タイトル通りのお話です。
ショート記事ですので、1分程度で読める分量です。
マフラーができない
マフラーができないというのは、触感の問題です。
よく首がくすぐったいと言う人もいるかと思いますが、私の場合そんな生易しいレベルではありません。
マフラーができないのは、死を予感するからです。
マフラーに限らず首に何かが触れると、反射的に「死ぬ・殺される」という感覚があります。
なので、寝るときに布団を首まで掛けるのも駄目です。
寝ている途中に首に掛かってくると、だいたい誰かに首を絞められる夢を見ていました。
そしてその誰かは、だいたい母親でした。
もしかしたら夢ではなく、幼少期のその体験がトラウマとなってマフラーすらできない・・・という説も無くはないのですが、そこまで重たい話ではないと信じたい。
渡り廊下で先輩殴る
中学生の頃、不意に後ろから私の首を絞める(真似)をした先輩に、反射的に平手打ちことがあります。
私としては防衛本能だったのですが、まああまり良い事ではありませんよね。
その場はお互い穏便に済んだので良かったのですが…
トレーニング
流石にまずいなあと思い直し、以降は少しずつ首に何かを当てて慣らす訓練をしています。
布やひも等、何かを巻いてみたり、何かを当ててみたり。
おかげで反射的に手が出るのは改善されました。
が、今でもふとした瞬間に首に何かが当たった際に「死ぬ」という感覚があります。
マフラーの巻き方すら知らない
そんなわけで、今までマフラーをして生活したことがありません。
訓練の過程で巻いたことはありますが、やはり駄目ですね。
そしてそんな生活をしていると、不幸なことにプレゼントでマフラーを貰うことがあります。
転勤祝いやら、クリスマスプレゼントやら…
その場はわざわざ言うこともないのでありがたく頂戴しておきましたが、だいたい腹巻きくらいにしか使えないものに成り下がり、近いうちに処分されます。
そもそも巻き方すら知らないですしね。
寄る年波と冬
ただ年を取ると、以前よりも冬の寒さに弱くなった気がします。
というわけで、再び首周りの慣れトレーニングを再開しています。
家ではタートルネックの服などを着てみて、辛くなったら脱ぐという状態です。
いつかマフラーをして出かけることがあるのでしょうか?
まあマフラーってそれほど温かくもない気がしていますが。