正確には文章表現力のことです。
最近は何でも動画やスタンプですが、そこに一石を投じつつ、石をぶつけられるかもと怯えている次第です。
考えて文章を書く経験
ケース1。
最近、こんなネットの書き込みをみました。
「ゲームの攻略情報が、いまや動画紹介ばかりになり、攻略本への回帰が起きている」(正確な文章ではありませんらが)といった内容です。
ケース2。
最近、職場のマダムと高校生の娘さんのLINEのやり取りをみました。
マダムからの問いかけや会話のなかで、何かに付けてスタンプで返信されており、文字情報はほとんどありませんでした。
(スタンプ内には「了解」等の文字も入ってますが)
ケース3。
SNSではとりあえず、いいねを押す人多いよね(適当)。
ケース1とケース2(とケース3)も踏まえて、私が最近立てた仮説として、タイトル通り「動画といいねとスタンプで表現力は落ちる」説を紹介します。
まあそのままなのですが、情報を発信する又はコミュニケーションを取る方法として、動画やいいねボタン、スタンプが氾濫していると、文章を考えて文字にするという能力がほとんど必要なくなり衰えるのではないか?という説です。
昔はニコニコ動画なども観ていましたが、コメントは定型文で溢れていました。
「こういうシーンには、こういう言い回し」というテンプレートだらけで、ただの反射でコメントしているだけで、思考は読み取れませんでした。
スタンプも然り、可愛いとか面白いというのは分かりますが、そればかり使っていると、自分で文章、特に感情も含めて、考えて表現することを放棄しているようです。
情報の瞬発力は高いけど
もちろん、情報が一瞬で伝わる量としては、スタンプの方が大きいかもしれません。
スタンプのような感情と文字を表すようなものを、文字のみで伝えようとすると難しいですよね。
動画は必ずしも否定するわけではないのですが、口語&映像で物事を伝えるのと、文章や言葉で伝えるのとでは、やはり仕組みが異なります。
もちろん、身振り手振りも立派なコミュニケーションですが、「通じればいい」と「ちゃんと伝える・伝わる」には結構な距離があり、言語コミュニケーションが重要なウエイトを占めることは間違いありません。
そうやって育つとどうなる?
珍しく真面目に考えると、特に子どものうちからスタンプやら、良いと思ったらいいねボタンやら、と言った文化で育ってしまうのは、少し危険な感じがしています。
簡易過ぎるコミュニケーション、情報伝達手段ばかりで育ってしまった子ども達は、大人になって自分の伝えたいことを自分の言葉で伝えられるのでしょうか?
子どもに限らず「活字離れ」や読解力のなさというのも最近問題になっています。
幸いなことに義務教育も「考える力」を身につけさせるような方向にはなっているようなので、そこで多少は補えるのかもしれません。
まあそういう子達が大人になる前に私は死んでいそうなので、懸念しても仕方ないことですが。
結論
結局何が言いたいかというと、ふなっちょ&けろのLINEスタンプは絶賛販売中ということです。
最近全く宣伝もしておりませんでしたが(してもほとんど効果がありませんでしたが)11月に1つだけ売れておりました。
どこのどなたか分かりませんが、ありがてえありがてえことです。