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【海外ドラマ】「ミステリーインパラダイス」。南国リゾートで起きる殺人を解決する刑事もの。(原題「デスインパラダイス」)

海外ドラマ紹介のコーナー。今回は「ミステリーインパラダイス」です。

1話完結で、王道の刑事・推理ドラマという感じです。

南国の雰囲気も良いなあと感じます。

 

観ていると毎回オープニングテーマの際に「DEATH IN PARADISE」と出るんですが、どちらが正しいのでしょうか。

※調べたら、原題が「DEATH IN  PARADISE」で邦題が「ミステリーインパラダイス」みたいです。デスが直球過ぎるからかな。

 

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ネタバレもあるので注意してください。

 

 

あらすじ・舞台設定など

時代は現代(2010年代)。

舞台はカリブ海に浮かぶ、架空の島「セント・マリー島」。

その島に、イギリス本土から望まぬ転勤を命じられたのがリチャード・プール警部補。

 

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常夏の島でもスーツ姿を貫くリチャード。

暑さにも文句を言い、すぐにでもイギリスに帰りたいが、仕事は仕事でやらなければならない。

パラダイス=楽園のようなセント・マリー島だが、殺人事件はしょっちゅう起きる。

オノレー署のチームとともに、事件の解決に挑んでいく1話完結もの。

 

登場人物(少しネタバレ)

リチャード・プール

シーズン1~2の主人公。イギリスからやってきた警部補。

友達がおらず、同僚や同級生からからかわれていた。

捜査に関しては優秀で、様々なひらめきで事件を解決していく。

やや潔癖症というか凝り性なところがある。

 

ハンフリー・グッドマン

シーズン3以降の主人公。同じくイギリスからやってきた警部補。

人当たりは良いが何かと不器用で、適当なチラシの裏に捜査メモを書き、しょっちゅう失くしている。

リチャード同様、ひらめきをもって操作の糸口を切り開いていく。

 

カミール・ボーティ

リチャード(後にハンフリー)の相棒的な存在。

リチャードやハンフリーの扱いになれていて、時に喧嘩をしても上手く捜査のアドバイスなどをしている。

島で育ち、母親のキャサリンは島内でバーを経営している。

 

フロランス

カミールの後任の若い巡査部長。

ハンフリーのことをよく理解し、サポートしており、プライベートの恋愛相談に乗ることも。

やたらと露出の高い格好をしていますが、南国の警察ってそんなものなんでしょうか?

 

ドウェイン

シーズン1からのレギュラー。やや不良警官で、昔の仲間にはワルも多い。

その人脈を生かして、裏情報などを仕入れてくることも。

女性とお酒は好きで、ハンフリーに口説き方をレクチャーすることも。

優秀なシーンも多いが、不真面目なせいか年齢はかなり上だが、ヒラの巡査である。

 

フィデル

新婚で真面目な若手巡査。

すぐに巡査長に出世し、立場上ではドウェインより上になる。

その後、シーズン3でオノレー署を去っていく。

 

JP(ジェイピー)

フィデルの代わりに配属された新人巡査。

ドウェインのことを警察学校での伝説の人物だと思っている。

純粋な青年といった感じ。

 

署長

オノレー署の署長で、唯一リチャードやハンフリーの上司にあたる。

権威主義的で、お偉いさんのことを優先していて、いつも難しい顔をしている。

チームからは煙たがられている場面もあるが、気さくな一面もある。

 

王道の刑事・推理ドラマ

刑事ドラマを日本・海外含めてあまり見たことないのですが、1話完結で王道という感じです。

殺人事件が起きる⇒何人かが捜査線上に浮上⇒ひらめいた!⇒全員集めて推理ショー。

解決方法は、あるひとつの違和感からスタートすることが多いです。

殺人現場なのに、おもちゃの兵隊が落ちていたり、ストッキングを握りしめていたり。

そうした違和感や証言、物的証拠が一定以上積み重なったとき、リチャード(ハンフリー)に閃きが舞い降りて一気に事件が解決します。

 

ただ、私が他に観ていた刑事・推理ものの主人公が超人的でしたので、ミステリーインパラダイスの主人公は比較的普通な人物です。

 

【メンタリスト】

www.gk-gk21.com

 

【エレメンタリー ホームズ&ワトソン】 

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なお、1シーズンは8話しかありませんが、1話が50分ちょいと少し長めです。

なので、シーズン6×8話で全48話です。

 

証拠になるの?

一部、ちょっとだけ証拠として弱くない?と思うことがありました。

他にも「密室殺人事件だ!」と騒いでいるけど、死因は毒入りカレーというのも明らかになっている。

カレーを食べるまでの間に自分で鍵をかけたんじゃないの?と思うのですが、延々と密室トリックについて悩んでいたり。

あと、割と共犯(複数犯)が多いです。

「メンタリスト」はやたらと不倫が多いですし、何か作品ごとに特徴がありますね。

 

1話完結はいいけど、あっさり過ぎる面も…?(完全ネタバレ)

ここからはストーリーの根幹の話も触れるので気をつけてください。

 

リチャードがシーズン2で主人公ではなくなり、ハンフリーに代わります。

ストーリー上、シーズン3の第一話で、なんとリチャードが殺害されます。

そこにやってきたハンフリーが事件を解決&着任するのですが…

かなりあっさりと終わっちゃうんですよね。ほとんど他の殺人事件と変わらないまま。

シーズン1~2で主役を張ってきたリチャードが殺されたというのに、その話からは新しく赴任したハンフリーが主人公としてほとんど普通にスタートしていきます。

普通、警察官殺しは徹底的に追い詰めると思うのですが、次の話からは完全に記憶から消えたかのようでした。

 

カミール巡査部長もけっこうあっさりといなくなりました。

フランスでの栄転話で少し迷う場面があり、かつハンフリーはカミールに好意を寄せていたのですが…

いざフランス行きが決まるとそれっきり出てこず(少なくともシーズン5までは)、すぐに相棒がフロランスという女性に代わります。

カミールの母親のキャサリンはレギュラーとして出続けているのに…

 

海外ドラマだと、演者が何かやらかしたのかなと邪推してしまいます。

というわけで、ずっとレギュラーなのはドウェインと署長のみ。

ドウェインは良いキャラしているからいいですね。

 

50分はちと長いけど、面白かったです

1話50分はちょっと長いので、集中して観てないといけません。

 メンタリストもエレメンタリーも40分程度ですし、ジャンルは違いますがビッグバンセオリーなどは25分弱です。

もう少し短いと助かるのですが、だいたい2回に分けてみるのにちょうどいいかなと。

そんなに細かい設定がなされたドラマでもないので、全集中して観るほどでもありませんし。

南国の陽気な感じと、でも必ず人が死ぬ事件と、両方を楽しむ感じですかね。

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(追記 シーズン7を観て)

シーズン7(シーズン6の終わり)ではまた主人公が代わり、ジャック・ムーニーという新キャラになります。

ハンフリーと大きくキャラが変わるとことはなく、リチャードと比べるとやや没個性的でもあります。

変なクセなどもありませんし、普通の良いおじさんという感じ。

純粋に刑事ものを見るという意味では、大人しい主人公でクセはないからいいのかな。

 

(さらに追記 シーズン8を観始めて)

シーズン8になると、何と捜査メンバーでは唯一のレギュラー(署長除く)だった、ドウェインが降板してしまいました。

ストーリー上は、父親と船で旅に出たそうです。

ドウェイン降板も結構ショックでしたが、代わりに加わった署長の姪が天然・感情的・自信家・トラブルメーカーと、私が一番嫌いな感じのキャラクターで…

ドウェイン帰ってきてけろ。

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