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【読書感想】「最後の医者は桜を見上げて君を想う」。死ぬときはひとりがいい。

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」 二宮敦人

Kindle Unlimited(月額980円読み放題)が最近有効利用されていませんでした。

加えて、あまり小説を最近読んでいなかったので、両方の条件が満たす本作を手に取って(ダウンロードして)みました。

 

 

今回は感想短めに。

 

 

あらすじ(少しネタバレ)

舞台は七十字病院という地域の基幹病院。

院長の息子で副院長でもある福原は、患者の病気を治すことに人一倍情熱があった。

時には奇跡を起こすことを目指し、いつでも全力で治療を施そうと考える。

一方で、病院内には「死神」と呼ばれる医師がいた。

桐子医師のその死神という呼び名は、彼と面談した人が死を選ぶことに由来する。

しかし、桐子医師の存在は、末期の患者の最後の希望とされていた。

苦痛を伴う延命治療ではなく、前向きに死を受け入れることを諭す桐子と、真っ向から否定して奇跡を信じる福原医師。

彼らが様々な経験の中で少しずつ変わっていくお話。

 

感想

けっこうベタなお話です。

冷たく見える桐子医師、熱血過ぎる福原医師、その間を取り持つ音山医師という三人の同期の医者たち。

少しだけ未熟な彼らが様々な死をきっかけに少しずつ変わっていくという話。

人の死、特に身近な人の死が与える影響って大きいですよね。

私の場合、生まれる前から祖父母が祖母1人を除いて亡くなっており、両親が健在。

そのためあまり身近な人の死を経験していないので、半分想像に過ぎませんが。

 

キャラ付けが極端な割に、けっこうブレるというか、その辺りがいまいち取っつきにくかったですね。

なんというか、ドラマ辺りにしやすそうだなあという感じでした。

創作だろうと実話だろうと、闘病の話は読んでいるだけで辛いですね。

 

闘病と死

私は重い病気にかかったらさっさと死にたいと思う派です。

先日、恒例の食中毒にまた罹ったようで、一晩中、頭の激痛と吐き気で苦しみました。 

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これまで経験したどんな高熱よりも激しい頭痛に襲われたため、これはこのまま死ぬのか?と思ったくらいです。

(一応、知人にこのまま倒れたら遺言は部屋にあるとメールしておきましたが)

 

それはさておき、こんなような苦しみが続くならば確実に死んだ方がマシだと思います。

私にもいくつか持病がありますが、激痛と呼べるのは時々ですので、何とか生活がそこまで苦ではありません。

しかし、これから年とともに病気やケガも増えるでしょうし、生活習慣病やガン、ハゲ、肥満、認知症なども懸念されます。

 

闘病、つまり病気と闘うというのが果たして正しいのか?

元々長生きに執着がありませんので、苦しんで戦うくらいならば、私は戦わずに逃げたいですねえ。

比較的楽に勝てる闘いならば、戦うかもしれませんが…苦闘はゲームの世界だけにしたいです。

私に家族がいないので言えることだとは思いますが。

 

国内の自殺の原因ナンバーワンは「健康上の理由」だったと記憶しています(数年前に調べた話ですが)。

また、オランダなど一部の国では安楽死が認められています。

 

「武士道と云ふは死ぬこととみつけたり」という言葉が日本にもありました。

死の覚悟を持っていれば武士道を貫けるというような話なのですが、武士道を自分の人生に置き換えれば、十分現代にも通じる言葉かなと思いました。

 

祖母が死んだ時

祖母が死んだとき、祖母の弟は、死んだ瞬間には10分ほど間に合いませんでした。

祖母の弟は医師でしたが、病室に入ってくるなり、腕を掴んで脈を図っていました。

ずいぶん前から危険状態でしたし十分高齢でしたから、当然覚悟も済んでいたと思いますが…

それにしても、その冷静っぷりには、流石は医者だなあと感心したものです。

 

 

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