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【Zoom】ウェブ会議をするようになって、コミュニケーション能力は上がる?

昨今、出張やら訪問やら来客やらがことごとくNGですね。

うちの会社は経営層が真面目に考えていないため、何のお達しもありませんが、お客さんからはWEB会議を求められる機会が多々あります。

仕方がないので、勝手に社内にZoomを導入して空き部屋で通信していたり、Zoom Video Communicaton,inc の株をちょい買いしたりしています。

というわけで前置きが長くなりましたが、WEB会議について思うこと。

 

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コミュニケーションの量は対面が一番

コミュニケーションには情報量があると思うのですよ。

多い順に言えば、直接対面>電話>メール(文字)です。

「訪問営業・訪問販売はなくなる」 なんて20年くらい前から言われている気もしますが、相手に伝わる情報量というのは直接相対が一番でしょう。

 

それは相手の全体がリアルタイムで見渡せるから。

直接相手と話していれば、相手の目線や表情、仕草、姿勢などから、意識・無意識の差はあっても、相手のことを読み取ることができます。

逆に伝える側からしても、意識・無意識に限らず、相手に情報をより届けることができます。

そういった、伝えたい事実や気持ち、感情をひっくるめてコミュニケーション情報量と表現すると、その量は直接相対が一番多いでしょう。

 

メールでは文字情報しかありませんので、感情表現は難しいです。「(笑)」とか付ければ多少は伝わってきますが、ビジネスメールではなかなか使いにくいです。

事実確認のため、文章と送受信記録という証拠が残りますし、時間をかけて読めるのである意味口頭よりも伝えやすいというのもありますが、リアルタイムの感情表現はできないですしね。

チャットは少しリアルタイムですが、文字にすることでワンクッションは少し入っちゃいます。

 

電話では「言い方」や「声のトーン」、「ぼかし」が使えます。

相手に伝えたことが理解されたかどうか、表情でなら分かっても、電話ではその表情が見えません。逆も然り。

冗談を言っても、表情が分からなければ本気かどうかもよく分かりません。

また仕草や姿勢などは伝わらないので、全裸であったとしても声だけ真面目に話していれば、そんなことは伝わりません(伝える必要もないですが)。

両脚が折れていたとしても、目が潰されていたとしても、それも電話やメールでは伝わりません。

 

対面によるコミュニケーション情報の量を100とすると、電話なら50〜70くらい、メールなら30~60といったところでしょうか。(メールの方が優れた面もあるので)。

 

WEB会議は電話以上、直接相対未満

さて、話題をWEB会議(カメラ付き)に戻します。

WEB会議のコミュニケーション量はどの程度でしょうか。

まず、(ほぼ)リアルタイムの映像があるという点で、電話よりは大きいでしょう。

表情も対面ほどではないまでも見えますし、動きなども分かります。

電話で黙っていると何の間なのか分かりませんが、表情がみえれば「ああ考え込んでいるな」とか分かりますからね。

かといって、直接相対と完全に代替するまでのレベルかというと、やはりそうではありません。

直接相対が100なら、WEB会議は80~90くらいでしょうか。

 

具体的に言えば、「謝罪したいのでお伺いしてもよろしいでしょうか?」とは言えますが、「謝罪したいのでZoomしませんか?」はちょっとまだ言えませんね。

 

なぜ直接相対に追いつかないか?

映像と音声が伝われば、直接相対と変わらない水準だと思いますが、何が足りないのか?

たぶんですが、共有意識が足りないのかなあと漠然と思いました。

例えば、こちらが暑い部屋にいるのに、向こうが冷房ガンガンでいかにも涼しそうにしていた場合、そこに(無意識かもしれませんが)物理的なモノ以上に距離を感じてしまうのではないでしょうか。

同じ空間、感覚を共有することで心理的にも距離が縮まり、コミュニケーションの情報量が自然に増えて、意志疎通が図りやすくなるでしょう。

WEB会議も今はモニターでやることがほとんどでしょうが、VRゴーグルやVRメガネでやるようになれば、今以上にコミュニケーションが取りやすくなるかもしれません。

 

WEB会議にも慣れないと仕方ない

社内で少し実験したところ、うちの会社の老人たちにはなかなかWEB会議はハードルが高いようでした。

とはいえ私も最初は全く慣れず、変に緊張していたものです。

最近は週1くらいでWEB会議をやっていたので、徐々にそういったものにも慣れてきました。

慣れないと、相手と被って話してしまったり、ついいつものトーンで話してしまって上手く聞こえていなかったりということがあります。

言ったことや聞いたことがちゃんと伝わっているか、時々確認しながらやるのがいいんでしょうね。

 

そういった手間も含めると、やはりコミュニケーションの効率も直接相対に比べて7~8割くらいだと思いますが、それでも移動時間やコストが大きく削減できるのはかなりのメリットです。

移動が片道1時間なんてざらですし、ガソリンor電車代もかかりますからね。

ひと昔前は、「聞こえてますか~、見えてますか~」「〇〇さんがログインできてないので電話します」なんてやるのに時間ばかりかかるイメージでしたが、最近は映像・音声もスムーズですし、だいぶ楽になりましたね。

 

ただ、初対面の人とやるにはまだ壁があるかなあと思いました。

気心が知れていれば、むしろどんどん使えるかな。

直接相対の価値も尊重しつつ、状況に応じて使い分けることが大事ですね。

という当たり前の結論で終わり。

 

あ、タイトルについて述べてませんでした。

WEB会議というのは上にも書いたように、少しだけ慣れやコツが必要だと思います。

なので、新しいコミュニケーション方法と認識した方がよいですし、それに慣れるということはコミュニケーション能力が上がると言い換えても良いでしょう。

 

それにしてもWEBカメラの品切れっぷりが凄いですね。

大手家電にも一切なく、昨日Amazonで発注したら一週間待ち。無事に届くかなあ。

 

www.gk-gk21.com

 

 

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