人と英語でコミュニケーションしたいか」というそもそも論にぶち当たります。
とはいえ、英語で会話に慣れておくと、私の趣味のひとり旅も相当幅が広がることでしょう。
そもそも海外に行かない三大理由の1つは、言語障害ですからね。
いつかオンライン英会話にも手を出すかもしれません。