ひとり旅の再開はまず近場から…と思い、熱海~強羅の辺りを軽くふらふらしました。
MOA美術館という名前は聞いたことはあったのですが(MOEだと思ってましたが)、熱海にあるとは全く認識していませんでした。
別の目的地があったのですが、せっかくなので寄ることに。
結果としては寄ってみて良かったですたい。
(一度上げた記事ですが、バグってしまって新規投稿しました。☆等いただいた方は失礼しました)
MOA美術館の場所
MOA美術館は静岡県熱海市。最寄り駅は熱海駅です。
今回は車で行きましたが、熱海駅って東京から新幹線だと45分で着いちゃうんですってね。
細かい場所は、館内のカフェを巡った記事にも書いてますのでご参照ください。
最初にたどり着いた第3駐車場は満車ということで、第1~2駐車場に行ってくれと言われました。
正確には「満車みたいなものだから、停めないで」と言われました。みたいなもの?
が、この地図ではさっぱり何一つ分からず。
ものすごく急坂&カーブが多い上に道が狭いエリアにあるので、カーナビもほぼ役に立たず、結局たどり着けませんでした。
目的の駐車場にはつけなかったのですが、瑞雲館(?)みたいな名前のところにたどり着きまして、駐車することができました(正規の駐車場じゃなかったらすみません)。
一応、看板で「MOA美術館 近道」とあったので、恐らく大丈夫なのでしょう。
アップダウンが激しい場所にあり、行きは基本的に登る必要がありますが…
この石段が、雨のせいもあって、めちゃくちゃ滑ります。
これまでの人生で一番くらいに滑ります。
帰り(下り)の際は尻をしたたかにぶつけまして、かなりげんなりしていました。
登り切ったところで、結局は元々の第三駐車場付近に戻ってきました。
MOA美術館に入っていく=ひたすら上がる
そんな駐車場&階段の愚痴はさておき、ここがMOA美術館の入り口です。
第3駐車場方面でチケットを買うと、かなりの高さをエスカレーターで登っていくことになります。
ただ、何個かのエスカレーターでひたすら上って行くというのは、世界が変わるような気がしてなかなか楽しいものです。
体感的には、30~50mくらいは上がるんですかね。
後半には、天井にプロジェクションマッピングで万華鏡のような空間が広がっていました。
ちなみに、MOA美術館はほぼ撮影OKのようです。
MOA美術館の展示
展示は版画特集でした。
タイトルは「没後70年 吉田博木版画展 自然への憧憬」です。
残念ながら2020年7月6日(これを書いている時点であと1週間)で終わってしまいますので、逆にネタバレしても大丈夫かなと思います。
木版画っていうと、古いものが浮かびますし、白黒のイメージでした。
しかし、今回展示されていたのは思った以上にカラフル。
そして世界の有名な景勝地などがモデルとなっていました。
こちらはグランドキャニオン。
版画ならではとして、刷る色を変えれば印象がガラリと変わるもの。
こちらはスフィンクスの昼。
そして夜。
同じ版木から、このように全く違った絵が生み出されます。
タージマハール。
日本の風景もありまして、こちらは亀戸。スカイツリーが無い。
姫路城。
版画、特にこういうカラフルなのはそんなに見たことなかったのですが、ものすごく立体感があるように感じました。
版木の方も見てみたかったですね。
MOA美術館の空間・雰囲気について
MOA美術館もかなりの高台にあるため、眺めは良好です。
熱海城もチラリ。あの隣には秘宝館があるんだなあ。
美術館そのものの外観も立派です。
上下にはかなり広がっていますが、面積はそれほどでもありません。
ただ作品の間隔もかなり広めで、見やすい展示でした。
展示室への入り口の自動ドアも、こんな感じで少しオシャレ。
そしてなぜか秀吉の金の茶室が設置されていました。
撮影禁止と書かれていた気がしたのですが、前にいた人たちが撮りまくっていた&警備の人が何も言ってなかったのでOKっぽかったです(違ったらすみません)。
そして能楽堂まで設置されていました。
能って観たことないので、一度くらいは体験したいところです。
そして飲食・茶室が外にもあり、そこは苔むした緑あふれる場所でした。
けろ隊の緑とも相性が良さそうです。
そんな感じで、MOA美術館はスイーツも含めて中々に楽しめました。
あまり熱海に行く機会も少ないのですが、こちらはいつかまた再訪したいですね。
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