カフェ巡りのコーナー。どんどどどん。
今回は浅草にある老舗カフェ「珈琲ハトヤ」さんです。
そして今回は廃墟界で有名なヒヤパ(id:hiyapa)さんの情報提供により訪問しております。
浅草駅から徒歩5分ほど、新仲見世通り
今回訪れた「珈琲ハトヤ」は浅草駅から徒歩5分ほどのところにあります。
と言いつつ隣の田原町駅から行ったのですが、そこからも徒歩5分ほどで辿り着けました。
Google Map上では「ハトヤ」となっています。
浅草にはアーケードの有無は別として商店街がたくさんあります。
正直なところ、どこまでがどの商店街なのかもよく分かっていません。
今回訪れたハトヤさんは、新仲見世通りと呼ばれるところに立地しています。
ハトヤと言えば…
「ハトヤ」で調べると、たいてい伊東温泉にあるホテルのハトヤホテルが出てきます。
「伊東に行くならハトヤ、電話は4126(良い風呂)♬」
この歌を30年近く私の記憶に残している時点で、かなり凄いことだなあと思います。
Google Mapで「珈琲ハトヤ」を調べると、先に大田市場内の喫茶店が出てきますが、関係ないようです。
「浅草 ハトヤ」で調べれば一発で出てきます。
100年近い老舗
今回訪れたハトヤさんは、小さなお店ですが、創業開始がなんと1927年。
ハトヤホテルですら1947年開業で(それも長いけど)、もうすぐ100周年を迎える老舗喫茶店です。
元号でいえば昭和2年。戦前ですね。うちの両親も、死んだ祖母すら生まれていません。
珈琲ハトヤは昭和二年に開業しました。
ミルクコーヒー
クリームソーダ
ホットドッグ
玉子サンド
ホットケーキ
ゆであずき
当時から変わらぬ香りと味をお楽しみください。
※ミルクコーヒー頼めば良かった!
鳩のマーク。中は急に静かに
ハトヤという名前なのに、なんとキャラクターはハトです。
外観はこんな感じ。ハトがチュッチュしています。
こういうショーケースがあるお店も、最近はそこまで多くないですよね。
だいたいがボードに写真です。
英語で書かれているのは、土地柄外国人も多いからでしょうか。
ホットケーキは和製英語(?)かどうかわかりませんが、英語ではPancake、日本語メニューにはホットケーキとなっています。
お店は浅草の駅前ですから、周りは結構喧騒に包まれています。
(仲見世通りよりはかなり静かとはいえ)
しかし、店内は急に静かになります。
テレビは付いていましたが、それ以外はほぼ無音。
テーブルが6卓ほどあり、こじんまりとしたお店です。
ミックスサンドとホットケーキ
「玉子サンドが美味しい」という情報を元にここを訪れています。
なので玉子サンドは必須なのですが、せっかくならとミックスサンドにしました。
これは玉子サンドとハムサンドが両方入っています(両方挟まっているわけではない)。
そしてこんなものが来ました。
よくある玉子サンドって、ゆで卵の黄身をペースト状にして、細切れの白身が入ってるパターンですよね(説明下手)。
しかしここでは、どちらかというと卵焼きがそのまま挟まっておりました。
そして甘いかと思いきやけっこうしょっぱめです。これが美味いです。
塩味のまだ温かい卵焼きとパンがよく合います。
そして食卓塩をかけると、塩味かさらに強くなり、これはこれで美味い。
ハムサンドの方はシンプルにハムとカラシのみ。
ハムは薄いのですが、カラシも程よく効いていて食べ応えがあり、これも美味かったです。
そしてパンケーキ。ではなく、ホットケーキです。
英語ではパンケーキだそうですが、ここでは昔ながらのホットケーキです。ホットケーキです。ホットケーキです。
こちらがホットケーキです。2段重ねのホットケーキです。
まずは何もかけず、何もつけず。
表面が少し焦げてパリッとしていて、温かく甘く美味しいです。
バターの風味やメイプルの香りとも一緒に楽しめます。
珈琲はまあ普通っちゃ普通です。
ハトヤのロゴがまたチュッチュしています。
何となく筋肉にも見えてきました。
というわけで、今回のカフェは「珈琲ハトヤ」さんでした。
浅草の喧騒の中で、まずは100周年目指して頑張っていただきたいですね。