Switchゲーム紹介のコーナー、その31。
今回はメジャータイトルである「二ノ国 白き聖灰の女王」です。
元々はニンテンドーDSで発売された「二ノ国 漆黒の魔導士」というタイトルのリメイクだそうですが、色が真逆のタイトルなんですね。
アニメ映像制作がスタジオジブリ、音楽が久石譲、企画制作がレベルファイブと、大手・メジャーどころが満載。
涙で始まり、涙で終わるRPGだそうですが…最初に言っておくと、私には合いませんでした。
二ノ国のあらすじ
主人公はオリバーという少年。
真夜中、親友のトンボマークが自作した自動車に乗ったところ、タイヤが脱輪して川に転落した。
自分の息子がいないことに気づいた母・アリーは、川で溺れるところを発見し、何とか救い出す。
助けたのは良かったものの、心臓に持病を抱えるアリーは、川に飛び込むという無理したため、そのまま病気が悪化し、命を落としてしまう。
唯一の肉親だった母親を亡くし、失意のどん底にいるオリバー。
しかし母親がくれたぬいぐるみに涙がこぼれた瞬間、封印されていた妖精・シズクが目を覚ました。
オリバーのいる世界が「一ノ国」。
シズクはそのパラレルワールドである「二ノ国」からやってきた。
二ノ国は今、ジャボーという悪の女王に支配されてしまっていた。
シズクの呪いを解けるほど純粋な心を持ったオリバーに、二ノ国を救ってほしいと頼むシズク。
一度は断ったオリバーだったが、衝撃的な事実を知る。
一ノ国と二ノ国では同じ人物が並行して存在し、互いに影響し合っている。
母アリーはアリシアという賢者であり、アリシアがジャボーに封印されたことで、一ノ国のアリーが死んだということである。
二ノ国のアリシアを救う=ジャボーを倒せば、母親が助かるかもしれないと知ったオリバー。
二ノ国に行き、ジャボーを倒す決意をするのだった。
戦闘システムなど
戦闘はフリー移動型&コマンド型です。
縦横無尽に走りつつ、「こうげき」や「魔法」で戦っていきます。
動画の方が伝わりやすいので、興味がある方は公式サイトを。
またオリバー自身だけではなく、「イマージェン」と呼ばれる自分の分身で戦うこともできます。
そうして敵を倒し、レベルを上げて成長していきます。
なおバトルは原則としてシンボルエンカウントです。
私は心が汚れているので…
最近、ディズニーの人間の(悪い意味で)豊かな表情の変化と、ジブリのセリフ回しが好きではない私にとっては、ちょっとイマイチです。
(それは事前に分かっていたのに何故買ったかと言えば、セールで1000円だったからです)
そして何より、この関西弁が世界観をぶち壊していると感じました(関西の人ならいいのか?)。そして変にボケを入れようとするせいで、めちゃくちゃセリフがクドイ。
半分以下で済むところを、無駄な会話で長々として、間延びした感が否めません。
それ以外にも、全体的に動きがもっさりとしているんですよね。
特にフリー移動できる戦闘システムですが、足も遅いし攻撃モーションもゆっくり。
相手の攻撃をかわして懐に入り込みヒット&アウェイ!みたいなことは全然できませんでした。(後に出来るのかもしれませんが…)
シンボルエンカウントも避けきれませんし…
それに少年キャラ自体があまり好きではない(基本的に子どもが強い設定が好きではないので)うえ、イマージェンのデザインも妖怪ウォッチ感があり…
これで戦っていこうというやる気が起きませんでした。
と、貶してばかりいても仕方ありません。
音楽は久石譲さんですが、これは良いですね。
もののけ姫の音楽とか結構好きだった気がします(具体的には忘れてしまいましたが)。
心が綺麗な人はやるべき(かも)
ここまで書いて、ざっと評価・レビュー記事などを見てみると、かなり評価の高いゲームみたいですね。
だからこそ、マルチハードで発売されているのでしょうし、続編も出ているのです。
日本だけではなく、国際的にも一定以上の評価を得ているようです。
私では、シズクにかかった呪いを解くような純粋な心は持てないでしょう。
そんな私には根本的に合わなかったというだけで、恐らく多くの方には笑いあり、感動ありの名作だと思います。
それにプレイ時間は1時間ちょっとしかやってませんので、これから超面白くなるのかもしれませんよ。
でも、面白さは君の目で確かめてみてくれ!
それにしても、オリバーからすると、間接的とはいえ親友マークのせいで母アリーは死んだわけで、その辺の心理はどうなったんですかね。
親友に母親を殺された気分だったのか、あるいは。
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